おはようございます!
思春期の女の子を育てているママから
こんなご相談をよくいただきます。
「最近、急に無口になった」
「何かイライラしている」
「部屋にこもってばかりで
何を考えてるのかわからない」
「友だちとトラブルが
あったみたいだけど
話してくれない」
思春期は定型発達の女の子でも
そうなので
発達の凸凹がある子ならなおさら…
“言葉にならない不安”や
“学校でのつまずき”が
増えてくるんです。
私の講座を受けてくださったKさんも、
そんな娘さんとの関係に
悩んでいたおひとりでした。
Kさんはとてもきちんとしていて、
お家もピカピカ、
綺麗好きの素敵な方です。
ところが
高校2年生になった娘さんは、
・部屋が片付けられない
、やりっぱなし、出しっぱなし
・忘れ物ばかりでいつも焦っている
・遅刻の常習犯、
朝も全然起きられない
そんな娘さんに
嫌味や小言ばかり言っていた
Kさんです。
この娘さんは新学期になって、
仲良しだったグループの中で
1人だけ違うクラスに
なってしまったそうです。
クラス替えをきっかけに
居場所をなくし、
そのまま不登校になってしまったのです。
ある日、お友達に誘われて、
私のセミナーに参加されました。
Kさんは、
発達のことなんて
考えたこともなかったそうです。
ですが、セミナーでお話した
「女の子の発達凸凹の特徴」
を聞いて、
Kさんはハッとしたそうです。
「あれ? これ、
うちの娘に全部当てはまる…」と。
思い返せば、小学6年生のときには
友達と大きなトラブルがあり、
クラスで無視されるような
経験もしていました。
中学では塾にも通いましたが、
成績は振るわず…
「なんで私はこんなに勉強できないの!?」
と娘さんは泣いていたそうです。
友達との様子を見ていると
友達に異様に気を遣っている
ように見えるし
Kさんは心配で、
声をかけたりアドバイスしたり…
それが
「本人が困らないようにしてほしい」
という愛情だったのに、
娘さんの心には届かなくて、
距離がどんどん広がっていったのです。
Kさんはセミナーで
学んだことをきっかけに、
“ちゃんとしてない”ように見える
行動の裏に、
特性からくる困りごとがある
という視点を持つようになりました。
まずは娘さんにあった言葉がけを
意識するようになったのです。
すると、
それまで部屋にこもってばかりの
娘さんが
お母さんの近くに来て
おしゃべりをするようになり、
料理を一緒に並んでするようになり
今まで届いていなかった
Kさんの言葉が、
娘さんに届くようになってきました。
このこともっと早く知りたかった
子どもの特性に気づいてあげたかった
そうすれば私も娘も
こんなに悩むことはなかった、、、
そんなふうに後悔されていました。
私は今、
思春期の発達凸凹女子を育てる
ママたちに
「もっとラクに、
そして深く
つながる方法があるんだよ」
ということを伝えたくて、
このセミナーを開いています。
働くママは真面目で
努力家で頑張り屋さんが多いです。
そもそも、
子育てしながら仕事すること自体
本当に大変なことですが
それをやってるのは
当たり前ではないんです。
ものすごい頑張りの上に
成り立っていますよね。
子どもの頃から
当然のように勉強も頑張ってきたし
お母さんの言いつけを守って
生活面もできていた方が多いです。
そんな頑張り屋のママだからこそ
自分の子どもの頃と
今のお子さんの様子を比べて
なんでこんな簡単なことができない?
と自分とのギャップに
落胆したり
イライラすることもあります。
女同士だからこそ
見えてくる未来があるから
やるべきことをやらなかったり
だらしないような生活態度が
許せない!と思ってしまうのは
お子さんに
素敵な女性になって
幸せになってほしいから
こそですよね。
あの時の、Kさんのように
“気づけなかった過去”を責めるママが
少しでも早く、
「娘さんのSOS」に気づけるように。
ママの愛情が娘さんにスッと伝わるように。
そして、凸凹を持つ思春期女子が
“わかってくれるママ”
という一番の理解者を得てほしいなと
思っています。
4月27日(日)朝6時から
「発達凸凹思春期の繊細な女の子が
生きやすくなる
なんでも話せる親子関係の作り方」
についてのお話会を開催します!
思春期以降、
進路、友達、彼氏など
悩みを深めるときに
人生の先輩であるママが
相談に乗ってくれたら心強いですね。
生意気で反抗的な態度をとる
裏に隠れている本当の気持ちを
話せるようになるには
ママの普段の関わり方と
話の聞き方がキーになってきます。
大型連休が始まる前に
新しい子育てのコツを手に入れて
長期休み明けに元気を貯めて
学校に前向きに向かえるように
していきましょう!