集団に入れていたら子どもは自ら吸収して学ぶってホント?

おはようございます!
 
昨日は発達相談や病院で
「様子見」って言われても

どうしたらいいかわからない
っていう話をしました。

 

子どもの発達って
まったなしなんです。

小さいうちの方が
脳がやわらかいので
修正がききやすいのです。

 
だから発達支援は今すぐが鉄則なんです。
 
ところが受け皿がないから
発達支援してもらいたくてもできない
っていう状況がある。
 
知能指数と言われるIQは
IQ85~115が正常範囲で、
IQ70未満は軽度知的障害域です。
 
この「正常」と「軽度知的障害」の
はざまにあるIQ70~84は境界域と言います。
 
 
本来診断では
その子その子の適応をみる
必要がありますが
 
 
多くの場合このIQ70の数字を基準に
それ未満なら
知的障害がある、とみなされ
発達支援を受けられる基準とされています。
 

(そうではない自治体もありますので、
お住まいの自治体で確認してください)

 

境界域は知的障害ではないとはいえ
正常範囲の発達ではないし、
本来は支援が必要な子たちなのです。

 
 
1950年代までは
境界域は支援の対象だったという
事実があります。

ところが境界域の子
全体の14%もいるため

多すぎるから
支援から外されてしまった
のです。
 

14%というと35人のクラスの
下から5人くらいの子が該当する計算になります。

 
その子たちは
本当は困っているし
放っておいていいわけない。
 
 
あまりに人数が多いという理由
公的支援の対象外になっているんです。
 
 
なにも支援されないまま
親もそこの「本当の意味」を
理解しないまま様子見して
 
普通に子育てしていても
子どもの困りは減らないんです。
 
「集団に入れていたら

 子どもは自ら集団から学んでいく」

 

とおっしゃる方がいます。
 
もちろんそれは間違いではないのですが
それが言えるのは、定型発達の場合です。
 
 
その理由は発達ゆっくりな子どもは
普通の集団と同じ場面にいたとしても

脳の認知機能が弱いから
定型発達の子と同じように自ら吸収し

理解につなげられる量が少ないためなんです。
 
・見る力が弱い
・聞く力が弱い
・体を上手にうごかせない
・記憶にとどめにくい
・考える力が弱い
 
 
その弱い部分を

子どもがわかりやすい方法で
できるようにサポートしてあげて

できた!という経験
積ませてあげることが
何より大事。

大人の支援で
自分のチカラを感じられたら
子どもも意欲ややる気が出るんです。

 
意欲がでたら

行動ができる

 

行動ができたら脳が育つんです。
 
学校で支援をうけられなかったら
なにもできないか、といったら

全くそんなことはありません。

まずは、

お母さんとの1対1の関係を作り
お母さんが普段の関わりの中で
子どもに自信をつけてあげること
 
 

これができたら
意欲がでて
子どもの行動は外にも広がっていきます

 
お母さんが
子どもに自信をつける関わりをして
発達支援ができるようになればいい
 

今月の個別相談の募集を
近々始められるよう準備しています。

今月は

皆さん動く時期だと考えられているせいか
 

すでに個別相談がたくさん入っていて
枠があまりありません。

 
講座を習って
自分の子どもの発達支援をしたい方に
 
 
優先的に枠を開けたいので
個別相談を受けたい方は
このメルマガに登録してくださいね!
 
タイトルとURLをコピーしました