自己効力感を高めて自分の行動で脳を発達させた高校生の姿とは

おはようございます!
 
このところ良い脳を作るためには、という話をしています。
 

よかったらお読みくださいね!

 

脳を育てるには土台が大事!
https://desc-lab.com/sasaharamirai/3153/

脳を育てる順番は?
 
 
脳の経験に大事なものは成功体験です!
脳が伸びるためには
自己効力感
成功体験がポイントになります
 
 
昨日は息子の脳が
伸びてる経験をしました。
 
 
我が家の息子は
ハンドボールの部活の大会でした。
高校3年生なので最後の一年です。
 
 
昨日の春の大会で予選で
全勝で勝ち抜き、
決勝進出が決まったそうです!
 
 
チームの得点の8割に絡んだそうで
「俺、大活躍!」
と自信満々に言ってました^^
 
 
いつもかなりキツイ練習をこなして
へとへとになって
 
 
帰宅して玄関に入るなり
「疲れたー、腹減ったー」と叫んで
倒れ込むこともあるくらいです。
 
 
顧問の先生がすごく熱心で
ガンガンに
練習試合を組んでくださるので
 
 
あれこれやりたいことが多い子なのに
時にはテスト期間も練習があるくらい
部活の休みがないので、
 
 
「俺はエンジョイしてやりたいタイプなのに
テスト期間まで練習なんておかしいやろ!
キツすぎるー!!」
 
 
と、不満を溜めて
よく文句を言っているんです。
 
 
こんな時はいつも
いつもふむふむと話を聞いて
説教くさくならないよう
余計なことは言わないようにしてます。
 
 
「そうなんだー、頑張ってるね^^」
とただただ肯定して応援しています。
 
 
息子はこうやって
私にしゃべってアウトプットして
自分の思考を整理している
と理解しています。
 
 
頭に疲れと共に溜まった、
モヤモヤを話して吐き出したら
また元気になって
 
 
キツイキツイと言いながら
明日の練習に向かうことが
できるのです。
 
 
昨日は1月までは接戦の試合だった
高校に大差で勝ったとのことで
 
 
「あのキツイ練習してた結果が出たね!
 素晴らしいー!よかったね!^^」
 
 
と息子の脳に
成功体験の記憶を作るように話しました。
 
 
そして、
家族でお兄ちゃんのお祝いだ!と
美味しいトンカツを食べに行きました。
 
 
トンカツの美味しさと共に
家族にも祝ってもらえて
脳に嬉しい感情と共に
ポジティブな記憶になったことでしょう。
 
 
高校生もこうやって
自分が結果を出したことを
家族から認められて
 
 
勝利の嬉しい結果だけでなく
さらに応援されていることを感じて
また頑張れるんです。
 
 
息子がこの経験で成功体験を得て
自己効力感がまた上がりました。
 
 
自己効力感は
脳に一番大事な
自分の行動には効果があると考えられ
自分の未来に期待できる自信です。
 
 
自己効力感があるから
練習すれば勝てる!
 
 
つまり、自分はやればやっただけのことがある!

という自信があり

 

努力したら勝てる!と
どんどん行動できて脳が伸びます。
 
我が子は発達凸凹の特性を生かしながら
特性をプラスにして成長していることを実感します。
 
 
思えば、「一番病」と言われるほど
負けず嫌いで一番が大好きな子でした。
 
小学生時代は
紅白に分かれて競う運動会で
自分の組が負けたらそれは機嫌が悪くて大変!
癇癪起こしたり怒ったりしていました。
 
 
発達障害の自閉症スペクトラムの傾向があると
一番病の傾向があると言われています。
 
 
この一番が大好きなところと
頑固で意志を曲げないASDの特性と

頭に浮かんだことを後先考えずに
やってみるADHD傾向の衝動性が
行動することに駆り立てて
 
さらには
こだわり過集中も発揮して
 
 
これまで数々の常識はずれな「挑戦」を
やり遂げてきた子です。
 
 
小4の夏休みは親がいないのをいいことに
ゲームに没頭して全国2位になったとか
 
 
中1で当時陸上部の長距離選手で
突然ディズニーランドまで
走っていくと言い出し
絶対今日やると言ってきかないから
 
 
お父さんを巻き込んで一緒に
ディズニーランドまでの
20キロの道のりを走ったとか
(付き合ったお父さんが一番偉い!)
 
 
中学3年の受験の時も
千葉から九州の高校を受験するのに
空港までは見送ろうと思っていたら
 
 
「空港に着いてくるな!」
と言うので、
 
 
飛行機の乗り方がわからないんじゃないかと
心配しましたけれど、
 
 
日本語喋れるから、
わからなかったら人に聞いて
どうにかなるだろう、と
息子を信じてやらせました。
 
 
これでまた
一人で電車に乗って空港に行き
搭乗手続きをして
飛行機に乗れた成功体験ができ
自分は一人でどこでも行ける!
自信をつけました。
 
 
そのおかげか高校からは一人で
どんどん交通機関も調べて
一人で予約して
フットワーク軽く
スキーやら旅行やらに出かけていました。
 
 
県で募集していた海外研修にも申し込み
10倍の難関を突破して
見事選ばれ、
タイに研修にも行っています。
 
 
タイの優秀な中高生と交流して
刺激を受けて、タイが大好きになり
タイで働きたい夢ができて、
そこから
英語を頑張るようになりました!
 
 
苦手教科だった英語ですが
タイの友達とインスタグラムで繋がり
喋れるようになり
 
 
駅ででもどこででも
外国人を見つけると
空気も読まず
自分から話しかけているとのことで
もっと得意になっていきました。
 
 
時には飛行機が安いからと
早朝の便を予約していたら
泊めてもらった親戚の家から始発に乗っても
予約した飛行機には間に合わない、
しかも、変更もできず
キャンセルになると気がついて
 
 
ここは叔父の助言で
夜のうちに空港に行き、
一晩空港のベンチで寝る、という
そんな冒険もしています。
 
 
ここで冷静に
叔父の助言を聞いて
無事予約した飛行機に乗れた
経験になりました。
 
 
そしてきっと、
安いからといって飛びつく前に
冷静に考える必要があることを
理解して次に生かせると思います。
 
 
失敗も経験だし
ピンチを乗り越えた、
それも学びです。
 
 
もちろん私も
心配がないというわけではありません。
 
 
ですが、本人がやりたいことを
止めない方が脳が伸びることを
知っているので
やってみる方に背中を押しています。
 
 
初めは恐る恐るでしたが
私も息子を信じて見守る成功体験を積んで
 
 
だんだんと
心配なことは起こらない、大丈夫!
と考えられて慣れていったんです。
 
 
来年からは一人暮らしする!と
独り立ちを楽しみにしています。
 
 
苦手なことももちろんあるし
失敗もすると思います。

だけども失敗しながら学び

この子はどこでも楽しく
たくましく生きていけるでしょう。
 
 
ぜひ、親御さんのサポートと
声かけでお子さんを肯定して
自己効力感を高めて
行動できるようにしていきましょう!
 
では!
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