1学期の成績が残念だったなら、夏休みがチャンス!! ~発達障害・グレーゾーンの特性に合った「My勉強法」を見つけよう~

1学期の成績はいかがでしたか?残念だった、という発達障害・グレーゾーンのお子さんにとって、この夏休みは発達を進めるチャンスです!!勉強法を変えて、子どもの特性に合った「My勉強法」を見つけるコツをお伝えします。
 

【目次】

 

1. なぜ、成績が落ちてきたんだろう?

 
 
東大に行ってほしいワケじゃない。学歴がすべてじゃない。
 
 
だけど、社会に出て困らないくらいの学力はつけておいてほしい。就職に困らないくらいの学力はつけたい。そんな風に感じていませんか?
 
 
発達障害・グレーゾーンがある場合、学業の面も心配のタネの1つですね。
 
 
学年が上がるほどに成績が落ちているなら、早めの対策が必要です!積み残しは後に響くからです。
 
 
勉強についていけなくなるのは多くの場合、小学校3年生ごろから。これは「9歳の壁」という現象です。
 
 
 
 
小学校1〜2年生は、体験学習がメイン!見たもの、経験したものを学ぶスタイルなので、発達障害があっても何とかなります。
 
 
ところが、小学校3年生ごろから、体験学習が形而上(けいじじょう)的な学習に切り替わります。
 
 
形而上学とは、体験してないこと・見ていないことを、思考することで理解する学問のスタイルです。
 
 
どういうことかと言うと、例えば算数では、1〜2年生の頃は、おはじきで足したり引いたりを体験して理解できますよね。
 
 
でも3年生以上になると、割り算、小数、分数などのようにおはじきで表現できない世界になってきます。
 
 
そこでどうするかと言うと、式を使って解くわけなんですが、発達障害の子どもたちは往々にしてこの「体験抜きの思考」が超苦手です。
 
 
割り算なら、本当に紐を切ったり、ケーキを分けたり、体験をさせてイメージさせられるのでまだマシです。しかし、小数・分数に至っては「マジもう勘弁して!」みたいなお子さんが続出します。
 
 
体験抜きの思考は、例えば、犬小屋を作りたいときに、縦を100cm、横を80cmにするなら屋根の板の長さはどのくらいあったら足りるかな?というように、行動する前に考える場面で便利なんです。
 
 
ですが、体験抜きの思考が苦手だと、「とりあえず板を切ってみて、短かったら、また切ろうか!!」みたいな行動パターンになってしまうんですよね…。こんな姿、よく見かけますよね。
 
 
だから言いたくなるこの言葉。「行動する前に、少しは考えなさい!!」
 
 
成績が良いとか悪いとかは本質的に問題ではありません。問題なのは、生活の中の思考力や行動力に影響するから、やっぱり勉強はしておいた方が良いんです。
 
 
体験抜きの思考が必要になるのがちょうど9歳ごろ。ここを乗り越えられるかどうかが、学力にはすご〜く大切になるんです。
 
 
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2.  子どもは会話で学ぶから、親の会話力が試される。

 
 
発達障害の子どもたちは、自分で読み書きをして学ぶのが苦手です(発達障害がなくても、だいたい子どもは嫌がりますよね…)。
 
 
じゃあ、そのような子どもはどうやって勉強するんでしょう?
 
 
そう、実は会話なんです!!
 
 
例えば、さっきの犬小屋作りの場面で、子どもが手当たり次第に板を切ってみようとしているとき、なんと言って声をかけますか?
 
 
「も〜!板が無駄になるでしょ!切る前に少しは考えなさい!」と言うのと
 
「板の長さって、何cmになるんだろうね?お母さんと一緒にこのクイズ解いてみたい人〜!」と言うのと
 
 
どちらが子どもを勉強に向かわせるでしょうか?俄然、後者の方ですよね。
 
 
問題を解いている最中も子どもの思考の半歩先、一歩先の声かけができると、子どもの思考力をバシバシ刺激して、学習させることができます。
 
 
勉強でも、スポーツでも、習い事でも、生活習慣でも同じです。上手な先生や上手なお母さんは、この会話術(言葉選び)が卓越しているんです!!    
 
 
 
 
一方、この会話術がない状態で勉強を教えようとすると、
 
 
「勉強しなさい」
 
「頑張りなさい」
 
「考えれば分かるから」
 
「先生は何て言ってたの!」
 
「授業中にちゃんと聞いてたの?」
 
「日頃の努力が足りないのよ」
 
「だからぁ、○○は△△だから…どうして分からないの!?」
 
などなど、言ったって意味のないことを繰り返すだけになってしまうんです。  
 
 
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3.  子どもの特性に合わせた戦略的なコミュニケーション術を会得して、発達を進ませる夏にしよう!!

 
 
子どもが勉強について行けていない、と思ったお母さん。ドリルを買いに走る前にコミュニケーションを磨かないとダメなんです。
 
 
買ったドリルを子どもに与えときに、子どもが喜ぶ声かけができた方が時間とお金が無駄にならないじゃないですか。
 
 
ドリルを一緒にやりながら、喧嘩にならずに、子どもが「分かるようになる声かけ」ができた方が良いじゃないですか。
 
 
「発達科学コミュニケーション」は親子関係を良くするだけのものではありません。子どもの発達を進ませる、子どもの特性に合わせた戦略的なコミュニケーション術(ことば術)です。
 
 
最近の夏休みは宿題が少ないという声をよく耳にします。それってラッキーです。
 
 
なぜなら、夏休みは、発達障害やグレーゾーン(パステル)の子どもの特性に合った戦略に専念できる期間だから。
 
 
軽度発達障害やパステルの子たちは、普通級にいると自分のペースでは行動できない日々を過ごしています。
 
 
でも夏休みは、何事も自分のペースで行動できる時間。1年の中で、こんなに発達障害・グレーゾーンの子どもの対応に集中できる時期は他にありません。
 
 
特に、1学期の成績が残念だったお子さんはこのチャンスを逃してはいけません!!
 
 
2学期からの勉強が心配なら、夏の間に勉強法を変えて、子どもの特性に合った「My勉強法」を見つけましょう。
 
 
お母さんが、子どもの特性を理解して、子どもの思考の半歩先の声かけができるようになると子どもの理解力が少しずつ上がってきますよ!
 
 
 
 
執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
 
 
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