境界知能や軽度知的障害の子の人生を豊かにする力「非認知能力」の育て方

今日は「人生を豊かにする力」
についてのお話です。

昨日の連絡帳で、先生から
新たな娘の姿を教えていただきました。

支援級でお金の勉強をしているとき、

一年生の男の子が
6+5のような
一桁の繰り上がりのある計算を
できるようになったことに気が付いて

 

「これができるなら筆算もできるよ!」

と、筆算の繰り上がりの計算
教えていたようなのです。

 

「ここに1を書いてね。
 こうして、こうして、、、」

と詳しく教えていて、

そして、
男の子も教えてもらったことを理解して
「あー!わかった!」

と、筆算で2桁の繰り上がりの計算が
できたそうなんです。

 

先生からは
教えるのがとても上手
驚いて感心してしまいました!」

と、お知らせいただきました。

私は娘の成長が
本当に嬉しかったです!

大の苦手だった算数だけど
繰り上がりの足し算を
人に教えられるほど理解しているし

しかも、
年下のお友達ができていることに
気が付いて
自分から教えてあげよう!という
気持ちが出て実際教えてあげられる

やり方を
一年生にわかるように説明できている!

通常学級ではついていくのが大変で
みんなに助けられることが多い娘が

異年齢で過ごす支援級では
年下に対し教えることで
自分も人に役立つことができる

人に貢献することを率先してやるのは
4年生としての

クラスのリーダー的な立場
感じているのでしょう。

頼もしく成長した姿に感動です。

娘が発揮した
自分が教えられると感じる「自信」
人と関わる「社交性」
相手への想いやり、
人に貢献する力は

非認知能力」といって
IQテストでは測れない力です。

どんな子どもにもつけてほしい
世界的に注目されている力ですが

この非認知能力こそ
ゆったりIQっ子の
将来や人生を豊かにするカギになります。

非認知能力は学校やおうちでの
日々の生活の中で

自分の得意なこと
好きなことをして
伸ばすことができるのです。

どんどん子どもが好きなことを
たくさんできる環境を作って
そこから非認知能力
高めていきたいものですね。

 

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