障害者雇用を推進している企業が採用したい子ってどんな子?

おはようございます!

今日は働く大人になるために
どんな子が
企業から求められるか、
という話をします。

日本理化学工業という
チョークを製造している会社が
あります。


こちらの会社は

全従業員90人中63人が
知的障害者です。

なんと従業員の7割が障害がある人で
構成されているのです
(2022年2月の情報。HPより)

日本理化学工業の故大山泰弘元会長が
「どんな子を採用するのか」
というインタビュー※に
こう
答えているのです。

 

「採用の基準は、
自分の身の回りのこと
返事が出来ること。


一生懸命で、
周りに迷惑をかけない子供であれば
大丈夫です。


それと親の理解があることも重要です。」

 

この会社ではその人の能力に合わせて
使う道具の工夫をしたリ、
わかりやすい工程に工夫しています。


それにより健常者1人で
1日1000個組立できる作業を

知的障害者5人で
5日で5000個組立できています。

つまり、健常者と知的障害者が
同等の生産力があるということです。


障害の重さには関係なく


発達凸凹や境界知能でもですが

もともとの脳の特性なので
定型発達にさせようというのは
そもそも無理があります。


なんでも均等にこなせる
オールラウンダーにすることは
難しいかもしれないけれど

本人に向いている仕事


この会社のように
本人ができるように支援すれば
能力を発揮して
生かして活躍できるのです。

この会社で受け入れられる人になるには

「返事をする」

「自分の身の回りのことができる」

「迷惑をかけない」

「一生懸命やる」

 


この会社に限ったことではなく

社会人として生きていくには
必要なことですよね。

 

そして

「親の理解がある」というのは
色々な意味が含まれていると思います。

 


働くことへの理解もあれば
子どもに対する理解もあるでしょう。


親の理解が高ければ
子どもの特性に合わせ
環境を適切に整えられて


そこまでに
脳は良い発達をしているので

発達の特性はありながらも


素直で、
コミュニケーションが適切にとれ


気持ちが安定した

働く意欲が高い子に
なっていることでしょう。

こんな人であれば
一緒に働く職場の仲間として
受け入れたいですよね。

今、子どもに特性があるかもしれない、
と気が付かれたのなら

子どもが一番若く
脳がまだ柔らかい今すぐから

発達凸凹やゆったりIQの
子どもの脳を良い発達にする
コミュニケーションを知って

お子さんを働く大人にしてもらいたいと
思っています。

※インタビュー抜粋

https://kawasaki.mypl.net/mp/kirari_kawasaki_17/?sid=11416

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