子どもの長所と短所は表裏一体。短所も見方を変えれば長所に変わります。
今日は事例を交えて、平日でもできるサクッと会話法をご紹介します。
おはようございます!
夏休みも終盤。
「宿題がなかなか進まない!」
「早くやってほしいのに…!」
ついイライラしてしまうママも
多い時期ですね。
ここでちょっと視点を
変えてみませんか?
子どもの短所は長所の裏返し
宿題をなかなか進めない子。
一見「集中力がない」
「だらだらしている」短所に見えます。
実は、
・ペースがゆっくり
→ 物事を丁寧に見ている
・休憩が多い
→ 自分の気持ちを
切り替える力がある
・同じ問題で止まる
→ 粘り強さがある
このように、短所は特徴であり、
見方を変えれば長所なんです。
生徒さんの事例
あるお子さんは、
漢字ドリルをなかなか進めず、
お母さんがイライラしていました。
ですが、よく話を聞くと、
「きれいに書けるまでやり直したい」
と言っていたのです。
→ これは「完璧を目指す丁寧さ」
つまり、長所。
そう捉えたお母さんが
「こだわっててすごいね」
と声をかけたら、
子どもは誇らしそうに
また書き始めました。
今日できるサクッと実践
宿題でイライラしそうになったら、
「これは短所?それとも長所?」
と自分に問いかけてみてください。
そして子どもに、
「どうしてそうしたの?」
「もっと教えて!」と聞いてみましょう。
子どもの行動には
見えていない理由があります。
短所に見えていた特徴が、
「うちの子の長所だったんだ!」
と気づけます。
宿題ラストスパートのこの時期こそ、
子どもの長所を発見するチャンス。
視点を変えた小さな会話で、
お子さんの良さを引き出してくださいね。