【リサーチャー動画】親子で読書感想文が２倍楽しめる秘密！小学校高学年にお勧めの本

 

 

この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの小学校高学年のお子さんが読書感想文を書くときにお勧めの本がわかります！

 

 

 

 

 

 

 

この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの小学校高学年のお子さんが読書感想文を書く時にお勧めの本がわかります！

 

 

小学校高学年向けの本を選ぶときに気をつけることは何でしょうか？ それは、お子さんが、見通しを持って無理なく読み進められる本を選ぶことです！

 

 

高学年向けの本は、深く考えさせられる内容の本が揃っています。本に書かれていることを知るだけでも、ひとつ成長できるような問いかけがさまざまあります。

 

 

でも一般的に出回っている、小学校高学年にお勧めの本のリストを見てみると、ページ数の多さに驚いてしまうことはありませんか？

 

 

例えば、長い間読み継がれている名作を読んでみようすると、「赤毛のアン」は500ページ以上、「窓際のトットちゃん」は350ページ以上などです。

 

 

どうでしょうか？お子さんは読めそうですか？

 

 

発達障害・グレーゾーンのお子さんには、あまりに分厚い本や、情報が多すぎる本は読むのがしんどいようです。では無理なく読み進められる本は、どのような本でしょうか？

 

 

それは、お子さんが本を読まなくても、読む前から既にだいたいのあらすじを知っている作品です。わかろうとして読まなくてもいいのでとっかかりやすく、読み進めやすいです。

 

 

「あぁ、このあとこうなるんだよな」とあらかじめストーリーがわかっていると断然読みやすいんです。

 

 

では、具体的にどのような本がよいのか、お勧めの本を２冊ご紹介いたしますね。

 

 

小学校高学年向けにお勧めの本、１冊目は
『ルドルフとイッパイアッテナ』です。

 

 

こちらは、児童文学の不朽の名作で、絵本作家・斉藤洋さんのデビュー作です。 主人公のネコ、ルドルフがひょんなことから岐阜から東京の江戸川へ行き、教養のあるネコのイッパイアッテナと出会い、冒険をしながら成長していきます。

 

 

ネコがまるで人間のように描かれているので、自分がネコになったような感覚になり、一緒に冒険しているような気分になれます！

 

 

見所は、ルドルフが無事に岐阜のお家へ帰れるのか？です。思わず応援したくなります。

 

 

厚みのある本で文章量も多めですが、2016年に映画化されていますので、映画を見た後にこの本を読んでみると、お子さんにも内容がわかりやすく感想も出てきやすいと思います。

 

 

続きまして、小学校高学年向けにお勧めの本、2冊目はこちらです！
角川アニメ絵本の『アラジン』です。

 

 

今年の6月に、「アラジン」という映画が公開されました。原作は「アラビアン・ナイト」という作品集ですが、「アラジンと魔法のランプ」でおなじみの、ランプの魔人が出てくるお話で、ディズニーアニメーション映画の実写版です。

 

 

絨毯に乗って夜の空を飛ぶシーンはとても素晴らしく、一度は空を飛んでみたいな～という夢がかなったような気持ちになれそうです！映画館の迫力ある大画面で親子で一緒に鑑賞するのも、夏休みのいい思い出になりそうです。

 

 

親子で見所が違うかもしれませんが、「お母さんは、こんなところが良かったよ」「○○ちゃん（くん）はどうだった？」など、気持ちを伝えあうコミュニケーションができるといいですね！

 

 

劇場版の完全ノベライズ本も出ていますが、そちらはもう少し大人向けなので、角川アニメ絵本の『アラジン』を読んでみるのがお勧めです。

 

 

お子さんの通っている小学校で、読書感想文に選ぶ本が自由に選んだ図書でもよいのでしたら、アニメーション映画や、小説や漫画を原作に作られた映画やDVD作品をお子さんと一緒に観てから、関連する本を読んでみるというのもいいですよ！

 

 

いかがでしたか？ お子さんと一緒に会話を弾ませながら、お子さんの言葉がいっぱい詰まった素敵な読書感想文が書けますように！応援しています。

 

 

参考資料①
『ルドルフとイッパイアッテナ』（274ページ）
作：斉藤 洋、絵：杉浦 範茂、出版社：講談社

 

 

参考資料②
角川アニメ絵本 『アラジン』（80ページ）
出版社：KADOKAWA

 

 

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講師：今村裕香
（発達科学コミュニケーションリサーチャー）