少しの不安が増大するASDタイプへの対応とは

おはようございます!

お母さんの子育てストレスのうち、
先が見えない不安からくるストレスは
厄介だというお話をしました。

イライラの原因「子育て3大ストレス」とADHDタイプを振り向かせるコツ
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https://desc-lab.com/sasaharamirai/3782/

ASDタイプ
(自閉スペクトラム症・自閉傾向)

お子さんへの影響について
お話しします。

先の見えない不安があると
お母さんの不安な気持ちから
お子さんにあれこれ
言いたくなってしまいますね。

ASDタイプのお子さんに
悲観的なことを言い続けてしまうと

ASDタイプの子は
真に受けてしまうことが多いです。

そのため

「どうせ僕なんて」

「社会に出るのが怖い」

と感じてしまう場合があります。

そして、ASDのお子さんは
できないことも無闇にチャレンジする
ADHDタイプと違って

できないと感じると
引いてしまったり
手を出さなくなったりしやすいです。

なぜなら、ASDタイプのお子さんは
ネガティブな記憶を蓄積しているので

過去のネガティブな記憶から
不安を大きくしてしまうから。

不安というのは厄介で
お母さんが
ほんの少し心配しただけでも

その少しの心配が
本人にとっては少しでは収まらず
どんどん大きく膨らんでしまうんです。

「風邪ひかないように着替えてね」

例えば、意識しないでかけてしまう
こんな声かけで

「着替えなければ風邪をひく」
 ↓
「風邪引いたら治らないかも」
 ↓
「治らないで
 死んでしまうかもしれない」
 ↓
「もう一歩も外に出たくない」

一人でぐるぐる不安な気持ちを持って
極端に考えてしまうことが
あるんです。

こうしてお母さんの不安から
かえって子どもの行動を抑制してしまう
結果になったりします。

このASDタイプのお子さんには
まずはお母さんがさせたいことを
やらせる要求
先まわりの声かけをやめてください。

そして
要求や心配の声かけをやめた代わりに
本人ができていることを
認識させる声かけをするんです。

すると、子どもが安心して
穏やかになり始め
自信をつけてきます。

すでにできていることは
できて当たり前のことでもいいんです。

ぜひ、子どもが
できていることに注目して
声かけをしてみてくださいね!

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