朝から癇癪!お子さんの登校しぶりに悩んでいませんか?
長期休みが終わり「今日学校行きたくない!」朝の登校前に癇癪が増えたと感じていませんか?
休み中は穏やかだったのに学校が始まった途端、朝が大変になる…
泣いたり、怒ったりする我が子を前に、ママも朝からくたくた。
「私の育て方のせい?」と自分を責めてしまうことも少なくありません。

では、どうすれば朝元気に「行ってきます!」と登校できるのか。
長期休み明けの登校前の癇癪の原因とその対応策をお伝えします。
登校前の癇癪はただのワガママではない!その理由
朝の登校前に「学校行きたくない!」と癇癪を起こすお子さん。
その背景には、脳の仕組みが関係していると考えられます。
長期休み明けならではの理由を2つお伝えします。
長期休み後は気持ちの切り替えが難しい
長期休みの間、子どもの脳は「安心できるおうちモード」で過ごしています。
そこから突然、早起き・集団生活・ルールのある環境へ戻ることは、大人が思う以上に大きな負担になります。
小学1年生の脳は、
「気持ちを切り替える」
「行動を段取りする」
力がまだ発達途中。
「行きたくない!」のスイッチが入ると、自分でコントロールすることがまだ難しいのです。
その結果、 癇癪や怒りとして表れやすくなります。
見通しが立たないことへの不安
小学校1年生は、 予定をイメージしたり、先を見通したりする力がまだ十分ではありません。
休み明けは特に、
・クラスの雰囲気はどうだろう
・先生は何て言うかな
・ちゃんとできるかな
と、言葉にならない不安を抱えやすい時期です。
不安を感じると、脳の感情センサーが敏感に反応します。
それが「学校行きたくない!」という癇癪や登校しぶりとして出てくるのです。
こう考えると、長期休み明けの登校しぶりはワガママではありません。
お子さんなりに、不安や戸惑いを一生懸命表現している姿なのです。

私の息子も、長期休みが終わるたびに「学校休みたい!行きたくない!」と朝の登校しぶりが始まりました。
正直、朝の癇癪対応は本当に疲れました。
「すんなり登校してくれたらどれだけ楽だろう」と何度も思いました。
だけど今振り返ると、 あの時期は“心の土台”を作る大切なタイミングだったのだと思います。
1年生の登校しぶりに効果的な2つの対応
私は息子の登校前の癇癪を落ち着かせるために2つの関わり方を意識していきました。
それは
1、朝に息子の好きなこと、喜ぶことをやる。
2、肯定の注目と否定の注目を10対0の割合を意識すること。
この2つです。
この2つの関わりをやっていくことで、息子の脳のストレスを取り除いていきながら、 学校へいく前にポジティブな感情にして登校へ繋げていこうと思ったからです。
朝に子どもの好きなこと、喜ぶことをやる
これは、朝の登校前に好きなことをやっていい時間を作り、脳にポジティブな情報を届けることです。
朝の子どもの脳は、まだ完全に目覚めていない状態。
そこにポジティブな体験を先に入れることで、安心モードに切り替わりやすくなります。
この時に「早く起きないと学校だよ!」 など子どもにとってネガティブなワードは避けることを気をつけてみて下さい。
その代わり 「朝起きたら◯◯しよう!」と お子さんの好きなことや興味のあるものに誘ってみてください。
息子の場合は、とにかく外で遊ぶことが好きな子なので、朝起きたら少しだけ、散歩をしたり、虫探しなど外で過ごす時間を作りました。
そうすることで、脳を覚醒しポジティブな状態へ導くことができます。
否定の注目ゼロを意識すること
癇癪が激しく起きている時期は、なるべく否定の注目をしないことです。
これはできていないことを注意するより、できていることに肯定の声かけをしていく方が、 子どもの脳は動きやすくなるからです。
その注目する割合を「否定0:肯定10」の割合で声かけしてみてください。
そうすることによって子どもの脳は ”緊張モード”から”安心モード”へと少しずつ切り替わっていきます。

癇癪を卒業して1年生の心の土台を作ろう
この2つを意識して関わっていったことで、 息子の朝の癇癪は少しずつ落ち着いていきました。
特に朝、好きなことをやっていい時間を作ってあげたことが、 息子にとっては効果的でした。
外で少し過ごした後は「楽しかったー!」 と朝から笑顔になることが増えていきました。
そして、脳がポジティブな状態の時に 肯定の言葉をどんどんかけていくことを心がけた結果、 朝の「学校いきたくない!」の癇癪が、 今ではグンと落ち着いてきました。
小学校1年生の大事な時期だからこそ安心して学校へ向かう”心の土台”を作っていくことが何より大切だと感じています。
ぜひ、休み明けこそ 「受け止める関わり」を意識してみてくださいね。
執筆者:華田さち
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)




