1.お父さんはどのタイプ?母親の発達障害の子育てを理解しない父親のタイプ
発達障害のお子さんの子育てをする上で、旦那さんや周りにいる人との連携は必要不可欠です。
まずは、一番身近にいる旦那さんにこそ、協力してもらいたいですよね?
でも、実際は旦那さんを味方につけるのに苦労することはありませんか?
この記事では、発達障害の子どもとのやりとりに、お父さんが”横やり”を入れてきたらどう対応したらいいのか?という問題についてお話しします!
発達科学コミュニケーション(発コミュ)では肯定的に子どもと関わることで、発達の特性による困りごとを減らしていきます。
お母さんが発達障害のお子さんに対して、発コミュ的対応で
・できていないことをスルーして
・ガミガミ言わずに
・行動が切り替わるのを待って
・褒めようと思っている
ところへ…
お父さんが、
「お前、いつまでゲームやってんだ!」
「いい加減、勉強しろ!」
と、かなりヒートアップした状態でカミナリを落としてくる…というお悩み。よくあるんですよね。
なぜこれが良くないのかは想像つきますよね。
肯定的な関わりを増やそうとお母さんが一生懸命、対応しているのに、お父さんがそれを打ち消してくる(笑)。
否定的な関わりは、子どもの自己肯定感を低下させてしまいます。
さらに、お父さんとお子さんのバトルがヒートアップすることも…。
もし、お父さんが子育てに協力的なタイプなら、一緒に発コミュ的対応に取り組んでもらうのが一番オススメですが、残念ながらこのタイプのお父さんは少数派!
多いのは、
1.「我関せず、子育てお任せタイプ」
2.「オレがルール!オレ様タイプ」
という2つのタイプです。
1 の「我関せず、子育てお任せタイプ」は実害が少ないです(笑)。
ただ、ワンオペになりがちなので、お母さんが大変なのは変わりありませんが、お母さんが発コミュ的対応を増やすことに、大きな影響がありません。
大変なのは2の「オレ様タイプ」です。
では、これから2の「オレがルール!オレ様タイプ」のお父さんへの対応策をご紹介しますね!
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2.オレが正しいんだ!タイプのお父さんにお母さんができる対応とは?
このようなタイプのお父さんへの対応は、何もしなくていい!です。
お母さんはお子さんの困りごと解消に全力を注いでください。お父さんは、一旦放置です!
ただでさえ大変な発達障害の子育てをしているのに、同時にお父さんを教育するのは、お母さんのキャパオーバーの原因にもなりかねません。
まずは、お子さんとお母さんの信頼関係をつくることに注力します。
お子さんとお母さんの信頼関係が出来ていれば、お父さんが横槍を入れてきても、お母さんが「あなたのいいところはわかってるよ」と言ってあげることでお子さんも落ち着きます!
お母さんがお父さんの攻撃から、お子さんを守ってあげる壁になってあげてほしいのです。
お父さんが理解を示さず、攻撃的であればあるほどお母さんの存在がモノをいいます。
もし、お父さんが「俺のいうことが聞けないのか!」というオレ様タイプなのであれば、なおさらお母さんが壁になってあげてください。
お父さんがどうであろうと、お母さんが発達障害のお子さんを肯定して伸ばす対応をしていくこと、ここからスタートしましょう。
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3.発コミュ的対応で子どもだけでなく、お父さんも丸ごと変えちゃおう!
お母さんの対応を変えてお子さんが変わってくればこっちのもの!
お父さんも「あれ?その対応でもイケるの?」と思い始めます。
基本的にオレ様なので、すぐにキャラが変わることはないと思いますが、10回に1回くらいは子どもを褒めてくれたり、ガミガミ言わずにお子さんと話をすることもあると思います。
そのときがチャンスです!
今度はお父さんに発コミュ的対応を発動してみてください。
あとで小さい声で
「さっきは、ああ言ってくれてありがとね」
「●●(子どもの名前)も嬉しそうだったね」
と言ってあげると、お父さんの「良い行動」が定着しやすくなります。
発コミュって発達障害の子どものためのものでしょ?と思われがちですが、脳の成長を加速するためのコミュニケーションがベースなので誰に対しても使えるんです!
脳の成長がゆっくりな発達障害の子達に効果があるものなので、実は、それ以外の人の脳にはもっと届きやすい、変えやすい!方法なんです。
発達凸凹キッズの子育てについてまわる「お父さん問題」、お母さんの発コミュ的対応でうまく乗り切ってみてくださいね!
執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
お子さんだけでなく、家族の関係も良くなる!発コミュ対応、発信中です。