発達検査の目的は何?

おはようございます!
 
 
今日は発達検査は何のためにするか
というお話をします。
 
 
よく、発達検査を受けない
とおっしゃる方がいらっしゃいますが
 
 
そもそも発達検査は
何のために受けるかということを
考えると答えが出ます。
 
 
発達検査はIQを
数字として出すことで
子どもが同学年100人のなかで
何番目くらいにいるか、
位置を見るものです。
 
 
これに囚われると
IQが数字で出てくるから
低すぎたら嫌だ、
 
 
知らないなら知らないでいい
という発想になりますね。
 
 
また、発達検査をしてしまったら
診断が出てしまうから、
と考える方もいます。
 
 
確かにお気持ちはわかるんです。
 
 
ですが、発達検査はもうひとつ
見ているところがあるのです。
 
 
それは本人の中での
苦手なことと得意なことを見ています。
 
 
苦手なことならば、そこに支援がいるね、
という発想になるし、
 
 
得意ことならば、得意なことを生かして
そこから伸ばせるといい、
という発想になるのです。
 
 
だから、全体の位置も大事ですが
本人の得意と苦手を知ることが大事で、
得意を生かして支援をする方法を
考えるため発達検査を受ける
 
と考えるといいですね。
 
 
発達検査を受けて数字が出たからといって
それで診断が出るというものでも
ありません。
 
 
また、検査をしてくださった心理士さんが
検査中の受け答えの様子や
取り組み方なども見ていて
 
 
こういうところが苦手そうだ
こういうところは得意そうだ
 
 
だから、
学校ではこんなふうに支援をしたらいい
おうちではこんなふうに支援をしたらいい
というように
 
 
あとでフィードバックがあリます。
 
 
何か心配なところがある、
本人が困っていそうだというのであれば
 
 
一度発達検査を受けられても
いいかもしれません。
 
 
 
まあ、こういいましたが、
結果がわかって
 
 
いくら子どもが困っていても
支援につながらない場合もあることを
最近お会いしたママから
聞くことがありました。
 
 
住んでいる自治体によって
対応はまちまちです。
 
 
困り度が高い方から
支援を受けることになりますが
支援が必要な人が多すぎるので
 
 
グレーゾーンのお子さんには
支援が回ってこないことが多いのです。
 
 
学校や自治体から支援が受けられないなら
そこに怒っていても
窮状を訴えて、
支援が得られるまで待っていても

子どもの困りが
解消されるわけではないのです。

 
 
子どもの困りは
本人の特性と環境の間に起こること。

環境がうまく整えられたら

困りってなくなるんです。
 
 

困りがなくなると
子どもの脳の発達が促されます

 
できることからやるなら
おうちでの環境、
つまり、お母さんの関わり方を整えると
脳は発達します。
 
 
脳が発達したら
環境にも順応しやすくなってくるのです。
 
 
子どもの発達待ったなし!
 
 
だったらどうする?
と考えて、
子どもの脳が一番柔らかい今から
脳が発達する関わりができるといいですね!
 
 
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