「なんでしないの!?」勉強しない子どもにイライラが止まらない!
毎日、お子さんは勉強をしていますか?
学校からの宿題を自分から始めて、何も声をかけなくても最後まで終えることはできますか?
わが家の息子は小学校低学年の頃から、宿題にものすごい反抗を見せていました。
宿題の「しゅ」と私が言いかけた途端にブチ切れて、ランドセルを投げつけたり、教科書を破いたりと、とにかく全力で勉強したくない!!のアピールをしていました。
だけど私は「宿題はするもの」「みんながやっていくんだから」と暴れる息子を怒鳴りつけ、無理やり宿題をさせていました。
宿題が終わるまでゲーム禁止!友達と遊びに行くのも、宿題が終わってから!とルールを課していました。
ですが、そんなルールは軽くかわされ、毎日「宿題しなさい!」と叱り続け、勉強しないわが子に毎日イライラするのでした。
無理やり勉強をさせてもいいことはひとつもありません。
毎日「宿題しなさい」「勉強しなさい」と言い続けて、子どもがいつか素直に勉強するようになるならば苦労はしませんよね。
言っても言ってもやらない。やらないだけでなく、反抗が強くなってしまうこともあります。
また、毎日のように「勉強しなさい」と言い続けたり、無理やり勉強をさせていれば、親子関係が悪化していきます。
そして、何よりの問題は、無理やり勉強をやらせることで、脳が発達しないということです!
勉強したら発達しそう。と思いますが、子どもにとってイヤなことをやってるときというのは、発達しません!
将来のために…受験もあるし…と勉強を無理やりやらせても、むしろ逆効果なのです。
勉強しない子どもが自分で勉強するようになる戦略は2ステップで!
どんなに言っても言っても勉強しない子どもには、ママが戦略的に2ステップで進めていきましょう!
興味のあることから勉強ライフを始めていこう!
まず子どもの好きなこと、興味のあることから始めていくことをオススメします!
もし好きな教科があるなら、その教科のことをママが聞いて、子どもにアウトプットさせるのもいいですね!
歴史が好きな子、生き物が好きな子…自分の得意なことを「ママに教えて~」とどんどん話させます。
私は聞いたことをすぐ忘れてしまうので「ママ、すぐ忘れちゃうから紙にまとめて^ ^」と話したら、タブレットであっという間に資料を作ってくれました。
この段階で焦って宿題や、子どもがやりたがらない勉強をやらせると信頼関係が崩れていきますので、「勉強しなさい」をグッとこらえていく時期と考えてくださいね。
子どもの興味があることを使って、脳を使い始めることをしている段階なので、子どもの「好き」をママも一緒に楽しむ余裕を持ちながら、じっくり脳を育てていきましょう。
うんとハードルを下げて勉強してみよう!
子どもの興味のあることをたくさんアウトプットさせたら、いよいよ宿題などの勉強に入っていくのですが、子どもにお任せさせるのではなく、最初はある程度の準備をママがしてしまいます。
・バッグから宿題、筆記用具を出す
・ノートを開く
・ペンケースから鉛筆を出す
・宿題に取りかかる
これらの行動は、子どもにとって勉強に取りかかるハードルがとても高くなってしまうものです。
「小さい子じゃあるまいし…」と思わず、最初はその部分をお母さんがやってあげましょう。
決して「やりなさいオーラ」をメラメラさせながら、もしくは「こんなことまでお母さんがやってあげてるんだから…!」とプレッシャーをかけずに、「今どんなことやってるの~?」と楽しく話をしながら準備するといいですね!
そして、お母さんも勉強を一緒にやっていきましょう。
やり始めるときが、子どもにとっては1番ハードルが高いところです。
最初はお母さんが解いてしまってもいいです!
子どもが今できてるところが、今の子どもの現状なのだと受け止め、たとえ全部やり終えることができなくても「ここまでできたね!」で終わらせていきましょう。
今、勉強に対して拒否反応がある子どもが、勉強の楽しさ、やる意味を理解し、自主的に勉強するようになるというのは、そう簡単なことではないです。
ですが、「やれた!」「やれる!」を子どもが感じるようになれば、勉強が大変なことではなくなっていきますので、そこまではお母さんがフォローしながら進めていきましょう!
執筆者:津森あかね
(New Mammyアンバサダー★★)
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