この動画を見れば、思春期のお子さんが学校を休んだとき、お家にいるお母さんがどんなことをしながら過ごしたらいいのかがわかります。
長い一日をどのように過ごさせるのか?のスケジュールを作ります。
そして、自信をつけさせる3つのコミュニケーション術でより良い過ごし方ができるようにリードしてあげましょう♪
思春期の子どもの学校を休んだときの過ごし方:お母さん在宅編
[vimeo 356063811 w=640 h=480]
レッスンスクリプト
思春期の子どもの不登校は、無理に学校へ行かせようとして行ってくれるものでもありません。
そんなときにこそ、お家で、お母さんの声かけをはじめとするコミュニケーション術がとても役に立ちますよ♪
学校に行かない日にやっていることといえば
勉強している
遊んでいる、ゲームしている、スマホやタブレットでなにか見ている
ゴロゴロしている
ぼーっとしている
寝ている
こんな感じでしょうか?
スケジュールがなにもなくダラダラ過ごしていれば、それを見ているお母さんだってイライラしてきますよね。
そこで!
一日の行動を「見える化」するスケジュールを作ってみましょう!
こんな感じで、付箋に書き出して、優先順位をつけいきます。
大きめの付箋で、その先のやること、準備などを書いておくのもおすすめです。
お母さんが「テストまで◯日だよ!勉強やってるの?」などと言わなくても、
テストまであと○日、スケジュール通り進んでいるかな?
こうすることにより自分で気づくきっかけを作ることができますね。
そこに、視覚で重要度を認識できるように、マジックの赤青黒や、蛍光ペンなどを使用するのもいいですね。
書き込む際にはお子さんと一緒に考えて書いていくのがベストです。
本人が乗り気でない場合には、お母さんが書いて「こんな感じでどう?」と提案してみるのもいいですね。
お母さんの要求を入れすぎてしまうのはNGですので注意してくださいね。
そして、お子さんの様子をたまに見ながら、
「勉強しているのね」「ゲームしているの?」
などとその状況を実況中継してみてください。
「なにを勉強しているの?」「なんのゲームやっているの?」などと興味を持った声がけもいいですね。
そして一日のうち今どの時間を過ごしているのか?ということを認識してもらうためにも「今○時だよ」と時間のアナウンスをしてあげてください。
お母さんもお茶を飲む時間を作って、3時になったら「お茶しようよ」とか「アイスでも食べようよ。」と誘ってみるのもおすすめです。
これは朝の起きるとき、出かけるとき、いろいろな場面で役立ちますので時間のアナウンスを活用してみてください。
そして「ここまでできたのね、すごいじゃん!」「よくやったじゃん」など細かく肯定して褒めてあげてくださいね。
お母さんができる3つのコミュニケーション術とは
1 こまめに肯定して褒める
2 時間の予告をアナウンス
3 事実をそのまま実況中継する
この3つです。
できる行動が増え、脳が発達していきます。
そして自信、自己肯定感が高まっていきます。
家庭でのお母さんのコミュニケーション術が、思春期のお子さんの自己肯定感をアップさせ自信をつけることができます。
そうすることで家の外への不安を乗り越えられるようになりますよ♪
詳しく知りたい方は個別相談へお越しください。
講師:遠藤有里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)