【夏休み特集】ゲームはできるのに 生活のことは『あとで』…不登校キッズの「やってみようかな」が増えていく関わり方
HSC(敏感なタイプ)不登校・登校しぶり

夏休みが終わるのが憂鬱…繊細な女の子が学校に行きたくなる言葉|自信がめばえるオススメ2選!

繊細すぎるHSCの女の子の不登校や行きしぶりには、自信をつけてあげる言葉に工夫が必要です。学校に緊張している女の子の心をほぐして夏休み明けの学校に行きたくなるような言葉をお伝えします。

1.新学期学校行きたくないな…が出てくる時期

夏休みも半分を過ぎましたね。お休み中みは、お子さんはたくさん楽しく過ごせていますか?

「夏休みは良かったな〜。あぁもうすぐ新学期、学校行きたくないな…」とつぶやいている様子はないですか?

または、1学期学校には行けなかったのだけど「新学期こそは頑張って行く!」と緊張を募らせている子はいませんか?

そんな様子を見ていると、お母さんはだんだん心配になってきますよね。

「このままだと2学期は休みたいって言うんじゃないかな…」
「楽しい夏休みを過ごさせてあげたのになぜ?」
「今から緊張しすぎてストレスになるんじゃ…」

と。

そんな不安から、
学校が楽しみになるような声かけを考えたほうがいいのか。
それとも家で落ち着けるように無理をさせないほうがいいのか。

判断に迷い始める時期だと思います

学校が苦手と感じるお子さんの中には、発達の特性があったり、Highly Sensitive Child(HSC)という人一倍敏感な子と呼ばれる子ども達がいます。

HSC・人一倍敏感な女の子が学校を苦手と感じる理由を知ると、2学期直前にママがどんなサポートをしたらよいのかが見えてきます!

お母さんだからこそできる、HSCの女の子の不登校や学校への苦手感の乗り越え方をお伝えします。

「学校に行きたい」と言うのに動けない…
▼ストレスへの耐性がまだ育ってないだけでした


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2.「良い子にしなきゃ」のプレッシャーが不調の原因

繊細な子ども達は、感受性が高く、周囲の大人や友達の話をよく聞いています。

話だけではなく、表情や声からその人の気持ちもキャッチして相手に合わせようと神経を張り巡らせて緊張しています。場所の雰囲気にも敏感で、その場の雰囲気に合わせて慎重に行動します。

日本の学校という場所は、静かに先生の話を聞いて、手をあげて発言し、友達とも仲良く遊び、給食も残さず食べて、宿題をしっかりすることが素晴らしいという暗黙の「良い子像」があります。

そんな学校で求められている理想に近づこうと、必死に頑張って学校で過ごしているのです。いえ、頑張り過ぎているといっても良いでしょう。

「静かにしていなきゃ先生に怒られちゃうかも」
「勉強に遅れないようにしないと怖い」
「友達に頼み事をされたらしてあげないと喧嘩になっちゃうかも」

ありとあらゆることを心配が頭の中に湧き上がってきて、その心配が現実化しないように日々失敗しないように頑張っているのです。

そんな状態では、学校が心から楽しめる場所ではなくなってしまいますね。

更に、女の子の場合はお母さんの気持ちにもとても敏感で、お母さんの期待に答えようと頑張ってしまいます。

「お母さんは私が学校に行ったほうが嬉しそうだな」
「やっぱり不登校になったら嫌だよね」

と感じ取っているのでしょう。

中には体調を崩しても頑張り続けてしまう子もいます。口では「学校行きたい」と言うものの体が動かない、朝起きられないという事態になって本格的に不登校になっていく場合もあるんです。

3.「お母さんのために学校に行っている」と言われてショックだった経験から気づいたこと

我が家にも、人一倍敏感だなぁと思うHSC傾向のある娘がいます。

小学5年生の頃の夏休み明け前のエピソードです。

お友達関係が複雑になってきたり、勉強が難しくなってきたり、高学年として落ち着いた行動を求められたりするお年頃でした。

我が家にはその2年前に不登校になったお兄ちゃんの影響もあり、娘は何度か行きしぶりをしたり、体調を崩してしまい何日も長期間休むことが時々ありましたが、その都度娘と対話を重ね登校していました。

そんな娘の夏休み、娘はどう過ごしていたかと言うと、好きなことを思う存分やっていました!

海へ行ってはしゃいだり、バーベキューしたり、バドミントンをしたり。お家では、iPadのアプリで物語を作ったり、YouTubeを見たり、TikTokを見て踊ったり。

そのときの表情は、とても穏やかで純粋で見ているこちらもホッとできたお休み期間でした。

そんな心のリフレッシュができていた夏休みで、微笑ましく感じていたものの、私の中にフッと心配のタネがちらついてしまいました。

2学期の学校生活が心配になってきてしまったのです。

学校からの宿題も少なくほとんど勉強することなく休みが過ぎていき…
2学期に入ったらしんどくなってしまうのではないかな?

大幅に生活リズムが崩れていたわけでないけれど、だんだん寝るのが遅くなってきて…
2学期から朝起きるのが辛くなってしまうんじゃないかな?

そんなちょっとの心配が小言と、表情に出てしまったのでしょう。

夏休みのある日、ちょっとしたことでイライラした娘がこんなことを私に言ってきました。

「学校はじまるの嫌!私はお母さんのために学校行ってあげてるだけなんだからね!」

今までも不登校の危機を迎えては娘と話し合って乗り越えてきたと思っていただけに、大ショック!

「娘と分かり合えていたと思っていたのは私だけ⁈」
「なんだ⁈その言い方は!」

と心の中で動揺してしまいました。

けれど、娘だけではなく私自身も「学校でちゃんとやってほしい」という気持ちがまだまだ残っていたのかなと反省させられた言葉でもありました。

ここから、想いを新たにし、日々の声かけを意識して変えていきました。すると、娘は2学期も元気に学校へ行くことができたのです。

この子が動き出したのは
▼特別な子だったからじゃありません

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4.ママだから効く!ありのままの自分に自信を持てて学校に行きたくなる声かけ

ついつい学校に行けるかどうか心配しすぎて、あれこれ学校のことについて確認したくなると思います。お母さんの心配は子どもに伝わるので、ここは我慢です。

子どもが自分に自信を持てるような声かけこそ、新学期前のHSC女子には必要なんです。

◆女の子に効く褒め言葉は王道だけど『可愛いね』

心配性の子ども達と接していると、

「うまくできたね!」
「勉強できてるね!」
「しっかり準備していいね!」

などと、学校に関わることについての褒め言葉が多くなってしまいがちではないですか?

増やして欲しいのは、「可愛いね!」の言葉です。

着替えたら、「可愛いね」
笑っていたら、「いい顔、可愛いね」
お風呂上がりに、「さっぱりしたでしょう、可愛いよ〜」

と、鬱陶しいと思われない程度に「可愛いね」と褒めます。

あまり真剣に言い過ぎると思春期に入った女の子だと「気持ち悪い」と思われそうなので、明るく軽くさらっと伝えるのがおすすめです。

これは、何か行動したから褒められるわけではなく、「あなたの存在が大切だよ」というメッセージです。

女の子って「可愛い」と言われるのは嬉しいものです。

心が明るくなって、可愛く支度をして学校へ行きたいなと思えるようになっていきますよ。

◆質問作戦で会話を引き出し『素敵だね!』と褒める!

勉強や課題の提出等、学校で評価されやすいことではないことで、子どもを褒めてあげましょう。

例えば、ダンスが好きだったり、スポーツが得意だったり、空想遊びが好きだったり、工作が好きだったり、無理に頑張るのではなくその子らしく楽しめるものがあると思います。

我が家の場合、iPadのアプリを使ってお家を作ったり家族を作ったりして空想遊びを再現することが好きでした。

遊びがひと段落したかなと思う頃に、

「今日はどんなお家作ったの?可愛い家族はできた?」等と質問します。

「今回作ったお家ではこんなことができて〜」
「○人家族で、○人兄弟でね〜」

と、お話をしてくれます。

小さな頃のお人形遊びの延長のようなものですが、そのように言葉で説明してくれることで自分を癒してくれる効果もありますし、言語能力を高めることもできます。

話してくれたら、

「素敵だねー!想像力が豊かだね。自由に考えられるのは楽しいよね!」
「これからの時代、自分で考えて動ける人が成功するって言われてるんだよ〜」

と褒めてあげるようにしました。

自分の本当に好きなことを褒めてもらえると、学校への心配ばかりに目を向けていた傾向が弱まっていきますよ。

我が家の地域は夏休みが終わるのが少し早く、娘も最終的には可愛い服を選んでしっかり準備をして2学期学校へ行くことができました。

いかがでしたか?

学校に不安を抱いていたり行きしぶりが見られている女の子には、

「学校で何もかも優秀じゃなくても、私は大丈夫なんだ!」

という自信をお母さんがつけてあげてください。

学校だけでなく、これから生きていく中で困難にぶつかったときに乗り越える力を授けてあげることができますよ。

▼繊細な子の“動けない理由”に合う関わり方を、もう少し深く知りたい方へ。

執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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