発達障害、自閉症スペクトラムグレーゾーンの一方的なコミュニケーションにイライラ!聴き上手になって、説明が苦手な子どもの会話力を発達させるママに変身!

発達障害、自閉症スペクトラムグレーゾーンの子との会話って独特だと感じませんか?主語が抜けたり、話が唐突だったり、いわゆる「説明」が苦手です。お友達とのトラブルの原因にもなりかねないその特性。ママの聴き方次第でコミュニケーションが変わります!
 

【目次】

1.一方的な会話に疲れました…。説明が苦手な子どもと心を通わせられないと不安になっていませんか?
2.発達障害、自閉症スペクトラムの説明の仕方には特性があった!
3.発コミュ「会話の基本ルール」を使えば、子どものコミュニケ―ション力が発達する!
①魔法の相槌で気持ちをしっかり受け止める!
②質問は「聞き逃しちゃった~」という姿勢!
③簡潔にまとめて、共感と褒めの言葉で締めくくる!

 

1.一方的な会話に疲れました…。説明が苦手な子どもと心を通わせられないと不安になっていませんか?

 
 
私には、小学3年生になる娘がいます。第一子に女の子を迎えて、女子トークをする日を楽しみにしていました。
 
 
しかし、話はしてくれるものの、「誰が?」「どこで?」「なんの話?」と突っ込みどころ満載の説明ばかり。
 
 
わからない話を聴くって、結構ストレスです。正直イライラします。
 
 
ついついこちらも、「主語が抜けてるよ!」、「話が唐突でわからない。」など、指摘がきつくなっていきます。
 
 
そして、ようやく娘の話の内容が理解できた頃には、お互い険悪に…。
 
 
そんなやりとりが続いたある日、とうとう娘から「ママ、質問ばかりで何話してるかわかんなくなっちゃう!質問しないで!最後まで聴いて!」と叱られてしまいました。
 
 
同性の親子なのに、楽しく会話ができない、心を通わせることができない。
 
 
この子とは気が合わないのか…と不安になりました。
 
 
しかし、母親である私が立ち止まっているわけにはいきません。
 
 
そこでとった対策が、娘の言う通り「最後まで聴く」、すなわち「聞き流す」でした。
 
 
「へ~」「ふ~ん」「そうなんだ~」の魔法の相槌。
 
 
内容はあまりよくわかってあげられなくても、娘は最後まで話すことができ、スッキリした様子でした。
 
娘が満足なら…としばらくはその『聞き流し作戦』で過ごしましたが、徐々に問題が出てきました。
 
「え?前に言ったじゃん」と娘から突っ込まれるようになってきたのです。
 
 
以前、娘が説明してくれた話を聴き返す、という間抜けな事態になっていました。
 
 
 
 

2.発達障害、自閉症スペクトラムの説明の仕方には特性があった!

 
 
自閉症スペクトラム(ASD)の人は、まとまった内容の説明や会話が苦手という研究報告があります。
 
 
その結果、適切に友人関係が築けなかったり、社会に出てからもコミュニケーションが原因の失敗を繰り返してしまうのです。
 
 
その原因となる特性は以下の通り。
 
 
1.お互いの意図を確認しながら話せない
→唐突に話し出す、または唐突に話題を変える
 
 
2.話題の前提を察知して、会話できない
→主語や場所、時間など必要な情報が抜ける
 
 
3.話していることと状況を関連付けて話せない
→相手が理解しているか、共感しているか、不満に思っているかを察しながら話せない
 
 
娘はまさにこの通り!
 
 
幼児期に療育や、市の心理士さんに診てもらっても、「そうですか~…」と聞き流されるばかりで、だれも具体的な対応策は教えてくれませんでした。
 
 
娘は数十分の面談でのやりとりぐらいはできる言語力を持っています。そのおかげで特に診断がつかず「様子を見ましょう」と言われ続けています。
 
 
言葉の発達は時間がかかりますし、個人差が大きいもの。現在本人が困っていないのであれば、成長を見守るとなるのです。
 
 
では、様子を見ていて、問題が出てきたら何か対応策はあるのでしょうか?
 
 
対応策があるなら今すぐ知りたい!と思い、いろいろな専門家に相談に行きました。
 
 
でも、日本はまだ説明する力を育てるトレーニング法が確立されていないというのが実情のようでした。
 
 
「主語が抜けてる!」など特性を指摘するような言葉かけは、娘のストレスにしかならず、なかなか効果がみえません。
 
 
しかし、発コミュの「会話の基本ルール」を応用する中で、娘との会話に少しずつ変化がみられてきました。
 
 
 
 

3.発コミュの「会話の基本ルール」を使えば、子どものコミュニケーション能力は発達する!

 
 
では、どのようにしていけばいいのでしょうか?
 
 
そこには3つのルールがあります。
 
 

◆➀魔法の相槌で気持ちをしっかり受け止める!

 
まずは、今まで通り「へ~」「ふ~ん」「そうなんだ~」を使いますが、聞き流しはしません!
 
しっかり聴いて、受け止めます。
 
 
その話が嬉しい報告か、嫌な報告かの予想がついたら、
 
 
「楽しかったんだ~。良かったね~。」
 
「それは嫌だったね~。」
 
「それは残念だったね~。でも頑張ったんだ!」
 
 
など内容はいったん置いておいて、子どもの気持ちだけ汲み取り、代弁します。
 
 
子どもは、「聴いてもらえた!」、「わかってもらえた!」という感覚から気持ちがスッキリ!
 
 
つまり、脳がスッキリします。
 
 
大好きなお母さんはどんな話でも聴いてくれる、理解してくれる、受けとめてくれる、と子どもが疑うことなく認知することが大切です。
 
 
このステップがないまま、何かを教え込もうとしても、子どもだって受け入れてはくれません。
 
 
気持ちが満たされ、脳が穏やかな状態だと、お母さんの言葉も受け入れやすくなります。
 
 

◆➁質問は「聞き逃しちゃった~」という姿勢!

 
「え?誰がそんなことしたって言ったっけ?」
 
「あれ?それって学校のことだっけ?学童のことだっけ?」
 
など、なんとなく聞き逃しちゃった~、という姿勢で不足する情報を聴き出します。
 
 
または、
 
「へ~?どうしてそうなったの?」
 
「へ~、どうしてそう思うの?」
 
「他には?」
 
 
など踏み込んでいるような質問でも、不足情報が引き出せることがあります。
 
 

◆➂簡潔にまとめて、共感と褒めの言葉で締めくくる!

 
 
「〇〇ってことだったんだね。それは辛かったね~。」
 
「□□ってしてあげたんだ~。いいところに気が付いたね。お友達も助かったでしょう?」
 
 
など言いたかったことをまとめてあげて、共感や褒めの言葉を加えて締めます。
 
 
最後の「共感や褒めの言葉で会話が終わること」が重要です。
 
 
その日一日の消化し切れていなかったできごとが、良い記憶の中に整理され、お母さんと話すと気持ちが落ち着く、という経験が蓄積されていきます。
 
 
すると、また次の会話につながり、心が通い合うコミュニケーションに発展していきます。
 
 
始めた頃は、質問に対してぶっきらぼうに「学童の話。」など短い答えしか返ってきませんでした。
 
 
それが、徐々に「学童の話だよ。〇〇先生が男子に××~!って言ったの。もう男子がいると先生が怒るからいやだよ~。」など必要な情報を補足して説明し直すようになってきました。
 
 
つい先日は、話の途中で、「あ、ごめん。唐突だったね。学童のこと。□□君って3組の□□君と同じ名前だけど、学童の1年生の子のことだから。紛らわしかったよね。ごめんね。」と、抜けている情報に気づいて、自ら言い直してくれました!
 
 
徐々にですが、会話には前提があること、相手が理解や共感しているかなど確認しながら進めるもの、ということを彼女なりに感じ取ってきているようです。
 
 
発コミュの基本姿勢を日々実践することで、子どもの脳はリラックスし、お母さんの言葉を受け入れやすくなります。
 
 
説明する力、会話する力は日常のコミュニケーションの中で育っていくものです。
 
 
毎日、向き合う親子の間だからこそできることがあります!
 
 
発コミュの「会話の基本ルール」を学んで子どものコミュニケーション能力を発達させましょう!
 
 
 
 
執筆者:おざわ つきこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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