行動が遅い子にやりがち「先回り」はもったいない!

おはようございます!

行動が遅い子に
イライラしてしまうお母さんに
今日は考え方を転換するヒントを。

行動が遅いとイライラして
先回りして
やってあげたくなりますよね。

特に忙しくて余裕がないならなおさら。

 

ところがこの「先回り」は
実に脳の発達にとって
もったいないことなんです。
 
脳の発達を考えると早くできるから
よいというものでもないのです。
 

素早くスムーズにできることは、
脳に負荷がかからないほど
自動化されている、ということです。

普段の簡単な行動は
ここを目指したいですね。

 
逆に言うと、さっとすぐできることは
すでに脳の中では自動化されていて
あまり脳が使われていない状態です。

脳の発達から考えると、
ここまでできたら、

次の段階に進んで少しハードルを上げて
脳を使う活動をした方がいいかもしれません。

 
一方、のんびり時間をかけて
何事も進み方がゆっくりな子もいます。
 

この子たちは
ただやたら時間がかかっているだけ
ではないのです。

 

実は、のんびりにみえますが
黙って集中している時間

これがたくさん脳を使って
発達している時間です。

そして、時間がかかる子は
それだけ脳をつかっている。

お母さんは
まどろっこしいかもしれませんが
これこそ発達しているチャンス!

「今、発達している!」

と考えて、ぜひとも先回りしないで

待ってあげましょう。

時間がかかってもあきらめないで
頑張れるなんてすごいよ!

最後までよくやったね!

って褒めてあげたいのです。

そうすると、遅くとも行動はするので
段々と脳のネットワークは強化されてきます。

するといつの間にか脳が発達して
早くできるようになります

もちろん遅すぎる行動には
行動を促す声かけなど
工夫はいるかもしれません。

遅くても早くても

自分で行動することが大事ですね!

気持ちに余裕をもって
行動をさせられるといいですね!

 
 
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