先生の話を聞けないのかな…?と小学校入学が心配になる年長さん
「先生の話を聞けないのかな…?」と心配になる年長のお子さんをお持ちのママはいませんか?
・幼稚園保育園のことを聞いても、「何もしてない」「べつに…」という反応
・先生から連絡帳で伝えられたことを聞いても「知らない」
これでは幼稚園や保育園で先生の話を聞けないのかな…?と心配になりますね。
家庭でも
「片づけようね」「ゲーム終わりにしよう」「お風呂はいろう」という指示がなかなか耳に届いていない様子です。
4月の小学校入学までもう間もなくです。
先生の話を聞けないと小学校での生活が順調に進むのか心配になりますね。
小学校入学までに、しっかり話を聞けるようにさせたいですが、お母さんが園に一緒に行けるわけではないので、直接フォローはできません。
どのようなサポートしてあげたらいいのか悩んでしまいますよね。
話を聞けない年長さんが話を聞くために必要なこと
話を聞けないのはなぜでしょうか?
話を聞けないお子さんは視覚優位の子が多いです。
目で見る視覚の方が得意で、聞く力の聴覚まで発達してくるのがゆっくりという特性を持っています。
『話を聞けない』状態を理解するために、「話を聞くとは?」を考えてみましょう。
・耳で言葉の情報をインプットする
↓
・脳でその聞いた情報が何なのかを理解する
↓
・記憶して必要なときに思い出す
↓
・指示通りに動いたり、発言をする
という過程を経てアウトプットされます。
これを繰り返すことで脳の発達が進み、スムーズに行動できるようになってくるのです。
話を聞けないお子さんは、もともとの脳の特性として聴覚の発達がゆっくりですが、意識的に刺激をいれてあげることで、日常生活に困らなくなります。
思いどおりにならないと
人のせいにして怒る子どもに
必要な対応がわかります!
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話を聞けない年長さんが小学校入学までにクリアしたいこと
年長さんは小学校入学を意識した園生活になっていることが多いです。
そのために、先生の指示を聞いて、椅子に座って集中する製作や、挨拶や身の回りの準備、片づけ、全て自分でできるようになる準備をしていきます。
先生の話を集中して聞けるようになるには少し時間が必要ですが、今から対策をしておけば、安心して小学校入学を迎えることができます。
「話を聞けない」を「聞ける」にするOKサインとOKマインド
先生の話を聞けないお子さんが話を聞き、スムーズに行動できるようになるために、おうちでしてあげられることがあります!
話していることが伝わっていない…という場合のポイントは、
安心感のセットアップをママのOKサインとOKマインドですることです。
子どもが指示を聞いて理解して行動する!
そのためにまず必要なのが、『安心感』です。
話を聞けないお子さんの脳は視覚優位な場合が多く、言葉の中身よりも非言語情報を先に処理します。
視覚的に伝えるのに効果大の方法として
ジェスチャーがあります!
・「OK!」とOKサインを示す
・「いいね!」とママが目を合わせてうなずく
などのジェスチャーは、子どもの中では褒められ認められていることにつながり、安心感を高められます。
次に、お子さんと話すときには《表情・声色・語調》を意識してみましょう
・表情は笑顔と穏やさを♪
・声色は明るい声で
・語調は穏やかなもの
にしていきましょう。
「お!昨日より早く片付けできたね!」
「朝、自分で起きてこれたね!」
「ゲームしてるんだね♪」
などの何気ない家庭の会話の中で取り入れてみてくださいね!
話を聞けないのかな…?と心配な年長さんをお持ちのママさん、
安心感のセットアップをママのOKサインとOKマインドで示してみませんか?
お子さんには安心感の中で話されていることが聞けるようになり、スムーズに行動することが増えていきますよ。
執筆者:浅田みほ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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