LDタイプの発達障害の子どもが成長するために必要なチカラとは?

 

発達障害、特に学習障害(LD)タイプの子どもは見た目にわかりにくい特性のため、様々な困難さを抱えています。今回はその苦手に注目しすぎることなく、成長につながる大切なチカラについてお伝えします。 
 

【目次】

 

1.学習障害(LD)タイプの発達障害についてご存じですか?

 
 
皆さんは学習障害(LD)とは、どんな特性をもっているかご存じですか?
 
 
いくつかある発達障害のタイプの1つで、
 
 
勉強についていけない。
 
行動習慣もなかなか身につかない。
 
性格傾向がガンコ。
 
 
などがよく知られています。
 
 
みなさんのお子さんは、下記のような特徴はありませんか?
 
 
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・聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するのどれか、もしくは、複数が苦手
・全般的に理解力が乏しい
・何度教えても苦手領域だけは勉強が進みにくい
・運動が苦手で、人の動きを真似たりすることが苦手
・指や手をうまく使えず、ちょうちょ結びなど細かな動きが小学校高学年になっても苦手
 
・朝起きたり、朝の支度が苦手
・できることは年相応にできるので、できないことは怠けているように見える
 
 
ーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
 
これらに何個当てはまればLDだと診断される、というようなことではありません。
 
 
これらの特性(症状)が軽かったり、少なかったり、また、これらの特性は見られるものの、社会や学校に全く適応できないほどではない…。
 
 
そんなお子さんが発達の「グレーゾーン」と考えられます。
 
 
LDタイプのお子さんは、純粋にLDタイプの特性だけを持っている子どもは少ないと言われます。
 
 
ADHDなどに見られる多動や衝動性や不注意のいずれか、自閉スペクトラム症に見られる集団行動やコミュニケーションに苦手があるような、特性が混合しているミックスのタイプの方が多いです。
 
 
好きなことに対しては問題なく打ち込める分、勉強など苦手なことや興味のないことでは叱られることが多く、学校に行かなくなるなどの二次的な影響が出ている場合もあります。
 
 
ですが、安心してください。
 
 
そうなっていても、まだまだ子どもの脳を伸ばす方法はあるんです!
 
 

 

2.LDタイプの子どもにとっても学びとは?

 
 
LDタイプの子どもを育てる上で私が大事だと思うことは、学校の”勉強”が苦手でも、人生の”学び”は苦手にさせないこと。
 
 
LDは、学習障害と呼ばれますが、「学習」にはいろんな意味があります。
 
 
学校で習う勉強も”学習”ですが、新しいことを学んで行動に役立てていくことも”学習”と呼びます。
 
 
例えば、カレーライスを作れなかった人が、レシピや調理を学んで美味しいカレーライスを作れるようになるのも”学習”です。
 
 
そして、いつも遅刻していたのに、遅刻しないように朝の支度ができるようになるのも”学習”です。
 
 
つまり、読み書き計算などができない、というのは、学習のほんの一部の脳機能でしかなく、本来、脳が担っている「学ぶ」という働きは、人生の全てに通ずる!と言ってもいいんです!
 
 
だからこそ、読み書き計算が苦手だからと学ぶことを嫌いにさせてしまったら、その後の人生で学ばなくてはならない生活や仕事や人間関係の学習まで遅らせてしまうことになります。
 
 
つまり、学ぶことを嫌いにしなければ人生はうまくいく!
 
 
 
 
私は、学校のお勉強こそ苦手だけれど、人生を素敵に生きている人を山ほど見てきました。
 
 
もしかしたら、皆さんにもそんな経験はあるはずです。
 
 
だったら、学校の勉強に苦労している我が子に、「お勉強」を教えることに時間を労力を費やすのか?
 
 
それとも、「学ぶ力」を教えることに時間を労力を費やすのか?
 
 
みなさんは、どちらを選びたいですか?
 
 
学ぶ力とは、新しい情報を取り入れて、自分の知識や経験と合わせて行動力をUPしていく力。
 
 
まさに、自立する力であり、人生を切り拓いていく力です。
 
 
「学ぶって、楽しい!」
 
 
そう思えたら、人生で困ったことがあっても大概のことは乗り越えていける!
 
 
私は、LDの子には、勉強の遅れを取り戻すことなんかより、学んで、行動を変える力を身につけさせてあげたい。
 
 
そう信じています。
 
 

 
 

3.子どもを伸ばすための効果的なサポート方法をご提案します

 
 
ここで、1つ、私からの心躍る提案があるので聞いてください。
 
 
まず、学校での勉強についていけず、読み書き計算を教えることに躍起になって、イライラしたり、子どもと宿題バトルをして疲れているママはいませんか?
 
 
LDタイプのお子さんをもつママは新しいLDサポートを学んで、それを教える先生になった方がいい!と私は考えています。
 
 
ただ学んで終わりにしないのは、先生になるほどの専門知識や技術を身につけた方がお子さんの子育てがうまくいくから!
 
 
それに加えて、新しいLDサポートが世に広まれば広まるほど、LDタイプのお子さんが生きやすくなります。
 
 
 
 
ですから、自分が学んで終わりにするよりも、心にも時間にも余裕を取り戻して、私のメソッドを世の中に共に広める活動をする方が今のみなさんの願いが叶いやすくなるのです。
 
 
新しいLDの解決策を広めていくことは、読み書きを何度も練習させられるような従来のLDサポートにうっぷんが溜まっていたり、効果がないよな〜と感じている当事者にしかできないシゴト!
 
 
今、抱えている悩みが人生の転機になってくれる。
 
 
ママも子どもも、そんな生き方を手に入れたくはありませんか?
 
 
そんなママに提案したいのは、こんなLDサポートのスタイルです!
 
 
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“聞くと話す”を 得意にすれば世界は変わる!
 
会話から学べる子を育てる
LD talkトレーニング
 
 
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これは発達科学コミュニケーションを学び、ちょっと創意工夫を加えるだけで可能なんです。
 
 
もしも、興味がある、ぜひやってみたい!と心が動いた方は、ぜひエントリーしてみてくださいね。
 
 
 
 
一緒に新しいLDキッズたちの未来を築けたら幸いです。  
 
 
 
 
 
 
 
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
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