3月に入りもうすぐ学期末。発達凸凹キッズもママたちもこの時期は進級進学に向けて不安な気持ちを抱えていませんか?この時期だからこそやっておきたい「おうちカウンセリング」1年を振り返り子どもの頑張りにたくさん花マルをつけて新学期の自信につなげましょう!
【目次】
1.学期末の今だからこそ不安な気持ちを自信に変える振り返り
2.我が家に合ってた「おうちカウンセリング」で1年を振り返ってみました
3.おうちカウンセリング(年度末特別編)
◆1年の花マルなできごとをいっぱい褒めてあげましょう
◆子どもの意外な告白
1.学期末の今だからこそ不安な気持ちを自信に変える振り返り
3月に入りもうすぐ学期末ですね。皆さんのお子さんはこの一年はどうでしたか?どんな成長を見せてくれたでしょうか?
進級進学に向けて不安な気持ちを抱えている凸凹キッズ にも効果的な1年の振り返り。
日々のできごとの褒めもいいですが、この1年を改めて振り返ってお子さん自身が自分がどれだけ成長したのか気づかせ、こんなこともできるようになった!と自信をつけるチャンスです!
おうちカウンセリングで不安な気持ちに耳を傾け、たくさん花丸をつけて新学期への自信をつけてあげましょう。
2.我が家に合ってた「おうちカウンセリング」で1年を振り返ってみました
我が家には発達ゆっくり、言葉が苦手な小3男子の息子がいます。
学校ではうまくできないことも多いのですが、言葉に苦手さがあるためなかなか自分の気持ちが伝えられません。
一方で、私はフルタイムで働いているため、毎日時間に追われ息子とゆっくり過ごす時間がなかなか取れず困っていました。
そこで実践するようになったのが「おうちカウンセリング」。
おうちカウンセリングの目的は
・成功体験を増やすため
・子どもの気持ちを知るため
この2つです。
短時間でOK!我が家では1日の終り(寝る前)にまったりしながら二人で今日の出来事をふりかえって子どものできたに花マルをつけています。
困りごとがあるような時は二人で相談することもあるんです。
子どもに花マルをつけるだけじゃなく、子ども自身から驚く告白を聞いてしまうことになるんです!
3.おうちカウンセリング(年度末特別編)
カウンセリングといっても1日3分、子どもと1対1で、できればリラックスした雰囲気で話す時間をつくることなんです。
我が家では夜寝る前に行うことが多いですよ。
今回は年度末特別編!1年の振り返りをおうちカウンセリングしていきましょう!
◆1年の花マルなできごとをいっぱい褒めてあげましょう
やることは簡単です!この1年の成長をいっぱい褒めてあげてください。
「この1年の〇〇の成長はすごいよ!いっぱいできることが増えたよね!
・朝起きるのが早くなった!
・最近は泣かずに宿題できる日があるね
・ゲームも上手になったよ!
・ママにいっぱい話しかけてくれて嬉しいいよ!」 などなど…。
「こんなにいっぱいできるようになったんだね。大きくなったね。」 息子はうんうんと嬉しそうに聞いていました。
日記や記録をつけているママはそれを見ながらでもいいですね。なかなか思いつかないママはべスト3をあげてもいいですよ。
子どもと話しているうちに他にも花マルなできごとを思い出してたくさん花マルをつけることができますよ。
子どもの花マルを褒めていくとママ自身も子どもにこんな成長があったんだと再認識することで嬉しくなっていきますよ。この1年子育てを頑張ったママにも花マルです!
ママだけじゃなくパパや他の家族にも一緒に褒めてもらうのも効果的です。家族みんなで花マルをつけ合いましょう!
◆子どもの意外な告白
私がいっぱい花マルを褒つけたあと「1年を振り返ってどう?楽しかったことある?」と息子に聞いてみました。
「算数と国語と生活も楽しかったよ。」(勉強のことを言うなんて、ちょっと気を使っているの?思ってしまったのですが…)
「でも、音楽と道徳がちょっと苦手。」と息子「どうして?歌うの好きでしょ?」と私
よく聞くと音楽は「鍵盤ハーモニカの鍵盤のどこを押さえるかわからなくなってしまってついていけないから」。
道徳は「読み始めが見つけられなくてみんなから遅れてしまうから」だと言うんです。
「辛かったね。大変だったんだね」と私はこの息子の気持ちを受け止めると同時に息子が自分の苦手を理解して、困っていることを具体的に私に話をしてくれたことに驚き、頼もしく思いました。
1年の振り返りを通して息子の気持ちを知ることができ、私は新年度の担任の先生へのサポートレターに具体的にお願いをすることができました。
たくさんつけた花マルひとつひとつが子どもたちの自信に繋がります!
ママに不安な気持ち、困っていることを話すことで子どもの心もきっと軽くなっていきますよ。
やることはとっても簡単です!新年度に向けて自信をつけるおうちカウンセリングしてみませんか?
発達凸凹キッズの子育てのヒント情報をお届けしています!
執筆者:嘉山葉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)