履きやすさ、動きやすさ、デザイン…。パステルキッズを育てる皆さんはお子様の靴選びは何を重視されていますか?特性によりなかなか靴を自分で履けなかった次男を救った神シューズを紹介します。
【目次】
1.靴を自分でなかなか履けなかった次男くん
2.原因は〇〇が好き過ぎることだった!感覚にこだわりがある次男の靴探し
3.MADFOOT MADLUXキッズスニーカーで見事解決!
1.靴を自分でなかなか履けなかった次男くん
ご自身のお子さんが靴を自分で脱ぎ履きできるようになったのは何歳頃でしたか?
もしかしたらこれからだよ!って方もいるのかもしれませんね。
自分で脱ぎ履きがなかなかうまくいかない…と悩んだ時の参考になれば嬉しいです。
我が家の次男は中度知的障害を併せ持つ自閉症スペクトラム(ASD)です。
そのせいか、2歳半ごろを過ぎてもなかなかできるようにならず苦労した経験があります。
年少に上がってみんなが上履きを履き始めた頃。
次男はつま先を入れた状態で足の下に入ったかかとの部分を取り出し、その中に足を入れることができなかったのです。
その時は、保育士さんからのアドバイスで子どもの指が通るくらいのループゴムをかかとにつけることに。
ゴムを引っ張ることで取り出してかかとを入れることを手助けするのです。
この方法で割と早く自分で履けるようになりました
しかし、外履き用の子供靴は同じ方法で履くことができませんでした。
2.〇〇が好き過ぎる!感覚にこだわりがある次男の靴探し
小学校低学年くらいまでの子が履く靴はマジックテープで止め外しするタイプのものが多いです。
長男も小さい時からこのタイプの靴しか履いてなかったので、全く疑問に思うことなく生活していました。
ところがこれだと上履きとは履き方が変わってくるので、当時の次男には難しいようでした。
そしてASDの特性をもつ次男は感覚に独特のこだわりを持っていました。
男性の少しだけ伸びた顎ひげなど、普通の子なら痛くて触りたがらないジャリジャリしたものを好む傾向があります。
中でもマジックテープのフック(チクチクする方)が大のお気に入り。
そのためマジックテープのある靴にするとフックを触るのに夢中に…。いつまでも経っても履いてくれませんでした。
やっと履かせても今度は車に乗ってる時などに脱いで、
・マジックテープの部分を頬擦り
・テープを擦った指をそのまま指しゃぶりする
などの不衛生な行動も気になっていました。
そんな理由から、マジックテープ以外の靴を探し始めました。
しかし、スリッポンタイプの靴はなかなか見つかりませんでした。
見つかったとしてもさらに壁があり購入には至りませんでした。
・予算やサイズが合うもの
・かかとにループゴムを通せるもの
・足が入れやすく脱げにくいもの
「そんな靴…あるわけがないのかな。」
と思っていた矢先に出会ったのがMADFOOTのMADLUXキッズスニーカーだったのです。
3.MADFOOT MADLUXキッズスニーカーで見事解決!
店頭でたまたま見つけたMADFOOT MADLUXキッズスニーカー。
まず気に入ったのが素材の軽さと柔らかさでした。
そしてかかとの部分はループゴムが通せそうでした。
小さいサイズをあまり見かけないスリッポンタイプ。
さらに靴のサイズ展開は15㎝から23㎝なので当時の次男にも履けそうでした。
いろんな私達親子のわがままを叶えてるのに値段はまさかの2000円代!
もう今すぐ買う以外の選択肢はありませんでした。
購入後、かかとにループゴムを通して早速翌日から登園に履かせてみました。
すると朝、上履きと同じようにループゴムを引っ張り、自ら靴を履く次男の姿が…。
できた!
自分で靴が履けたんだ!
誇らしげな笑顔を浮かべる次男くんを見て、良い靴に出会えたのを確信しました。
保育園でも問題なく脱ぎ履きできてると聞いて、ひと安心。
ところで、スリッポンタイプって止める力が弱くて運動に向かないイメージがありませんか?
しかし!
このスニーカーには、
・履き口にストレッチ素材
・ミッドフットにはシンセティックケージとゴムベルトを採用
つまり、伸縮する素材を使っていて履きやすく脱げにくいということ!
通学・通勤、スポーツにも幅広く使える靴になっています。
アクティブな次男が走り回ってて靴が脱げたことは一度もありません。
つま先のところなど何箇所かでメッシュが使われています。
通気性も良いので足の蒸れやすい子にもおすすめです。
本人も履き心地が良いのか気に入っているみたいです。
サイズアウトすると色違いなども含めて3回ほどリピート買いしており現在18cmを愛用しています。
私達親子にとって、これを超える靴にはまだ出会えていません。サイズ展開がある限り次男はこの靴を履き続けると思います。
なかなか靴が履けないお子様を持つお父さん・お母さん。
その悩み、靴を替えたらすぐにでも解決するかもしれません。
気になったらぜひお試しください!
こだわりが強い子にピッタリなアイテム情報をお届けしています
執筆者:すぎたなお
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)