「学校に行きたい」と言ったのに動けない子。その背景にある不安と、再始動がスムーズに進まない理由を解説します。立止まったときに育てたい力と、家庭でできる具体的なサポート視点をお伝えします。
1.「学校に行きたい」と言ったのに動けない…その繰り返しに悩むママへ
冬休み中は
「3学期は学校に行きたい」
と言っていたのに
3学期に入って
結局登校できていない…
少し元気そうな日に
学校の話題をだすと
そこからまた一気に
無気力モードになっていく。
このやりとり
一体いつまで続くの?!
…と途方に暮れるママに
1つ新しい視点を
持っていただきたいと思い
この記事をお届けします。
本人が”学校に行きたい”と
言った時に必要なのは
背中を押すことだけではなく
同時に訪れる
不安のサポートを
理解しておくこと、です。
「学校行ける?行けない?」と
ハラハラする毎朝がグンっと楽になります!
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2.「行きたい」の裏側で、子どもが戦っている不安
”行きたい”と思えたことは
大きな変化です。
ですがお子さんは
「本当にできるかな」
「失敗したらどうしよう」
「友達に変な目でみられないかな」
こんなたくさんの不安と
戦っています。
不安が勝ると
「やっぱり無理」と
行動にブレーキをかけてしまうのです。
回復や再始動のステップは
右肩上がり・一直線に
進むわけではありません。
動こうとする
↓
不安がでる
↓
止まる
この繰り返し。

この止まった時に
「自己否定しないチカラ」
「立ち直るチカラ」が
お子さんに育っているか
そして、それを支えるサポートが
できているかが、実は大切なのです。
3.再始動を支えた関わり方と、家庭でできる2つのポイント
Nicotto講座生のSさんは
これを理解したうえで
お子さんとの関わりを
もう一度見直しました。
すると
朝は自分で起きられなかった、
起こしてもソファでゴロゴロ状態
だった娘さんが
「明日の朝は○時に起こして」
「その時にこの曲をかけてね」
「朝ごはんはこれを食べたいな」
といって
時間通りに起きて
家族と朝ごはんを食べるように
なりました。
学校についても
「ママ、○時間目からいくから」
と自分から話題にするようになり
出発時間に向けて
自分で準備ができるようになりました。
Sさんが
学びを活かして
おうちで実践した2つのポイント
1)肯定の仕方を間違えないこと
学校に行った=すごいね
学校を休んだ=ほめるところがない
これをやめました。
学校の話題も
いちいち出さない。
やったのはお母さんが
明るい雰囲気で
家で過ごすこと。
(鼻歌、明るい声)
それだけで
「私が学校に行かないことで
お母さんに悲しい思いを
させているんじゃないか」と
いう余計な心配や不安を
お子さんに感じさせることがなくなります。
これは立派な「肯定」です。
学校に行っても行かなくても
自分が否定されない空気を
つくってあげること。
2)不安を増幅させない
朝時間、夜時間の
過ごし方をすること。
朝はお子さんにとっては
「辛い時間」です。
その時間に「起きなさーい!」
の声かけはストレスです。
・好きな音楽をかける
・コップ1杯の水を飲む
(できることから行動する)
・足裏マッサージ
(スキンシップは落ち着く効果あり)
じわりじわりと
心地よい刺激を届けて
「起きる」準備をサポート。
そして朝の快適な目覚めには
その前日の夜の感情を
整えておくこと、これも大切です。
これが全てではありませんが
今日から実践していただける
ポイントの一部をご紹介しました。
外に出たり
学校に行こうとすれば
必ずストレスがかかります。
だからダメージを受けて
立ち止まることもあります。
そんな時に
「ダメだった」と
落ち込むのではなく
「ここまではできた」
「前より早く立ち直れた」
この経験をどれだけ積んでいけるか
これが再始動に必要な
ストレスに対応する力を育てる
重要な視点ですよ。
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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