「人に迷惑はかけないように」
と、子どもに言ったりしていませんか?
この迷惑をかけないって
人間社会でありえませんね。
人間誰かしら迷惑かけているからです。
ようは人は一人じゃ生きていけない。
できないことは誰だって
人にお願いしています。
自閉傾向がある子は
言葉の字面をそのままに取ります。
迷惑かけないように、
といったらものすごく混乱します。
迷惑の度合いって
人の感じ方だから
ある人が迷惑に思っても
他の人は迷惑に思っていないこともありますね。
この迷惑か、迷惑じゃないかの線引きがわからない。
「普通こうだろう」とか
「察して」ということは通用しない
「迷惑」という明確な基準がないような
抽象的な言葉を理解するのが難しいのが
自閉症スペクトラムの傾向がある子どもです。
人間迷惑はかけるものです。
これが基本。
だから迷惑かけたっていい。
だから迷惑かけたっていい。
ゆったりIQっ子は
わからないことを教えてもらったり
手伝ってもらう場面も多くある。
手伝ってもらったら
お礼を言おうね!
相手が嫌な気持ちになるほどの
迷惑をかけてしまったら
それは謝ろうね。
迷惑がかかったら人はこんな顔をするよ
と教えるのもいいです。
こんな時どんな気持ち?と聞いてみる。
「適切な」コミュニケーションは
具体的にどんなものなのか
ということを教えていく。
それは日々、
お母さんがお子さんが行動したことに対し
お母さんがお子さんが行動したことに対し
好ましいことは褒める
好ましくないならスルー
お母さんが
お子さんの行動の正解不正解を
反応でみせて教えてあげる。
自閉傾向がある子には
独特の見え方感じ方の世界があると理解すること。
そこから始まります。