子育てのゴールをどこに定めていますか?
この連休はどう過ごされましたか?
連休明け、パステルちゃんたちにとっては意外とハードルが高くなってしまことが多いので、
みなさんどのように過ごされたかな〜と、生徒さんのことを思いながら、昨日今日を過ごしていました。
連休明け、学校にうまくいけた子もいれば、いけなかった子いるでしょうが
それぞれのお母さん方の対応が、メキメキと上達してきていて、とっても嬉しく思いました!
今日は昨日生徒さんとメールのやりとりをしていた中で、ふと気付いた「子育てのゴールの定め方」についてお話をします。
生徒さんから聞いた偏食があるお子さんの変化成長とは?
先日の生徒さんとのメールでのやりとりの中でお聞きした話です。
その生徒さんのお子さんには偏食があり食べられないものが多くて、家族で入ったレストランで食べられるものが何もなかったそうです。
連休中の家族での夕食で入ったレストランで食べられるものがなかったら、大ショック!
もうガッカリしてしまいますよね。
いつもはそこで癇癪を起こしてしまうことが多かったそうですが、今回は癇癪を起こさずにみんなが食べ終わるのをしっかり待つことができたんだそうです^^
私はこの話を聞いて感動してしまいました。
これってものすごい変化成長ですよね‼
お母さんの声かけが変わってくるとこんなにも素晴らしい変化があるのかと!
私はこのメールを読んだ時、一人で飛び上がってガッツポーズをしたくなるぐらいうれしかったです♪
偏食がある子どもも絶対に食べるようにならなくてはいけない?!
我が家の息子もこだわりが強く、自分で決めてしまうと曲げられないところが今でもあります。
「食べたいものがないから、食べない」
と決めてしまった時には、何も食べずに待っている時もあります。
発達障害の子どもには偏食がある子もいますよね!
偏食は発達障害の特性の感覚過敏も絡んでくることなので本人にとってどうしても無理で食べられないこともあります。
ですから、根性論を持ち出して無理に食べさせる必要はないのです。
とはいえ、ある程度大きくなった思春期の子どもですから、幼いころよりは感覚過敏も発達とともに和らいでいることもあります。
するとお母さんは
「そこまでこだわらなくてもいいでしょう!」
とか
「みんなで食事をする場で食べないなんて!何てわがままなの!」
なんて思ってしまうことがあるでしょうか?
私は本人が食べないと決めたのなら「食べなくていい」と思っています。
苦手なことがあってもいい
できないことがあってもいい
完璧でなくていい!!
私はそう思っています^^
私がどうしてそう考えるかは「子育てのゴール」を設定しているからなんです。
私の「子育てのゴール」については次項でお伝えしますね!
私が考える「子育てのゴール」とは?
私が描く子育てのゴールは、
「思春期凸凹男子が、しっかり考えて動ける子になること」です。
できないならできないなりに、じゃあ自分は何ができるかなと考えて対応できるようになることです。
全てがなんでもできるようになることがゴールではないからです。
できないことはできなくていい。
こだわりだって持っていていい!
例えば、偏食があって自分が食べられるものがなくてもみんなが美味しいご飯を食べるのを、癇癪を起こさずに待っていることができる!
私には、もうこれだけでとっても素晴らしいことだと思うんです。
できないことをできるようにしていく、ということも必要ですがどうしてもできないこともあるのです。
ならばその対応を自分で考えられて行動できたらいいのです。
私は、パステルくんだけにかぎらず、みんながこのようになったらいいな〜、と思っています。
皆さんは自分の子育てのゴールをどこに定めていますか?
完璧な人なんて私を含めどこを探してもいません!
完璧を求める生き方をしているお母さん。
ぜひ、今すぐにここで、完璧は手放して新しい子育てのゴールを描いてみてください‼
お母さんのゴール設定が変わるだけで、子どもの表情が変わりますよ^^
子育てのゴールをどこに定めるかどうかは、毎日の日常生活をどのくらい楽しめるかどうかにもかかわってきます。
ぜひ一度、自分の子育てのゴールは何にしているんだろう?ということをご自身で考えてみてくださいね!
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
子どもの自立へ向けた親のスタンスはこちらの記事を参考にしてくださいね!
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