学童に行くのを嫌がり行きたくないと泣くお子さんに困っていませんか?この記事では学童に行かせられないためにママが退職しないで済むように、まずお子さんの困りごとにママが気がつきながら対応してほしい3つのポイントについてお話しします。
4月から学童に行きたくないと泣く子に困っているママはいませんか
「朝になると『学童行きたくない!』と泣く。無理やり連れて行こうとすると暴れる。なんでうちの子だけ…?」
この春から小学生になったお子さんが、学童を嫌がるようになり、朝から泣いて訴えてくる…。そんな状況に心が折れそうになっていませんか?
職場にも迷惑がかかるし、何度も会社を休めない。
けれど、泣きじゃくる子どもを無理やり置いていくのもつらい…。
「もう退職するしかないのかも」と悩んでしまうママも少なくありません。

ですが、それはあなただけではありません。
そして、学童に行きたくなくて泣く状況の裏には、見過ごされがちな発達の特性が関係していることもあるのです。
学童に行きたくない子にある発達凸凹の困りごととは
「学校には行けるのに、学童だけ嫌がるのはなぜ?」
実は、放課後の学童のほうが“困りごと”が出やすいお子さんもいます。
たとえば、
・集団行動が苦手
・指示が通りにくい
・音やにおいなどに敏感
・急な予定変更が苦手
・遊び方が独特で他の子と合わない<
こうした特徴を持つ子は、放課後という“自由な空気”の中でルールに従うことが難しかったり、他の子との摩擦が起きやすかったりします。

こういった発達の「凸凹(でこぼこ)」は、見た目ではわかりづらく、親も「性格かな?」と思いがちですが、実は周りの理解と支援があれば過ごしやすくなる特性です。
まだ発達凸凹に気がついていなかった当時の娘の学童の様子とは
私の娘は小学1年生の時、学童に通っていましたが、娘を迎えに行くと走って私のところに来てしがみついて泣いていました。
我が子の場合は、朝も学校に行きたくないと泣き、帰りは迎えに行くとしがみついてシクシク泣く状況でした。
学童の先生からは、特に不安な様子を伝えられたわけではなく、「和室で疲れたのか寝ていました」と言われることも多く、学校で疲れているのかな、とは感じていました。
仕事をしているので1年生の娘を一人で留守番させるわけにもいかず、学童に預けない選択肢はなかったのです。
当時の娘はまだ言葉にして自分の気持ちを言えなかったんです。
会話の力が弱い子どもで自分の辛さをなんと言っていいのかわからないので、ただ泣くだけだったのんでしょう。
1年生から授業についていけず、夏休み明けに発達検査を受けてわかったのは、軽度知的障害と発達の凸凹があるということ。
その後私が学んで知ったのは
「見通しが立たないと不安で動けなくなる」という発達凸凹の子どもによく見られる認知の特性でした。
「見通しが立たないと不安で動けなくなる」という発達凸凹の子どもによく見られる認知の特性でした。
そんな学校生活は娘にとっては本当に疲れるもので、そのため学童で疲れて寝ていたのかもしれません。
友達ともうまく関われず、何をするのかもわからなくて不安なまま、寝て時間を潰して過ごしていたのかもしれません。
先の予定がわからないまま過ごす学童が、とても不安で辛かったことでしょう。
もっと早く気づいてあげたかった、というのが今の気持ちです。
当時の私は、発達の特性があるとは思っておらず単に、環境の変化が苦手で新しい環境に慣れないから行き渋りをしていると思っていたんです。
だから、時間が経てば慣れるだろうし、頑張っていってもらわないと困る、という思いで無理やり学童に行かせていたんです。
後から本人にとって無理がある環境に預けてしまったと後悔しました。

発達凸凹の子どもは放課後等デイサービスという発達特性を考慮していただきながら、預けられるところがあると知り、2年生からそちらでお世話になりました。
障害者手帳がなくても、医師に一筆書いてもらえたら受給券を自治体の窓口で発行してもらえるので、もしご興味があれば自治体の窓口にご相談になるといいと思います。
学童を嫌がる子どもがいても退職を防ぐための3つのポイント
子どもが学童に行きたくない!と泣くたびに、「私が働くのが悪いのかも」と自分を責めたり、「仕事を辞めなくてはならない!」と思ってしまうママもいると思うんです。
ですが、関わり方を工夫すれば、子どもを無理に押さえつけることなく、仕事を続ける道もあります。
当時の私は子どもに対してケアをすることができませんでした。正直やり方も分からなかったんです。子どものことをもっと理解してこんな関わり方をしたらよかったと思うポイントをお話ししますね!
「不安」の正体を知る
まず大切なのは、子どもが何に困っているのかを知ることです。
「学童嫌がる」=わがまま、甘え
ではなく、
ではなく、
発達の特性のため「できないこと」がある可能性も。
まずは子どもの言動を冷静に観察しましょう。
何に困っているのかが分かれば学童の先生に困っていることを伝えて対応してもらったりもできますし、対応方法も見つかります。子どもが何に不安なのか知ってくださいね。
子どもの気持ちを代弁する
「〇〇がイヤなんだね」「不安なんだよね」と、泣く気持ちに寄り添い代弁する声かけをすることで、子どもは安心感を得ます。
その時の子どもの反応を見ることで子どもが困っていることがわかることもあります。
「行くって決まってるでしょ!」と言っても逆効果です。ママが焦って怒ったりしないで代弁して安心させながら、子どもの気持ちをまず知ってくださいね。
“安心できる時間”を短時間でも持つ
忙しいワーママでも、たった1分のスキマ時間でも、子どもが「ママとつながれている」と感じられる時間を作ることができます。
朝の「ハグ1分」でも、いつもママが見ているよ、と伝わると子どもは「安心」を蓄えることができます。
安心感を得ると不安が減ってストレスが解消されます。そうすると頑なに「行かない!」と言っていた気持ちがほぐれて余裕ができて「行ってみようかな」「学童も楽しいかも」と気持ちが切り替わることがあるんです。
ママとの心通わす時間を取ることで行動に向かう気持ちの余裕ができてくるので、無理やり連れて行くのではなく、本人が満たされるようにすると自分から行動できることがあるので、まずはこちらをお試しくださいね!

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