1.注意されても同じ事を繰り返す…聞いているはずなのに、なぜ変わらないの?
「何度同じ事を言っても聞いてくれない…」とイライラすることはありませんか?
子どもに言っても変わらないのは、「やろうとしてくれない」のではなく、
実は「聞けていない」からなのです。
先日、発達科学コミュニケーションNicotto講座のスタディコンサル(オンライン勉強会)が開催されました。
今回は、“聞く力を伸ばす”をテーマに講座生が実践したレポートをシェアします!
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Nicotto講座生 三吉さん
(中学2年生、ASDタイプの男の子のママ)
三吉さんは、息子さんのこんなことに困っていました。
通級指導教室などで先生と面と向かって話す場面になると、不安が高まり、
机の上の物を触ったり姿勢が崩れたりして「聞く姿勢」が取れず、
注意を受けてしまう。
注意されるとその場では止められるものの、
次の機会にはまた同じ事を繰り返すということが続いていました。

そこで三吉さんは、子どもの「聞く力」を脳の仕組みから「伸ばす」作戦を考え実践してみることにしたのです。
すると!
何度学校の先生に注意されても直らなかった話の聞き方が改善!
いったいどういう作戦をしたのでしょうか?
次でお教えしますね。
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2.勉強会で学んだことを実践したら子どもが変わった!
三吉さんが意識したのは、子どもが「聞く耳」を持っているタイミングで伝えることの大切さでした。
「注意する」のではなく、伝えたい話を子どもの興味のある話=自分事にできたらどうだろう?
そう考えた三吉さん。
息子さんが関心を持っていた進路の話をするタイミングで、
「高校入試では面接があるから、先生と姿勢よく話せると練習になるね」と声をかけました。
するとこの話は息子さんの中で“自分事”となり、
次の通級指導教室では、手を動かさず、姿勢を正して話を聞くことができたそうです。

姿勢が崩れそうになったときも、
「面接の練習だね」と声をかけると立て直すことができました。
注意だけでは変わらなかった行動が、タイミングと伝え方を変えることで行動につながった実践でした。
三吉さんがタイミングと伝え方を変えたときに意識したポイントは、『子どもを興味を持っているかどうか』です。
まだ未熟な子どもの脳は興味のないことには力を発揮できません。
だからこそ、興味を惹くタイミングと伝え方が大事なんですね!
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3.「やりたくない」のではなかった!「聞いて行動できる」脳を育てるコツ
スタディコンサルでは、三吉さんの発表を聞いたあと、
講座生全員で
・自分がやっていなかったことや三吉さんとのギャップ
・自分の家庭に置き換えてできそうなこと
を考えていきました。
講座生からは、
「聞くタイミングを考えずに話していたことに気づきました」
「自分事になっていないから聞いてもらえない、という視点が新鮮でした」
「まずは興味を持ってもらう“種まき”をしていきたいと思います」
といった声が上がりました。

さらに最後には、パステルジャンプ主宰あき子先生からのアドバイスも。
✔ 不安を落ち着かせるルーティンを用意しておく
(ガムやグミなどで、運動や感覚の脳を刺激するのもおすすめ)
✔ うまくいかないときの“別ルート”を用意しておく
(視線が難しければ、ネクタイの結び目を見るなど)
不安が強いとき、自分事になっていないとき、脳は“聞く準備”ができていないのです。
聞くタイミングと伝え方を変えるだけで、子どもの行動が変わっていく。
それを実感できた、学びの多い勉強会となりました。
いかがでしたか?
今回の勉強会レポートが、お子さんへの声かけや関わりを見直すヒントになればうれしいです。
\同じ事を繰り返す子どもに、「どう声をかけたらいいの?」と迷ったら…こちらの記事も参考にしてみてください/
執筆者:パステルジャンプ編集部 寺西わかな
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