だらけがちな夏休みの過ごし方を変えるために!子どもが自分で動きだす夏休みにするポイント

学校が休みになると子どもについガミガミ言ってしまっていませんか?「ガミガミ言わないとやらないんです!」というのは実は誤解です。子どもが自分で動き出すためのポイント、教えちゃいます!夏休みの過ごし方、今までと変えることができますよ!

1.学校が休みになると子どもにガミガミ言ってしまいませんか?

いよいよ夏休みが始まりますね。

お母さんの理想は、宿題もお手伝いもして、遊びも主体的に、テキパキ行動する子どもかもしれませんね。

理想とは違ってダラダラしている子どもを見ると、つい、あれこれ「やりなさい!」と言いたくなってしまいます。

「だって、ガミガミ言わないとウチの子やらないんです!」そう思っていませんか?

実は、それ誤解です!

お母さんが「〜しなさい!」を連発しても、子どもはその必死さ、ダラダラしている自分への否定的なまなざしを感じて、聞き流す癖をつけていきます。

お母さんが感情的に伝えると、子どもも感情的に反応してしまうのです。

子どもの脳が否定的な感情をキャッチすると、行動を司る脳が「もう動きたくありません!」と拒否してしまうのです。

お母さんが、どんなに指示を出しても、ちっとも響かないのはそのせいです。

2.お母さんが変わると子どもの行動が変化します!

これは、グレーゾーンのわが家の息子のコンディションが悪かったときの話です。

朝から、明らかに「オレ、今日、やる気ないからな!」というオーラを全身から出しているのです…。

私はその日、軽く指示を出したものの、息子の様子を見て「今日はダメな日なんだな」とすぐに判断し、自分の仕事に専念しました。

すると自分の気持ちの整理がついたタイミングで、息子がごそごそ動き出して宿題を始めるではないですか!

そして「今日のところまで終わった」とボソっと報告にきました。

このエピソードの対応ポイントは2つ

1つはガミガミ言わないこと。もう1つは、子どもの様子をよく観察することです。

3.夏休みはお母さんの〇〇封印で過ごし方を変えるチャンス!

子どもに行動を変えてほしいなら、お母さんがまずガミガミを封印する日を作ってみてください!

そしてお子さんの様子がどう変わるか、観察してみませんか?

「こんなことで本当に変わるの?」と思うかもしれませんが、モノは試しです。

少しやり方を変えて様子を見る、というチャレンジをお母さん自身にやってみていただきたいと思います。

指示したりガミガミ言わないで、普通に会話をするだけの日を作るのです。お子さんがダラダラしてやっていることを否定せず、観察していると、自然と感情的でない会話が生まれます。

「今日、涼しいね」
「7時のテレビで面白い特番やるんだって」

そんな何気ない会話をしてみてください。これをやるには、お母さんが理想を手放す必要があります。

「今日は何もやらなくても仕方ない!」と腹をくくって、お子さんの様子をじっくり観察してみてください。

観察していると、「今はダラダラしてやる気をためているんだ」とか「今は子どもなりにゲームを研究中なんだ」と子どもの状態がわかるので、戦略的に放っておくことができます。

お母さんがガミガミ言わないでいると、子どもが自分でできることをやりだしたり、自分から話しかけてきたり、子どもの行動に変化が出てきます!

発達障害グレーゾーンの子は、得意・不得意の凸凹がありますよね。

ついお母さんも「できないだろう」と心配して、あれやこれや言ってしまいがちですが…本当は、できることも沢山あるんです!

できることなのにガミガミ言われると、やる気がなくなり、意地でもやらない!となっているだけかもしれませんよ!

ぜひ、この夏休みは今までのやり方を手放して、1日でもこの方法を試してみてくださいね。

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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