外ではいい子なのに寝る前に癇癪を起こす小3の娘に悩んだ私
私の娘は、外では穏やかでいい子です。
家でも、自分のことは言われなくても自分でする子でした。
パパの前でもニコニコしていて、周りから困っているようには見えません。
それなのに、寝る前になると私のそばに来て、急に感情を爆発させることがありました。
突然起こりながら
「あの言い方が嫌だった」「なんであのときこうしてくれなかったの」
いつの話かわからない
そして、理不尽ともとれる内容で文句をぶつけてくるのです。
私もだんだんイライラしてきます。
気づけば口喧嘩になり、親子でヒートアップしていました。
そのまま2人とも疲れ果てて、モヤモヤした気持ちのまま眠る。

私は、「どうしてこの子は私にだけこんなに荒れるのだろう」と悩みました。
関わり方がわからず、自分を責めたことも何度もありました。
良かれと思っていたその声かけ、
実は癇癪を長引かせているかも?
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小3の寝る前の癇癪は昼間の不安があふれているサイン
寝る前の癇癪を見ると、つい反抗しているのかな、わざと困らせているのかなと感じていました。
けれど実際は、そうではありませんでした。
脳の特性により、楽しかったことよりも、嫌だったことや怖かったことのほうが脳に残りやすい子がいます。
そして、学校や友達との関わりの中で感じた不安や嫌な気持ちをその場では出せない子がいます。
しかし、周りからは落ち着いて見えるため、そのしんどさに気づかれにくいのです。
本人も、自分が抱えているしんどさに実は気付きにくいという場合もあります。

そして、いちばん気を張らなくていいママの前で、ため込んでいたストレスが一気に溢れ出すのです。
このとき暴走しているのが、脳の中にある感情を司る部分です。
すると、落ち着いて話すことが難しくなります。
怒る、泣く、荒れるという形で出てくるのです。
つまり、寝る前の癇癪は、困らせたい気持ちではなく ストレスや不安が溢れ出ているサインと見ることができます。
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小3の今こそ寝る前の癇癪への対応が大切な理由
小3の時期は、今まで以上に周りの状況が気になりやすくなる時期です。
優越感や劣等感も今まで以上に生まれる時期です。
特に、空気をよく読む子、周りに合わせようとする子、繊細な子は、外で受けるストレスが大きくなりやすい時期です。
見た目には問題なく過ごしていても、脳の中ではたくさんの緊張や不安を抱えていることがあります。
その状態が続くと、寝る前の時間が不安を爆発させる時間になってしまいます。
毎晩、怒ったまま眠ることが続くと、親子ともに脳も体も休まりません。
だからこそ、小3の今、家の中に安心できる時間をつくることが大切です。
寝る前の関わりを変えることは、ただ癇癪を減らすだけではありません。
子どもが気持ちを落ち着け、自分の思いを言葉にして伝えられる脳の状態を育てていくことにもつながります。

小3の寝る前の癇癪を落ち着かせる親子の新習慣
私が意識するようになったのは、感情が爆発してから何とかしようとするのではなく、 爆発する前に脳の状態を落ち着かせることでした。
たとえば、娘が寝る前にテレビを見ているとき、私は横に座って一緒に見ます。
その中で、 「この場面おもしろいね」 「ママ、これ好きだなあ」 と、娘が見ているものに興味を向けるようにしました。
大事なのは、何かを教えることでも、無理に話を聞き出すことでもありません。
「あなたが見ている世界を、私は一緒に見ているよ」という空気をつくることです。
周りを敏感に感じ取る子は、言葉の内容だけでなく、ママの表情や声のトーンもよく見ています。
そのため、そばで同じものを見て、安心できる空気を作ることで脳の状態は緩みやすくなるのです。
そうして少し落ち着いてくると、娘の表情が和らぎ、昼間あったことをぽつりぽつりと話してくれることが増えました。
感情爆発ではなく、言葉で伝えられる時間が少しずつ増えていったのです。
寝る前の癇癪は、困った行動だけを見ていると苦しくなります。
その奥にある不安に目を向けると、関わり方は変わっていきます。
寝る前に安心できる時間が増えることは、親子が気持ちよく眠りにつくための第一歩です。
その小さな積み重ねが、親子関係を整えていく新しい習慣になっていきますよ^^

執筆者:森崎こころ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)



