過酷な体験から修学旅行が不安なものに…
みなさんの修学旅行の思い出はどんなですか?行く前に緊張した方も多いのではないでしょうか?
思春期発達凸凹のある子にとっては、私たちが感じる何倍もの不安が大きな壁となっているのかもしれません。
我が子はそのひとりでした。
全身じんましんで、真っ赤っかの状態で帰宅した宿泊学習の経験があります。
コミュニケーションが苦手で、ひとり時間を好むタイプのため、学校でも孤立することが多かったので、班決めから心の中では大きな不安と葛藤があったのでしょう。
現地では色々なストレスで全身じんましんを発症し、夜も寝れなかったのですが、先生にも言えず、真っ赤なじんましんに耐えながら疲れ切って帰宅しました。
今でも子どもの過酷な経験を思い出すと胸が苦しくなります。
子どもさんそれぞれに不安な事は様々かと思いますが、そんな様子をママが察知してあげることで、サポートしてあげられたらいいですよね。
修学旅行は行きたいけど行きたくない!不安であふれる葛藤
発達に凸凹がある子は、特性により不安を作り出しやすいのです。
困りごとを表現できなかったり、失敗経験やネガティブな情報が記憶に残りやすいことや、先の事が見通せないことからも不安が起きます。
また、ネガティブなことを頭の中で何度も何度も考えてしまう、ぐるぐる思考にもなりやすいのです。
我が子もその状態になり、修学旅行の荷物準備しようとするとフリーズしてしまい、数日しおりを眺めるばかりで、全く取り掛かれなかったのです。
そんな修学旅行が不安な思春期のお子さんの葛藤を感じたときが、段取りサポートを始めるタイミングです(^^)/
行きたい気持ちがあるなら、「参加できた!」の自信に繋げてあげたいですね。
思春期凸凹っ子にも嫌がられずできる対処法は「段取りサポート」
発達凸凹で不安な子どもにとって大大大冒険となる修学旅行をなんとかサポートしたいけど、思春期だしどうしたらいいのー?と思われた方にオススメのサポートをお伝えします。
段取りが重要ですので、まずは次の2ステップにトライしてくださいね。
子どもの気持ちを認めた声掛けでサポート
まずは、子どもの不安な気持ちを認めて、ママが共感の声かけをしましょう。
「緊張しちゃうよねぇ」「分かるー!お母さんも同じだったー」などです。
思春期は親からのアドバイス的な言葉を受け入れません。
しかし共感の言葉なら受け取ってくれ、自分に共感してもらえた!と感じると、その後の会話もスムーズになります。
子どもの不安を和らげるサポート
次に不安なことがはっきりしているなら、そのときの対処を一緒に確認してあげましょう。
我が子には、じんましんの薬を持たせ、発症した際の対処について先生へ連絡を入れました。
過保護と思われるかもしれませんが、子どもがチャレンジするためのサポートです。
実際に私が先生に連絡した直後に我が子は準備を始められ、当日もすんなり参加できました。
不安すべてを解決しなくても、不安が和らいだり対処の方法を1つでもわかっていることは、子どもの安心材料となり、動き出す力となります。
最後に、参加できるできないも大切ですが、何より思春期の子ども自身が葛藤に向き合ったことを認め、おおいに褒めてあげたいですね。
お子さんの修学旅行という大冒険チャレンジには、ママのさりげない段取りサポートをプレゼントしましょう♪
執筆者:古沢たまよ
(New Mammyアンバサダー★)
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