言葉の発達ゆっくりな息子の癇癪が減った!忙しいワーキングマザーでもできた声かけ術

 

だんだんひどくなる息子の癇癪にヘトヘトの毎日でした。癇癪が言葉の発達ゆっくりな息子からのSOSだったと気づき、家での声かけのちょっと変えることで、癇癪が激減!ママにも心のゆとりができちゃうお話をします。
 

【目次】

 
 

1.発達ゆっくりの息子の異変に気づいていませんでした 

 
 
私には発達がゆっくりな小3の次男がいます。
 
 
次男は小1の終わりに「軽度知能障害、境界域知能」と診断がついて、現在月1回言語のリハビリに通院しています。
 
 
そんな次男は、乳児検診や就学前検診の際、特に発達の遅れを指摘されることなく育ってきました。
 
 
兄弟揃って多動で偏食なため、私自身育てづらいかな?と感じることはありましたが「男の子はそんなもんだよ」の言葉を信じ、自分がうまくやれてないだけなんだと思い込んでいたんです。
 
 
 
 
次男の発達が気になりだしたのは小学校入学後のことです。
 
 
次男はコロナ禍で新学期が遅れ、学校生活より先に学童での生活が始まったのですが、学童でひどい癇癪を起こすように!
 
 
長男が心配してに教えてくれたのですが、私はここでも周囲の言葉を信じて様子見をしてしまいました。
 
 
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2.ひどくなる癇癪に「やっぱり、おかしい」

 
 
もともと、朝は起きられない、朝の支度が進まない、偏食なうえ落ち着きが無いので食事に1時間なんてこともよくある子でした。
 
 
帰宅後も夕食が終わらない。ゲームがやめられない。夜寝るのが遅くなる。
 
 
私はフルタイムの仕事をしているので、毎朝と帰宅後は「早く!」「急いで!」と叫ぶ!怒る!の繰り返しでいつも時間に追われてヘトヘトでした。
 
 
 
 
息子の癇癪はどんどんひどくなり、気に入らないことがある度に何度も癇癪をおこして泣き叫ぶようになりました。
 
 
「やっぱり、おかしい。」と私から小児科の先生にお願いして発達外来を受診することになり、そこでついた診断が「軽度知能障害、境界域知能」だったのです。
 
 
語彙の発達が弱く、言語とワーキングメモリの弱さを指摘されました。
 
 
私は知能障害?境界域知能って何?とネットサーフィンを繰り返し泣いてばかりいました。ネットでたまたま出会ったのが発コミュ(発達科学コミュニケーション)だったのです。
 
 

3.癇癪は言葉の発達がゆっくりな息子からのSOS

 
 
当時の私は、次男の癇癪が言語発達の弱さから起きていることを知りませんでした。
 
 
脳の発達がゆっくり、特に言葉の発達がゆっくりな次男は語彙が少ないため自分の気持ちをうまく伝えられず癇癪を起こしていたのです。
 
 
癇癪は次男からのSOSだったんです。
 
 
私は時間に追われ、発達がゆっくりな次男に対して「早く!」「急いで!」と叫んで怒ってばかりいたんです。
 
 
 
 
 発達障害など脳の発達に凸凹がある子どもたちは物事がうまくできないことが多く、そのことを指摘されたり、注意されてしまうことがよくあります。
 
 
しかし、脳の特性から嫌な記憶が残りやすく、それが重なって自分に自信をなくしてしまうんです。
 
 
私が良かれと思って子どもたちにかけていた言葉は子どもたちの自信を奪ってしまう声かけだったんです。
 
 
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4.肯定の声かけと否定的な声かけは10対1

 
 
発コミュで子どもたちのへの声かけを学び、私がまず最初に始めたのはこの2つ。
 
 
否定の声かけをやめることと肯定の声かけを意識することです。
 
 
ここでポイントをひとつ。この声かけを始める時は肯定の声かけと否定的な声かけの割合は10対1ぐらいを目安に行ってくださいね!
 
 
肯定の声かけだけでもいいぐらいですよ。
 
 

 ◆①否定的な声かけをやめる

 
 
否定的な声かけとはどんなことかというと、叱る、指摘する、注意する。
 
 
例えば、何度も同じことを注意することや心配して先回りして指示出しするようなことなどです。
 
 
なぜ、否定的な声かけをやめるのでしょうか?
 
 
なぜなら、この否定的な声かけはこのあとご紹介する肯定の声かけの効果を目減りさせてしまうからなんです。
 
 
できていないことはとにかくスルーして、否定的な声かけを使わないように気をつけてみてくださいね。
 
 
 
 

◆②肯定の声かけを始める

 
 
肯定の声かけとは簡単に言うと褒めること!
 
 
どんな小さなことでも、当たり前のことも、子どもが今できていること、できたことを褒めてあげてください。
 
 
途中まででもいいんです。最後までできたら褒めようなんてもったいない!
 
 
「もうこんなにできたんの!」
 
「もう少しで終わりそうだね」
 
「やった!最後までできたね」
 
 
いっぱい褒めることができるんですよ。
 
 
ですが、「褒めるなんてどこを褒めたらいいのかわからない」というママもいますよね?
 
 
当時の私もフルタイムで働き、子育てにもヘトヘトで子どもの褒めるところを探したり、考えたりする余裕なんてありませんでした。
 
 
そんな私でもできた声かけは、
 
 
感謝の声かけ:「〇〇してくれてありがとう〜」「〇〇してくれたの?助かったよ〜」
 
実況中継の声かけ:子どものそのままを実況中継してください「〇〇してるんだね」
 
 
例えば、仕事を終え帰宅した私は留守番をしていた息子たちに
 
 
「今日もお留守番ありがとう」

「水筒出してくれたんだね。ありがとう」
感謝の声かけ。
 
 
「ゲームしてるんだね!」
「TV見ているんだね。」
実況中継。
 
 
これだけでもママの役にたった!ママは自分に気づいていると子どもは嬉しくなるんです。
 
 
はじめのうちは声かけに返事をしてくれなかった子どもたちも、そのうちに返事を返してくれるようになりました。
 
 
ママは笑顔で優しく声かけするのがポイントですよ。
 
 

5.癇癪は激減!ママの心にも余裕がでてきます

 
 
否定の声かけをしなくなったことで一番最初に変わったのは私です。
 
 
叱ったり、怒ったりすることをやめたことでイライラした気持ちが減り、私の気持ちが軽くなり、心に余裕が出てくるようになりました。
 
 
意識して肯定の声かけをしていくと、子どもの良いところに気づくようになって褒めることが増えていきました。
 
 
自然とママの言葉が子どもにも通りやすくなり、子どもたちが落ち着いていきました。
 
 
 
 
驚くことに次男の癇癪は激減したんです!
 
 
今でもたまに起こすことはありますが、以前のように頻繁に癇癪を起こすことはなくなりました。
 
 
そのうえ、朝の支度がなかなかすすまなかったのに何も言わなくても自分で着替えをするようになったんです。本当に驚きです!
 
 
日常生活の中で全く心の余裕のなかった私でも、トライすることができ、驚く効果が出たんですよ。皆さんも試してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:嘉山葉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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