発達障害の不器用な子の困りごと6「動きをよくする順番」

おはようございます!

今日はこれまで
5回シリーズでお伝えしてきた
「不器用な子の困りごと」
今日は最終回のまとめです。

ポイントは

・動きをよくする順番を知ること
・楽しく取り組むこと

になります。

不器用を改善するためには
使うことが大事です。

使っていくにも
土台から育てる必要があります。

体の動きは第1段階から第4段階の順で
積みあがります。

第1段階:筋骨格系
第2段階:手指系
第3段階:感覚系
第4段階:認知(見る力)

まず一番はなんといっても基本になる
「体作り」です!

体の中心にある背骨の柔軟性
筋力を鍛えるのには
体全体を使った外遊び
大きな動きを必要とする運動です。

第2段階は手指の動きになります。

生活様式の変化で
指先を使う機会が少なくなっていますね。

カード決済が推奨されるようになり、
あまりコインで支払う機会も
少なくなりました。

使わなくなるということは
その動きは退化することになります。

積極的にいろいろな動作をして
使っていくことから鍛えていきましょう!

おうちのなかでは
「お手伝い」をしてもらうと
いろいろな動作をする機会にもなります。

子どもにお手伝いをお願いして
トレーニングにもなりながら
お母さんも助かるなら最高ですね!

第3段階の感覚を育てるには
様々な種類の
感覚刺激を得る遊びがあります。

砂遊び、粘土遊び、水遊び、
トランポリン、楽器あそび、ブランコ

こういった五感
バランス感覚を使った感覚遊びから
楽しく取り組めるといいですね!

第4段階の見る力は
発達障害の子に多い
手と目の協調運動にも関わります。

ボール遊びやフリスビーなどは
目の遠近の調節機能を使いますし

目で見ながら作業する
塗り絵やブロック
折り紙やビーズなどの
手先を使う遊びからも鍛えられます。

これらの取り組みで一番のポイントは
子どもが楽しく取り組めるように
すること。

子どもができているところに目を向けて
お母さんがニコニコ褒めながら
楽しく取り組むことができれば
脳も発達します。

体の動きのトレーニングは
日ごろの積み重ねです。
急に目に見えて
結果が出るものではないので

不器用を改善しなくては!と
気負うことなく、気楽に、気長に
楽しく取り組んでみてくださいね!

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