通級面談の日、車から降りられない息子
我が家には自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーン診断のある小3の息子がいます。
4月の新学期から通級に通うことが決まりました。
通級面談の日。
学校に着いても、息子は車から降りることができません。
うつむいたまま無言。
先生はこちらを見ています。
「先生を待たせてしまっている…」
内心はとても焦っていました。

それでも、無理やり車から降ろすことはしたくない。
無理に動かせば、この場所が嫌な記憶になってしまうかもしれないからです。
けれど、通級の先生とはこの日が初対面。
「面倒くさいママだなと思われるかもしれない」そんな気持ちもありました。
それでも私は勇気を出して、先生に声をかけました。
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先生にどう伝えるか迷ったママの気持ち
多くのママがこんな気持ちを持っていると思います。
・先生を待たせてしまう
・迷惑をかけたくない
・どう伝えたらいいかわからない
だから本当は困っていても、何も言えないことがあります。
私も同じでした。
けれどこのとき思ったのは、大切なのは「どう思われるか」ではなく、息子の状態を伝えることでした。
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先生に伝えた子どもの状態
私は先生にこう伝えました。
「新しい場所への不安が大きいです。
無理やりおろすことはしたくないんです。
そうすると息子の不安はさらに大きくなってしまいます。
息子が安心して降りられるように 一緒に声かけしていただけませんか?」
そして、最近家でよくトランプをしていることを伝えました。
すると先生は笑顔で息子に近づいて、まずここまで来たことを褒めてくれました。
そして、「一緒にトランプしましょうか」 と声をかけてくれ、息子は頷いて車から降りることができました。
その瞬間、「わかってくれた」と感じて 私はホッとしました。
実はこのとき、安心したのは息子だけではありません。
私自身も不安から安心に変わった瞬間でした。

子どもの状態を伝えると関係はチームになる
子どもが動けないとき、親はつい
・迷惑をかけたくない
・周りにどう思われるか
を考えてしまいます。
けれど大切なのは子どもの状態を共有すること。
先生は敵ではなく、子どもを支えるチームです。

子どもの状態が伝わると 関わりは変わることがあります。
そして大人が安心すると、 子どもも安心して動き出せることがあります。
子どもの状態を先生と共有することは、子どもを支える大人のチームをつくることにつながります。
執筆者:森崎こころ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)




