発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるお母さんの中には、コミュニケーションが苦手で人付き合いを避ける人もいます。しかし、お母さんが苦手なことから避け続けると、子どもはどう成長しますか?答えがわかれば、お母さんのすべきことも分かりますよ! |
【目次】
1.発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるお母さん、人付き合いを避けてませんか?
2.親のコミュニケーション力が低いままだと、子どもの脳の発達はどうなる?
3.日本人の3割がコミュ障!?コミュニケーションが苦手なら、苦手なりのやり方がある!
1.発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるお母さん、人付き合いを避けてませんか?
発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるお母さんの中には、コミュニケーションが苦手で人付き合いを避けているお母さんもいらっしゃると思います。
パステル総研の記事を見ていると、お母さんの声かけの方法、子どもの成長を加速するためのコミュニケーションのノウハウが盛りだくさん。
子どもの成長に欠かせないのが、お母さんとのコミュニケーションなのです。
しかしここで「こういうのって、コミュニケーションが苦手な人にはできないことでしょ?」と思ってるお母さんはいませんか?
コミュニケーションが苦手で、担任の先生ともうまく話せない、ママ友もいない、話し相手もいない人はどうすればいいの?何もできなの?と途方に暮れていませんか?
実は、過去の私がそうでした。
私は、幼い頃から周りの人を嫌な気分にさせる接し方で、次々と人が離れていく記憶ばかり。その結果コミュニケーションが苦手になり、人付き合いをとことん避けていきました。
あまり自慢できることではありませんが、コミュニケーションが苦手すぎて仕事も長続きせず、10回以上転職を繰り返したほどです。
しかし、発達科学コミュニケーションを受講し、実践していく中で
「私の声かけで、本当に子どもが変わった!」
「やっぱりコミュニケーションは大事だな」
「もっと子どもの脳に響く声かけができるようになりたい!」
「コニュニケーションが苦手なお母さんを卒業したい!」
と、考え方が変わっていったのです。
2.親のコミュニケーション力が低いままだと、子どもの発達はどうなる?
幼い頃からのネガティブな記憶が溜まっていくと、「どうせ無理だ」と自信を失い、行動力が下がります。コミュニケーションがうまくいかないと、人付き合いを避けるようになります。
まさに、発達科学コミュニケーションの逆の効果が出ています。
大人になっても、人付き合いが苦手なまま。だから人付き合いを避ける。お母さんがそんな状況だと子どもの脳はどのように発達し、成長するでしょうか?
子どもは親の思うように育ちます。つまり、子どもも親と同じように人付き合いが苦手になり、できないことや苦手なことから避け続けるようになるのです。
子どもには、そんな風になって欲しくないですよね?お母さん自身も、苦手なことから避け続けたくないはずです。
お母さんがコミュニケーションに対する苦手意識を解消すると、子どもの脳の発達を加速させる声かけが、より多く身につけられます。
また、お母さんが苦手なことにもチャレンジする姿を子どもに見せてあげると、子どもも「お母さんスゴイ!ぼく(わたし)も、頑張ろう!」という風に気持ちが変化します。
今は「人生100年時代」と言われます。子どもの人生はもちろん、お母さん自身のこれからの人生もまだまだ時間があります!
今からでも変わりたい!と思うなら、すぐに行動に移しましょう!
3.日本人の3割がコミュ障!?コミュニケーションが苦手なら、苦手なりのやり方がある!
今の日本で、自分はコミュニケーションが苦手だと感じている人は、およそ3割と言われています。そして、その割合は年々増えています。
このままでは、孤立する人がますます増えそうです。いじめやひきこもりなど、現在の社会問題などを考えると、やはりコミュニケーションが大事だと痛感します。
そこで、コミュニケーション力を確実に上げる方法をご紹介します。その前に、どんな方法なのか、一度考えてみてください。
・・・
答えはわかりましたか?答えは「コミュニケーションをとる機会を増やすこと」です。
なに当たり前なこと言ってんの?それができればこんなに悩んでないわよ!
…と、お叱りの声を受けそうですが、事実そうなんです。子ども時代の勉強でも、リコーダーの演奏でも、鉄棒の技でも、部活動でも、何度も練習を重ねるからできるようになるのです。
これはコミュニケーションでも同じことです。数稽古なんです。しかし、コミュニケーションに悩む人の中には
・空気を読むのが苦手
・会話の流れがつかめない
・場違いな発言をしてしまう
・会話の流れがつかめない
・場違いな発言をしてしまう
といった悩みを抱えている人も多いです。
コミュニケーションが苦手な人が、やみくもに人の輪に入っても、返り討ちにあってよけいに失敗経験を重ねるだけです。
苦手なら、苦手なりの方法があるということです。
まずは、自分の得意なことや好きなこと、趣味を挙げてみてください。料理でも、ゲームでも、マイナーな趣味でも全然OK!
つぎは、インターネットで趣味のサークルを探します。最近は同じ趣味の人が集まるサークルがたくさんあります。ピックアップしたサークルの中から、参加しやすそうだと思ったものを選びましょう。
同じ趣味のサークル仲間だと、会話のハードルも下がります。最初はセリフ1つ1つが「今のセリフ大丈夫かな?」と気になりますが、だんだん会話そのものが楽しめるようになってきますよ。
子どもへの接し方同様、大人でも苦手なものがあれば、スモールステップで進めていけばよいのです。
発達科学コミュニケーションで、肯定的な声かけや注目ができるようになれば、そこから更に一歩進むだけで、人と接することに自信が持てるようになりますよ。
私もまだまだ成長中です。一緒に成長していきましょう!
執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)