緊張するからいい結果が出せる!スポーツの試合、試験本番前などに緊張しやすい子どものおうちでメンタルトレーニング

スポーツの試合、試験の本番前など誰でも緊張しますよね。この緊張をうまく利用していい結果を出すためのメンタルトレーニングがおうちでできたらいいなと思いませんか?お子さんのメンタルはママが整える方法を特別にお教えしちゃいます!

1.試合や本番前にメンタルトレーニングをすれば緊張しない⁈

アスリートキッズや緊張しやすい子どもが本番で力を発揮するには、毎日”柔軟性”を育てておくことが大切です!

どうやって?と思われますよね。

それは、お母さんが、メンタルトレーナーになっちゃうのです!

メンタルトレーニングって専門家でしょ? なのに、お母さんがやって効果があるの?と思われるかたもいるかもしれません。そう思われるのも無理はありません。

たくさんの学びをしてきて、資格を取得されてさらに実績を踏まれて経験豊富! もちろんプロですから、その時の問題は解決できるでしょう。

月に数回会って話を聞きながら様子を見ながらメンタルのトレーニングをしていきます。

しかし、試合や本番前だけ数回トレーニングしただけでは実は”量”が足りません。

おうちで、子どものコンディションを毎日把握しているママがやるからこそ、根本的なチカラにかわっていくのです!

私が、スポーツを頑張るわが子のために、試合前の緊張をどのようにトレーニングをして結果につなげているかお伝えしますね。

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2.トラウマが緊張しやすいこころを作っている

わが子は女の子2人男の子2人の4人きょうだいです。

長男は高校2年生 野球部、次男は小学校4年生 野球スポーツ少年団で、どちらも野球をやっています。

長男は緊張しないタイプかと思っていましたが、根は真面目でストイック。

緊張の中でも、過去のトラウマ的な打てなかった時のイメージや、あれが獲れていたら勝てていたかもしれない… そんな過去の失敗した経験が試合前や試合中に思い浮かぶようです。

ですが、うまくいった時ももちろんあるわけで、うまくいかなかった過去のネガティブな記憶ばかりが肝心な時にトラウマのように上がってくるらしいのです。

肝心な時にこんなマイナスなイメージが浮かんでくると、集中できるはずがありません。

そんな緊張しやすい子には、もっと気持ちを楽にして、緊張してもいいから自分ができていることに気づかせてあげる必要があります。

いつもの自分に自信が持てて柔軟性を身につけ、感情と行動の切り替えができる子になるように、おうちで毎日接しているママがメンタルのトレーニングをしてあげること。

これこそが、試合前、試合中の緊張を結果につなげる戦略なのです。

3.緊張する場面以外のところでママがやってあげられること

試合の後に「~ができなかったね」など、できていなことばかりにフォーカスされると子どもの脳は情報をシャットアウトしてしまう仕組みになっていて、それがトラウマとなったりもします。

その嫌な情報が「自分はダメな人間なんだ」「どうせオレなんて」と自己肯定感を低めてしまい、脳が成長しにくい状況を作ってしまっています。

そんな時には、野球と関係ないところで自己肯定感を高めていく声掛けをしていきます。

試合の時、試合の前後だけでなく、おうちでの普段の生活の中でも、できていることをしっかりと伝えるようにします。

例えば、テストの成績で言うと
「テストの成績は✖︎✖︎かもしれないけど、ここ!の単元はこんなにできてるね!こういう問題は得意なんだね。」とか「英検落ちちゃったけど、○○点もとれててあとちょっとだね!」

日常生活のことでは
「部屋は少し散らかっているけど、タンスの引き出しは整理整頓してあるよね!」

など、とにかくできていることを言葉の最後に日々伝えていきます。

ママが毎日子どもの良さを伸ばす対応をしていると、子どもは「自分はこれができる!」と自信をつけていきます。

自己肯定感をアップさせておくことで、本番で緊張しても自分はできると信じて、あれができた!と思えるようになります。


できたが増えると、緊張しても不安がなくなります。

こうしてママがメンタルトレーナーになることは、スポーツだけでなく、子どもの自立にも役立ちますよ。

ぜひチャレンジしてみませんか?

執筆者:遠藤有里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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