子どもの心を壊してまでやることなんて一つもない!

タイトルの言葉は
私が登校しぶりの対応をするときの
軸にしている言葉です。

 
うちの娘は登校しぶりをします。
 
 
何でかというと、
娘にとって基本学校は
しんどい場所だからです。
 
 

軽度知的障害があり、
支援級に在籍していますが

 

私が住む地域の支援級は
基本は交流級(通常学級)での授業で
国語と算数を支援級で行う体制です。
 
 
5年生にもなると、
周りのレベルが上がっており

交流級に行けば
自分が皆と比べできないことを

目の当たりにするのでしょう。
 
 
娘は知的障害はあるけれど
心の発達は年相応でしっかり思春期で
 
 
周りと自分の違いがわかり
自分の立ち位置を客観的に見られる
年齢になっています。
 
 
時間割を見て、
交流ばかりの日は行きたくない様子。
支援級が多い日はラッキー!と元気です。
 
 
一方で、
交流で伸びているところもあります。
 
 
5年生から委員会活動があり
放送委員に立候補してなりました。
放送委員は兄がやっていて
憧れていた委員会
 
 
当初、朝が苦手な娘は
朝当番があると聞いて
放送委員はやめようと言っていたんです。
 
 
だけども委員決め当日、

やっぱり放送委員をやりたい!
と手を挙げ立候補。

 

帰ってきた時のやってやった!と言う
自信に満ちたドヤ顔が忘れられません(笑)
 
 
放送委員の当番がある朝は
私が当番だから行かなくちゃ!と
責任感を発揮しています。
 
 
普段は登校しぶりをするけれど
当番の日には
前の日から自分で目覚ましをセットして
いつもより早く寝る努力をしています。
 
 
放送委員会の当番が近づくと
できるか不安になって
荒れた様子になることがありました。
 
 
そんな時は落ち着くまで
私がカウンセラーの対応で話を聞いて
心のモヤモヤを吐き出させました。
 
 
娘が語ったことは
機械の操作が難しいということ。
 
 
特性から新しいことを覚えるのが苦手です。
原因がわかれば連絡帳で先生にお伝えして
娘がわからなくて不安にならないように
サポートしていただいたりもします。
 
 
周りのサポートのおかげもあり
放送委員の仕事はしっかりこなし
 
 
滑舌よくはっきりした口調で
アナウンスができて
みんながびっくりしているとのこと。
 
 
先生や友達から褒められて
自信をつけています。
 
 
娘の場合、
学校が嫌いなわけではないんです。
好きな授業もあるし、得意な活動もある。
 
 
だけども、わからない勉強や
わからない活動が嫌いなんです。
 
 
それはそうですよね!
私だってわからないことはやりたくないし
不安で行きたくない。
 
 
朝時間通りに行くことばかりに焦らず
遅刻していいよ、というと
 
 
ゆっくりしてエネルギーが溜まり
「やっぱり学校行くわ!」と自分から
支度していきます。
 
 
これまで1日休ませると
2日連続で休むことはありません。
 
 
こうして、マイペースながらも
脳を伸ばして行ったら
できることも増えてくるし
自信もつけられるんです。
 
 
発達凸凹があると苦手部分から
学校はどうしても辛いことが
出てくることってありますね。
 
 
だからこそ、
子どもの脳を壊さないで伸ばしていく
お家での対応が必要なんです。
 
 
子どもが表面に出す
暴言、荒れた様子に巻き込まれないで
本当の気持ちに触れる会話ができると
いいですね!
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