今回は、5歳からが対象年齢になっているエポック社「どこでもドラえもん日本旅行5」をご紹介します。1つで5つのゲームを遊ぶことができます。日本の地名や世界の地名も楽しみながら覚えられてしまうので、ぜひ、お子さんと一緒に遊んでみてください。
【目次】
1.昔から親しまれているのには理由あり!ボードゲームの良いところとは?
皆さんはボードゲームについてどんなイメージを持たれていますか?
意外と場所をとる?
人が集まらないと遊べない?
ゲームそのものにもよりますが、長い時間かかって楽しいけど疲れる?
確かにそれらについてもあるかもしれません。
しかし、お子さんが冬休みになり、親の私たちも休みがとりやすいこの時期だからこそ、親子で一緒に時間を過ごすことを気にかけていきたいなと思います。
ボードゲームをすることで、自分の順番を待つことや、ゲームのことを話題にして、他の人と一緒にコミュニケーションを図る練習もできますよ。
今回は対象年齢5歳以上のエポック社「どこでもドラえもん日本旅行5」をご紹介したいと思います。
2.エポック社「どこでもドラえもん日本旅行5」で遊べる5つのゲームの内容とは?
このゲームは、5つの遊び方ができます。
ボードの表側が日本地図になっていて、裏側が世界地図と宇宙の部分になっています。
◆①かんたん日本旅行ゲーム:対象5歳以上
ゲームの基本的な遊び方が覚えられるので、最初に遊んでみるのがおすすめです。
「どら」という単位のお札を使いながら、勝利の条件である「どこドラカード」を集めていきます。
日本が7つの地方に分かれていて、そのエリアの中の「どこドラカード」を1枚ずつ集めていきます。
スタートは北海道で、条件をクリアする「どこドラカード」が集まったら、沖縄のゴールを目指します。
決められたカードを集めて、最初にゴールへたどり着いた人が1位になります。
◆②日本旅行ゲーム:対象7歳以上
上記のかんたん日本旅行ゲームに、「ひみつ道具カード」「アクシデントカード」「ラッキーカード」が加わり、スタートとゴール地点を自分で決められます。
「ひみつ道具カード」を使って、他の人の邪魔をしたり、自分に有利になるように進めたりもできます。
◆③世界旅行ゲーム:対象7歳以上
日本からスタートして世界中を移動して、6つの地域の「どこドラカード」を1枚以上集めて、ゴールの日本を目指します。
日本以外にはたくさんの国があることを知ることができます。移動する中で、宇宙センターや宇宙基地のマスにとまると、宇宙に行くチャレンジができます。
◆④宇宙旅行ゲーム:対象6歳以上
日本からスタートして、宇宙ルートを1回通り、日本に最初に戻ってきた人が1位です。
まずは、「宇宙基地」、「宇宙センター」があるマスへ行って、「宇宙ステーション」に行くチャレンジをします。その後は、「月」「火星」「地球」に戻って日本を目指します。
私たちが住んでいる地球のことや、宇宙のことに関しても興味を持つきっかけにできます。
◆⑤どこドラならべ:対象5歳以上
自分の手持ちの「どこドラカード」のなかで、前の人が出したカードと同じ地方や地域か、7つあるジャンルと同じカードを出していくゲームです。
最初に手持ちのカードがなくなった人が勝ちです。
基本的な流れが理解できたら、対象年齢に達していなくても他のゲームもできると思います。
このゲームについているルーレットなのですが、指でつまんでくるっと回すルーレットでなく、バーを指で押さえてはじくようにすると、ドラえもんがくるくる回る仕組みのルーレットになっています。
強くはじくとクルクルと良く回るので、ルーレットを回す作業も楽しいですよ。
3.より楽しむための3つのおすすめポイント!
私が考えた「どこでもドラえもん日本旅行5」のおすすめの部分を紹介しますね。
①47都道府県すべてのどこドラカードにその地域の特産品や生息している動物などが、ドラえもんのイラストで描いてあるため親しみやすく、どの地域のものか色でも分けられているので、覚えやすい
②どこドラカードを集めるために、最短のルートを自分で考えたり、カードを得るためにお金も必要なので、作戦を練る力がつく
③3種類(1万、5千、千)あるお札の係になると、計算がスムーズにできるようになる
息子は日本旅行ゲームが好きで、「りんごドラ」「さくらんぼドラ」「かぼすドラ」などのドラえもんと果物が一緒になっているカードが気に入って、毎回のように集めていました。
「りんごドラ」は長野県、「さくらんぼドラ」は山形県、「かぼすドラ」は大分県となっていて、その地域と関連しているものになっています。
4年生の時の社会の時間には、日本の地理の勉強がありました。息子は地域の特産品など授業を楽しく受けることができたようで、好きなカードの地域は今でも覚えていたんだな、と思いました。
ゲームに慣れてくると、息子は「このエリアのカードがないから、こっちに動いた方がいいのでは?」など、他の人のルートを考えたり、自分からお札の係をしたいと率先してやってくれるようになりました。
3種類しかないお札でのお金の計算ですが、さっと計算してお金を渡してくれます。
クリア条件のどこドラカードが集まってきたと思ったら、いきなり自分が行きたくない地方へ飛ばされたり、自分が欲しい地方のカードが場になく、複数持っているプレイヤーと交渉したりと、先の予想が見えないので、親も充分に楽しめると思います。
年末年始に親戚と集まるときなど、一緒にゲームをすることで会話も弾みますし、ワイワイと過ごすことで楽しい思い出にもできますよ。
機会があれば、ぜひ遊んでみてくださいね!
ー商品詳細ー
【商品名】エポック社「どこでもドラえもん日本旅行5」
【サイズ】ボード 約62×40㎝
【公式サイト】https://epoch.jp/
童心にかえって、お子さんと一緒にワイワイと楽しい時間を過ごしてみましょう!
執筆者:松尾歩
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)