9歳の壁に負けない!発達障害の子どもの勉強の壁を乗り越える◯◯力

以前の記事で
思春期は発達凸凹キッズの
自己肯定感が下がりやすい
という話をしました。
 

▼こちらの記事です▼

発達凸凹キッズの自己肯定感が下がる
思春期を紐解く!

 
思春期入り口にいる
小学3、4年生で訪れる壁が
「9歳の壁」「10歳の壁」です。
 
 
この壁で発達ゆっくりな子がまず感じるのが
「学習面」での壁なんです。
 
 
3年生から学習の難易度がグッと上がり
さらには学習内容が
抽象的なものに変わっていくからです。
 
 
例えば
低学年の算数は、
目に見えて確かめられるようなもの
 
 
りんごが1個、みかんが2個ありました。
合わせていくつ?
 
 
このように扱うものが
目に見える数なので理解しやすいです。
 
 
ところが、高学年になると
分数、小数などが出てくる。
 
 
こういった頭で理解しないといけない問題は
発達凸凹の子どもには
頭でイメージしにくいので難しいのです。
 
 
国語の文章題も難しくなります。

作者の意図を読み解いたり

 

あなたが作者ならどうするか?
という問いもありますね。
 
 
勉強が苦手な上に
この抽象的な難しい勉強に
高い壁を感じてしまいます。
 
 
発達凸凹の子が感じやすいこの壁を
どうやって乗り越えるか。
 
 
それは「思考力」をつけることが
キーになるんです。
 
 
私が実践するのは
会話で思考力を伸ばす方法です。
 
 
日常自分が経験したことから
 
なぜ、こうなるんだろうね?
 
どんなふうに思った?
 
どうしたらよかったかな?
 
どうしたら楽しくなる?
 
 

日常の生活の経験につなげて

「なぜ?」「どうしたら?」
の質問を多くしています。
 
 
答えはなんだっていいんです。
 
 
自分で考えて
「こうなんじゃない?」
「こうだと思う!」
と言えることが大事。
 
 
そこから思考力がつき、判断力も
つけることができると感じています。
 
 
テストの点数を良くすることを
目的にはしていませんが

文章題は結構できることも多いのは

日ごろの声かけのおかげかな?
と感じています。
 
 
明日も9歳の壁の続きをお伝えしますね!
ではまた!
タイトルとURLをコピーしました