同じものばかり食べるのは発達障害?中学生・偏食の原因と対処法

 

好き嫌いが多い発達障害の中学生の偏食にお困りではありませんか?しかし、苦手食材を無理やり食べさせるのはタブーです!同じものばかり食べていても「食事が楽しい時間」であれば、苦手食材を克服できちゃった我が家の秘訣をお伝えします。
 

【目次】

1.同じものばかり食べる発達障害の中学生の偏食に疲れた
2.偏食は防衛本能と環境要因が原因
◆防衛本能的要因
◆環境要因
.偏食を和らげる食事のポイント4つ
4.偏食は克服できる!未知へのチャレンジ

 
 

1.同じものばかり食べる発達障害の中学生の偏食に疲れた

 
 
子どもの偏食にお悩みですか?毎日何を作ったらいいか頭を痛めていませんか?
 
 
子どもの偏食を直すためには、まずは食事を楽しい時間にすることが最も大切です。
 
 
わたしには注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の中学生の長男がいます。
 
 
私も、長男が離乳食を始めたころはいろんな食材にチャレンジし順調に進んでいたのに、長男が3歳~4歳ごろには、同じものばかり食べる偏食バリバリに育っていました。
 
 
お肉はハンバーグ、ミートソースなど挽き肉がベースのものは食べますが、カレーなどに入っている塊の肉は苦手。
 
 
魚は全般に嫌い。卵料理もたまごサンドなら食べるけど、ゆで卵、卵焼き、オムライスなどは食べません。
 
 
わたしは、仕事から帰ってからの夕飯づくりに毎日頭を悩ませていました。なんとかしていろんな食材を食べさせようと必死だったからです。
 
 
なぜなら中学生でも偏食だとまわりから「わがまま」と言われたり、将来的に偏食は人間関係にも影響すると思っていたからです!
 
 
 
 
ですが、偏食は単なる好き嫌い、わがままというわけではないのです。
 
 
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2.偏食は防衛本能と環境要因が原因

 
 
偏食の原因には、防衛本能と環境的要因の2つがあります。
 
 

◆防衛本能的要因

 
 
子どもにとって「食べること」は未知なるものへのチャレンジです。
 
 
食べることへの警戒心から、見た目や形から食べず嫌いとなってしまうこともあります。
 
 
体に必要な味(甘味=糖分、塩味=ミネラル、うま味=タンパク質)「おいしい」と感じ
 
 
体に危害がありそうな味(酸味、苦味)「まずい」と本能的に感じてしまうのです。
 
 
だから、少なからず自分の身を守るため、好き嫌いはあるものなのです。
 
 

◆環境的要因

 
 
●空腹かどうか
●楽しい食卓か(食べる相手 雰囲気 部屋の明るさなど)
●子どもの成長にあった食材の固さ、量、味付け  
 
などがあり、
 
 
「空腹を満たし、満足感を得る」
「親と一緒に楽しくご飯を食べた」
 
 
といった良い環境から子どもの「おいしい」感覚育てていきます。
 
 
逆に、
 
 
「お腹が減っていないのに食べなきゃいけない」
「ひとりで食べるのはつまらない」
「食事中に怒られた」
「食事形態が食べづらい、見た目がイヤ」
 
 
といったちょっとしたイヤなことがあったりするだけで子どもはその食べ物を嫌いになってしまいます。
 
 
みなさんも小さいころは苦手で食べられなかったけど、大人になってから嗜好が変わり食べれるようになったというご経験はありませんか?
 
 
スーパーで売っている魚は苦手だけど、フルコースで出てきた魚料理なら食べられるとか、食材、調理方法、味付け、環境、雰囲気などでも偏食は左右されます。
 
 
さらに、発達凸凹の子は、言葉よりも視覚的なまわりの雰囲気や表情などの情報を敏感に受け取りやすいのです。
 
 
ですから、怒られたり叱られたりするとネガティブ思考となりやすく、褒められたり認められたりするとよい行動が増え脳はどんどん急成長します!
 
 
 
 
このように子どもの味覚は感情と深く結びつけられて記憶されていくのです。 どうせなら楽しい感情を記憶させて偏食を減らしていきたいですよね?
 
 
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3.偏食を和らげる食事のポイント4つ

 
 
 我が家の長男は、偏食だけでなく癇癪やこだわりもあったので、せめて食事ぐらいはイライラせずに対応しようと決めました。
 
 
そして我が家がとった対応した策はこちらです!
 
 

食事を楽しくする

 
 
少々のマナーは目をつぶり、テレビをつけながら食べることもOKとしました。
 
 
現在は中学生なので、毎日ではありませんが携帯でYouTubeを見ながら食べることもあります。
 
 
誕生日のお祝いとか特別な食事でないときはスルーしています。
 
 

感情的に叱らない

 
 
こぼしたり、残したりしても小言をいわないようにしました。
 
 
「早く食べなさい!」と声をかけがちですが、中学生になってからは「ごはんできたよ」と声だけかけて、先に食べちゃうこともあります。
 
 

◆一口食べることができたらたくさん褒める

 
 
苦手だったり初めての食材を一口に食べたら、つかさず「食べれたね!」と褒めます。
 
 

「食」への関心を実体験で示す

 
 
牛の乳しぼり、ピザづくり、お芋ほり、魚釣りなどに挑戦するようにしました。
 
 
長男は牛乳が苦手だったので、まずは牛乳を飲ませる前に牛の乳しぼりを体験させてみました。今は給食の牛乳も飲めるようになりました。
 
 
自分で作ったり、とってきた食材を食べることで食べることの興味を持たせることで、苦手な釣った魚も一口だけ食べてくれました。
 
 
そしていつもおなじものばかり食べている偏食バリバリの中学生の長男が苦手食材を克服しちゃった秘話をこっそりお話します。
 
 
 
 

4.偏食は克服できる!未知へのチャレンジ

 
 
旅行は未知なる食材に出会えるチャンスです。そこでしか味わえない食べ物や名物がありますよね。
 
 
我が家の同じものばかり食べる偏食中学生の長男も、家族旅行先で出された苦手食材にチャレンジすることができました!苦手な魚料理をなんと完食していたのです!
 
 
もちろん、誰も無理強いしていません。
 
 
海の幸が新鮮で、主人や私が美味しそうに食べている姿をみて、自発的に食べてみようと思ったようです。
 
 
食事を囲む雰囲気や配膳のしかたも自宅とは違ってよかったのかもしれませんね。
 
 
「あれ、魚も食べたんだ。すごいじゃん。」と褒めると、
 
 
「思っていたよりも美味しかった!」と誇らしげな長男。
 
 
これは、息子にとって食の成功体験と自信につながっただけでなく、私の子育ての自信にもなったのです!
 
 
無理に食べさせようとしなくても本人が食べたいと思えば自分から食べるんですよね。
 
 
先日も長男が苦手な卵焼きをケチャップソースたっぷりつけて食べていました!苦手食材を食べれたという自信が急成長しています。
 
 
偏食は、こどもの成長とともに変わります。アレルギーではないので食べられないわけではありません。
 
 
日々忙しいママが、「毎日の食事を作って準備している私はえらい!
 
 
「子どもも食べたらえらい!」と発コミュで自分と子どもを褒めながら、笑顔で食事をすることが一番大切ですね。
 
 
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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