この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの子どもが日記や絵日記にスムーズに取り組むために、まずやってほしいことが分かります!
日記・絵日記の悩みはこれで解決!①最初の一歩は写真を撮ること!
レッスンスクリプト
この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの子どもが日記や絵日記にスムーズに取り組むために、まずやってほしいことが分かります!
日記や絵日記を子どもに取り組ませる上で、お母さんに必ずしてほしいことって何か分かりますか?それは毎日何枚かスマホで写真を撮ることです!
そもそも、発達障害・グレーゾーンの子どもが、どうして日記や絵日記にスムーズに取り組めないか分かりますか?
答えは日記や絵日記には発達障害・グレーゾーンの子どものつまずきポイントがたくさんあるからです。「めんどくさそうだし、面白そうな感じがしない。やりたくなーい!」と苦手意識が先行してしまい、なかなか取り組むことができないんです。
そこで必要なことは、発達障害・グレーゾーンの子どもに、お母さんがやる気スイッチを入れてあげること!スマホで写真を撮ることは子どものやる気を引き出すための第一歩なんです。
スマホで写真を撮るときにはポイントが2つあります。
写真を撮るときの1つ目のポイントは、子どもの楽しそうな姿や子どもが大好きなものを撮ることです。
発達障害・グレーゾーンの子どもは、視覚優位といって目から情報をいれることが得意な場合が多いです。つまり、日記や絵日記に取り組む時に子どものテンションが上がるような写真を見せてあげると、子どものやる気スイッチが入りやすくなるんです。
公園で見つけた虫や花、子どもがブロックでつくった建物、おいしかったアイスクリームなど子どもがワクワクするものならなんでもOKです!
こうやって子どもの楽しかった気持ちを呼び起こすような写真を見せて、日記や絵日記に実際に取り組む時に「面白そう!書きたい!」とスイッチを入れてあげることが大事なんですよ。
写真を撮るときの2つ目のポイントは、子どもが絵を描きやすいような写真を撮ることです。これは絵日記の場合です。
根気のいる作業が苦手だったり、不器用傾向のある子どもにとって、絵を描く部分がつまずきポイントになります。
つまり、子どもに絵を描く気になってもらうためには、「これなら描けそうかな!」と子どもが思える、分かりやすい写真を見本として用意しておくことが必要なんです。
具体的にどういう写真が分かりやすいのか説明しますね。まず、よくない写真の例をお見せします。(ひまわりよくない例)
これはひまわり畑の写真です。これ何がよくないのか分かりますか?この写真のよくないところは「写真に入っている情報量が多い」ところなんです。
この写真を子どもに見せて絵を描くように伝えると「こんなにたくさんお花を描かないといけないの!?葉っぱもすごいある!こんなの描けない!無理!」と一瞬でパニックになってしまう可能性があります。
じゃあ、どういう写真を見せるといいのでしょうか?こちらを見てください。(ひまわりよい例)
この写真に写っているひまわりの花は1つだけです。こうやって撮影する物を1つに絞ることで、子どもが描くべきものがシンプルになるので、絵に取り掛かる時の子どもの精神的な負担を少なくすることができるんです。
他にも花火大会だったら花火を大きく撮る、キャンプだったらテントを大きく撮る、など対象を1つに絞って情報量を少なくしてあげると、子どもが絵を描く時にぐっとスムーズになります。
いかがでしたか?日記や絵日記に取り組ませるときにまずやってほしいのは、毎日スマホで写真を数枚撮ることです!
次の動画では日記や絵日記のテーマをスムーズに決める方法をお伝えします。
講師:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)