新常識!発達障害グレーゾーンの子どものママが幼稚園選びで大切にしたい視点はコレ!

達障害グレーゾーンの子どもの幼稚園選びの基準はたくさんありますが、受け入れ態勢やサポート面をどれだけ考えてもママの不安はゼロにはならないですよね。子育ての方針?子育ての軸?ってなんだろう?少し視点を変えて考えてみませんか?
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンの子どもの幼稚園選び、さぁどうする?

 
 
秋は運動会や学芸会などの行事がたくさんある季節になります。
 
 
発達障害グレーゾーンの未就園児がいて幼稚園選びをしているママたちは、入園準備として、幼稚園の見学や説明会に足を運んだりされるのではないでしょうか?
 
 
公開される行事を見に行くことも、幼稚園を知る手段として外せないポイントですよね。
 
 
園児たちの頑張る姿を見て、我が子の何年後かを想像したりして、楽しみにも感じ同時に不安に感じる部分もたくさん出てくることでしょう。
 
 
それぞれの幼稚園よって特色があり、何を基準に選んだら良いのか答えがないので迷ってしまいますよね。
 
 
公開される行事は、さまざまなことを感じたり体験できる絶好のチャンス!
 
 
幼稚園側も幼稚園の良さをアピールできる絶好の機会となっています。園児を獲得する場になるわけですから、力を入れて取り組んでいます。
 
 
先生や園児の様子だけでなく、幼稚園に通わせる先輩ママたちがどんな方たちなのかを知ることができる場でもあります。
 
 
 
 
子どもの幼稚園選びを考えた時、ママ達がやっていることってどんなことでしょうか?次でご紹介していきます。
 
 
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2.ママたちが幼稚園選びでやっていること

 
 
さて、ママが幼稚園選びをする時の決め手って何でしょうか?基準をいくつか挙げてみたいと思います。
 
 
・自宅から近い、または園バスが近くまで送迎してくれる
・給食がある
・預かり保育がある
・カリキュラムが充実している
・園庭が広い など、
 
 
とてもたくさんの条件の中からココだ!と思う場所を1つに決めなければなりませんよね。
 
 
幼稚園選びは地域によって大きく状況が異なります。
 
 
入園前の年にプレ保育をやっていて、プレ保育に通わせると入園に少し有利に働いたり…なんてことも!
 
 
しかし、このプレ保育に通わせるのも抽選で狭き門だったりして、「誰でもどうぞ」というわけではないようです。
 
 
更には私立の幼稚園には親子面接と入園テストがあり、特に準備はしなくても大丈夫とは言われていても、どんなことをするのか?対策の塾の講座もあります。
 
 
 
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもの場合、療育へ通っていたり、プレ保育で少しでも目立つ行動があると、お断りされてしまう話も実際によく聞きます。
 
 
みんなが座っている場面で立ち歩いてしまうなどは多動性衝動性が強いタイプのお子さんは大人がどんなに言って聞かせようとしても求められていることをするのは難しい場合が多いです。
 
 
発達障害グレーゾーンで手がかかる子は先生に配慮などをお願いすることも多くなり、ママも窮屈な思いをすることも多くなると考えられます。
 
 
決め手となる条件がどんなによくても、立ち歩かないようにしなければ…など不安を抱えながら、入園しても何かあるたびにママは肩身の狭い思いをして過ごすことになるのではないでしょうか? 
 
 
 
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3.私が見つけた幼稚園選びー究極のポイントー

 
 
子どもにとって良いと思う条件がそろっていても、その幼稚園で本当に良かったのかどうか?悩みや不安はなくならないと思います。
 
 
そこで、視点をガラリと変えてみることをおすすめします。
 
 
その視点とは「ママにとって居心地が良いかどうか?」です。
 
 
子どもが居心地が良いかどうかももちろんなのですが、ママ自身はどうでしょうか?
 
 
私が居心地が良いと思う条件は3つです。
 
 

◆先生方との信頼関係

 
 
まず1つ目は先生方との信頼関係です。先生とどんな事でも話せる信頼と関係性が築けるかどうか?はとても大切です。
 
 
幼稚園で発達障害グレーゾーンの子どもが好ましくない行動をしてしまった場合、困った行動をとっている事実と先生がどのように困っている事は丁寧に伝えてくれます。
 
 
しかし、どうすれば良いのか?は教えてくれず、家庭で対応してくださいと言われてしまうことがあります。
 
 
そのような時、どのような対応を取ってもらえたらママが安心して落ち着いて次の行動を取れるかに視点を置いて考えてみてください。
 
 
ママも困っているよね、と共感して寄り添ってくれて、どうしたら良いか?を一緒に考えてくれる先生方だったらママがこの幼稚園にして良かったと心から思えることでしょう。
 
 
子どもにとっても良い幼稚園を選んだことにつながるのではないでしょうか?
 
 

◆ 明るく見守ってくれる雰囲気

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもが浮いていても明るく見守ってくれる先生、お友達、保護者に囲まれているか?もとても大切なポイントです。
 
 
運動会やお遊戯会などの行事は子どもひとりひとりの成長ももちろんですが、クラスや幼稚園全体としてどう作り上げるか?もあります。
 
 
勝ち負けや完璧さを求めるあまり、失敗したり間違えてしまった子を責めてしまう雰囲気がある園もあります。
 
 
ひとりひとりがそれぞれ出せる力を全力で出していたね!などと、認め合えるような雰囲気に囲まれている方がママも子どもも居心地よく過ごせると感じます。
 
 

◆ママが幼稚園が楽しい!と思えること

 
 
以上のことからこの幼稚園なら私が楽しい!」とママが思えることが幼稚園選びに欠かせない究極のポイントになると確信します。
 
 
 
 
 
ママ自身が楽しんで通える幼稚園であるならば、行事のお手伝いやPTA活動も、”やらされている”から楽しみながらできるへと変わるのではないでしょうか?
 
 
何より、ニコニコ楽しそうなママと一緒に通う幼稚園は子どもにとって居心地よく、安心して通える場所になるはずです。
 
 
給食がいいな、お勉強っぽいことしてくれると小学校に入ってから楽かな?なども幼稚園選びで大切ですが、まずはママ自身がその幼稚園を楽しい!と思える事が何より大事です!
 
 
あなたの「子育ての方針は?」「子育ての軸は何ですか?」のような難しい言葉で考えなくても大丈夫。
 
 
ママにとって居心地がよいということは、それだけでママの考え方やママのこうしたい!を十分に満たしていますよ!
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもの幼稚園選びで迷った時は、「ママの居心地の良さ」を視点に入れて考えてみてくださいね!
 
 
みなさんが居心地のよい素敵な幼稚園を見つけられますように!
 
 
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執筆者:池乃希子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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