発達障害・グレーゾーンの子どもたちの「作文どうやって書いていいかわからない」を解決する方法~低学年向け~

作文のテーマは決められたものの「どうやって書いたらいいのかわからない」という悩みを解決したいですね。お母さんだからこそできる声かけで、お子さん自身の言葉がどんどん湧いてくる方法をお伝えします。それをつづっていけば、作文や日記が楽々書けます。
 

【目次】

 

1.まずはしっかり準備!~発達障害・グレーゾーンの子どもの作文サポート~

 
 
作文に何を書くかを決めたのに、「どうやって書いたらいいかわからな~い!」と一文字も書けずに止まってしまうことがありますね。
 
 
何から書けばよいのか、どこから書けばよいのかわからなくて困っているうちに、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、すっかり集中力もやる気もなくしてしまいます。
 
 
そして、まったく別のことを考えたり、遊び出したりしてしまいます。
 
 
子どもの集中力が切れる前に、お母さんだからこそできるサポート方法があります。
 
 
 
 

2.作文の書き始めに子どもの手が止まってしまうのはなぜか?

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、場面をイメージすることが苦手です。できごとや経験を思い出したとしても、そのときの様子をくわしく思い描くことが難しいのです。
 
 
そのために、自分が書いてみたいと思っていることが漠然としていて、どのように書けばよいのかわからないのです。
 
 
また、イメージしたことを、言葉で表現することも苦手です。自分で使える言葉が多くない場合もあります。
 
 
もともと言葉を知らなかったり、知っていても思い出せなかったり、使い方がわからなかったりするのです。
 
 
それから、話すことはできても、文字にして書くことに苦手意識を持っていて、積極的に書こうという意欲が起きない場合もあるでしょう。
 
 
 
 

3.さぁ、作文を書く準備をしましょう!~お母さんの声かけで、書きたい場面の絵を描こう

 
 
作文に一番書きたい場面の絵を描きましょう。
 
 
絵を描くことが苦手な場合は、お子さんの話を聞いて、お母さんが描いてあげてください。
 
 
お子さんが自分の言葉でお母さんに話すだけでも、作文に書くお子さん自身の言葉がみつかります。えんぴつでもクレヨンでも構いません。絵が下手でも大丈夫です!
 
 
次に、絵を見ながら「お母さんの質問タイム!」です。お母さんが楽しく質問してあげてください。
 
 
たとえば、おばあちゃんの家に遊びに行ったことを書くのであれば、
 
 
「あの日はいい天気だったね。空はどんな色だったっけ?」
 
「玄関でおばあちゃん、なんて言っていた?大きくなったねって言ってなかった?」
 
 
など、お母さんと一緒に楽しく会話をしながら、作文に書きたい場面を再現させていきます。
 
 
お子さんは、絵に色を塗ったりセリフを文字で書き出したりしながら、作文に書く言葉をどんどんみつけることができるのです。
 
 
この準備を繰り返していくことで、発達障害・グレーゾーンの子どもは、ゆっくりでも着々と文章を書く力をつけることができます。この積み重ねがあると、一人で作文・日記が書けるようになるのです。
 
 
作文準備のために、自由帳や小さなスケッチブックを用意してみてください。作文だけでなく、このノートもステキな思い出の1冊になりますよ。
 
 
 
 
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執筆者:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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