お母さんが手をつけられないほどに困っていた発達凸凹反抗期男子がなんと発コミュ開始後たった3ヶ月で目立った困りごとが落ち着きました。そこでママが仕掛けた子どもの自立に繋がる次の一手とは?発達凸凹キッズ の明るい未来が見えてきますよ。
【目次】
1.手がつけられない発達凸凹反抗期男子との毎日に疲れ果てていました。
2.好きなことで脳の発達をのばす!
3.子どももママも好きを極める!
◆息子が好きを没頭できる環境を整え
◆ママもやりたいことを諦めない
4.親子で好きを極めることで子どもが変わった!
◆子どもの自立がどんどん進みます
◆ママの上限が子どもの上限
1.手がつけられない発達凸凹反抗期男子との毎日に疲れ果てていました
私には現在高校2年生の男の子がいます。
息子が小学3年生の頃から授業中の立ち歩きがはじまり検査を受けてみましたが、様子を見ましょうと言われただけ
そんな中、トラブルは日に日に大きくなり学校からは毎日のように電話がかかってくるようになりました。
中学生になるとだんだん力が強くなる息子を口だけでは抑えられなくなり取っ組み合いの喧嘩をしたり、口を開けば暴言の嵐で親子関係も最悪な状態になっていきました。
学校でのトラブルも大きくなり、ついに謹慎処分を受けてしまったんです。
手がつけられないほどの発達凸凹の反抗期男子との毎日に疲れ果てていましたが、何かを変えなければ彼の未来はない。
誰も何もしてくれないのであれば、私が学んで自分と息子の人生を変える!そう決断して発コミュ(発達科学コミュニケーション)を習うことにしました。
発コミュを習い始めて3週間で彼の反抗・暴言はピタッと止まり、学校からの電話も1度もかかってこなくなりました。
つまり、学校でも家でも表面的な問題は見えなくなっていきました。
発コミュのおかげで暴言のような表面的なトラブルは無くなりましたが、当時の息子は毎日12時間以上ゲームやYouTubeを見続けていました。
そこで次に私が何をしたのか。
息子に自分で考えて動ける子どもになって欲しいと考えた私はこれからは息子の脳を伸ばすということに本格的に取り組むようになりました。
2.好きなことで脳の発達をのばす!
私が彼のやる気スイッチを作るためにやったことは2つあります。
1つ目は
好きなことで子どもを伸ばすと決めました。
そして、もう1つ。
私自身も自分の好きなことをやると決めました。
なぜならば、脳は苦手なことをやっている時よりも好きなことをやっている時に活発に動き、行動量も会話量も考える量も格段に増えるからです。
そして、なんと言っても好きなことなら頑張れる!というのが発達凸凹キッズ 達の特徴!
嫌いなこと、できないことはやらなくていい! とにかく好きなことだけやっていたらいい! 好きなことで彼を伸ばす!と私は決めました。
3.子どももママも好きを極める!
好きなことで伸ばすと言ってもどんなことをしたのか気になりますよね。次に私が行ったことをご紹介します。
◆息子が好きに没頭できる環境を
具体的にやったことは、彼が行きたい高校にいかせる!ということです。好きなバスケだけをしていればいい!これだけなんです。
そんな馬鹿な!って思いますよね。ですが、彼はバスケだったら1日中でもやっていられるほど好きなんです。
そこで、1日中バスケットボールができる環境・高校を探し出しました。そこは県外の高校でバスケ専科がある学校で、主人は大反対!絶対に学費は出さない!と
息子はその高校でなければ中卒でいい!といい出した。発達凸凹でこだわりの強い息子の考えを変えることは到底難しい。
だったら、私が彼の学費と生活費を稼ぐ!絶対に息子のことを私が応援する!と決めました。
◆ママもやりたいことを諦めない
「あなたのために自分がやりたいことを全部諦めた」…そんなことは絶対に言いたくない!と思い、私自身もやりたいことを絶対に諦めない!と決意しました。
彼が中学3年生の11月、私は受験生の息子を置いて発コミュのレインボーランドという6日間の起業家合宿に参加しました。
そこでダイビングをしたりディスカッションをしたりして、自分だけに没頭する時間を取るそんな挑戦をしました。
家族を置いて、自分だけが旅行やダイビングを楽しむなんて結婚してから初めての経験でした。
受験生だった息子。いつも何かあると人のせいにしてくる息子がなんと、空港に私を見送りに来てくれて「お母さん頑張ってね!」と手を振ってくれた。
帰りも空港まで迎えに来てくれて「楽しかった?」と1番に聞いてくれた。あの時の光景を私は今でも忘れません。
4.親子で好きを極めることで子どもが変わった!
◆子どもの自立がどんどん進みます
彼の行動がどんどん変わっていきました。自分がやりたいことを叶えるために、自分で考えて行動するようになりました。
高校生活から始まる一人暮らしに向けて、準備を始めたのです。
自分の洗濯物を自分で洗うようになっただけでなく、モーニングコールをしないと起きられないだろうと思っていたら、「大きな音の目覚まし時計を買ってくれ」と言ってきたり!
何か困ったことがあると、「お母さんの説明が悪かったからだ」といつも私のせいにしていた彼がじゃあどうする?を考えて自分で対処するようになりました。
それに加えて私が先回りして声をかけることや準備することやめて、私自身が自分のことを後回しにせず仕事に没頭することが息子の自立に繋がっていきました。
息子は今でもほとんど毎日バスケ以外のことをやっていませんが、彼ができるようになったことはバスケだけではありません。
人とのコミュニケーションが取れるようになった。
人のことを思いやる力がついた。
人に自分の思いを伝える力がついた。
自分の生活を整える力がついた。
自分をコントロールする力がついた。
息子は私が思い描いた以上に成長し、やりたいことにチャレンジする力、困難を自分で乗り越える力がついたと思っています。
◆ママの上限が子どもの上限
私がやったことはたったの2つだけ。
好きなことで彼を伸ばす。
私自身も自分の好きなことをやる。
たったこれだけ。
苦手を克服させよう!と思わなくていいんです!上手だとか下手だとかは脳を発達させるためには必要ありません。
脳の発達に必要なのは「またやりたい!」って思わせることなんです。
子どものできないを見ているママは自分のできないを見ています。
自分の小さなできた!を積み重ねているママは、子どもの小さなできた!を見つけるのが上手になります!
自分のやる気スイッチを押せるママが子どものやる気スイッチを上手に押せるママです。
自分のやってみたい好奇心を大事にするところから子どもの発達は加速します。
ママの上限が子どもの上限!
私のやりたいことが大きくなればなるほど息子の夢が膨らんでいっています。最近は「おれ、アメリカでバスケしようかな」って夢を語るようになっています。
これからの時代はAIが当たり前、これからは絶対に好きが強みになる時代です。「全部が満遍なくできる」それはもうAIに任せたらいいんです。
子どもを発達させるために必要なのはやる気スイッチを創ってあげること。ママの夢中が発達のチャンスを創ります!
好きと得意で夢を叶える親子になって、やる気スイッチを創れるママにぜひなってください!
反抗期凸凹キッズの子育でのヒントをお伝えしています
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)