とくに年上の子が下の子に手を出す場合、「ママは下の子ばかり見てる」「僕の気持ちはわかってもらえない」などの不満が背景にあることもあります。
そんなとき、喧嘩をすることでママの注目を引こうとしている場合もあります。
◆③ 感情のコントロールがまだ苦手だから
子どもは「カッとなった気持ちを抑える」脳の機能(前頭前野)がまだ発達の途中です。一瞬で怒りが爆発し、そのまま手が出てしまうこともよくあります。
これはトレーニングや経験で徐々に身についていく力なので、今はまだ発展途上ということですね。
◆④ 学校や外でのストレス
一見、家庭内のことに見える兄弟喧嘩でも、実は学校や友達との間で感じたストレスや不満が原因になっていることもあります。
外では我慢していた気持ちが、安心できる家で爆発してしまうこともあるんです。
手を出す=乱暴、悪い子、と決めつけたくなりますが、その行動の裏には「うまく言えない」「わかってほしい」という心のSOSが隠れています。
だからこそ、怒鳴って叱るだけでは逆効果になってしまいますね
手が出る兄弟喧嘩にどう対応すればいいか、実際に笑顔を取り戻せたママの関わり方をご紹介していきますね。
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3.手が出る兄弟喧嘩を減らすにはどうしたらいい?
兄弟喧嘩の怒りやイライラの根っこには、ママの「ちゃんと育てなきゃ」「良いママでいなきゃ」という強い責任感があるんですよね。
だからこそ、まずはママ自身が「自分を責めなくていい」と気づくことが、兄弟喧嘩への対応を変える第一歩になります。
発達科学コミュニケーションを学び始めた私は、兄弟喧嘩には予防が大切であるということを知りました。
兄弟喧嘩の最中に親がいくら「やめなさい!」と叱っても逆効果!
ではどうするかというと…なにもない仲良く遊んでいるときにこそ“褒める”ということが兄弟喧嘩の予防となります。
なぜならADHDの小学生は、発達の特性から怒られてばかりでネガティブ感情を抱えやすいので、肯定してポジティブ感情になるように成功体験を積むことが自己効力感につながるからです。
例えば兄弟仲良くYouTubeを一緒にみていたら、
「仲良く遊んでいて、お母さんうれしいな。」
「二人とも楽しそうだね!兄弟っていいね!」
「二人ともいい子だね。優しいね!」
と褒めて認めるのです。
兄弟喧嘩の対策としてこちらの記事もよかったら参考にしてみてくださいね。
そして褒められることがご褒美になっていき、次第に喧嘩は減り、喧嘩をしても、「俺も悪かったごめん。だけど、(弟)も謝ってよ。」とすぐに仲直りができるようになりました。
また、YouTubeやゲームなどで邪魔をされたくないときは、お互いに別室で過ごすようになりグッと兄弟喧嘩は減りました。
移動中の車内では、助手席に長男を座らせ次男との距離をとり、しりとりやクイズをして過ごすことで喧嘩がなくなりました。
それから旅先で観光する際も、雲行きが怪しくなりそうだと感じたら2チームに分かれて(長男と次男を離れさせて)行動するようにしました。
すると、去年の夏休みは手が出る喧嘩に発展することなく家族で旅行を楽しむことができました!
さらに熱中症で歩けなくなってしまった次男を長男がホテルまでおんぶしてくれるほど優しい一面をみることもできたのです。
そして、「お兄ちゃんなんか大嫌い!」と言っていた次男が、ある日祖母が長男のことを悪くいうと「たった一人のぼくの大切なお兄ちゃんなんだから!」と長男の味方につく姿もありました。
兄弟喧嘩をしても、お互いに大切に思っているんですよね。
最後に手が出る兄弟喧嘩は悩ましいですが兄弟喧嘩そのものは、悪いことばかりではありません。
相手とのコミュニケーションを高め、相手の気持ちを考える経験を積める大切な成長の場でもあります。
兄弟喧嘩から痛かったことや嫌なことを体感することで、これ以上は危険だと予測する能力を養うことができるのです。
だからこそ、ママが冷静に見守りながら、ポジティブな関わりを積み重ねていくことが何より大切です。
ケガに発展しない程度の喧嘩であれば、親は過度に反応せず様子をみることも必要です。
危険だなと判断したときは子どものどちらかを責めるのではなく、「ケガをしちゃうから、やめてね。」と冷静に注意することが必要ですね。
いつも手が出る兄弟喧嘩ばかりで諦めていた我が家でも、仲良く過ごせるようになってきました。
兄弟喧嘩で疲れているママさん!怒ってばかりの毎日から、笑顔でサポートできる日々に変えていきませんか。
発コミュにはたくさんの子育ての秘訣が紹介されています。ぜひ一緒に学んでお子さんの成長を加速させていきませんか?
手が出る兄弟喧嘩によくある質問(FAQ)
Q1. 兄弟喧嘩で手が出るのは性格のせいですか?
A.:いいえ。感情コントロールや言葉で伝える力がまだ未発達なことが多く、成長過程でよく見られる行動です。性格ではなく、環境や関わり方の影響が大きいです。
Q2. 兄弟喧嘩のたびに仲裁した方がいいですか?