ADHD傾向の子どもに「〇〇〇!」って思わせたら大成功!小学校生活をスムーズにスタートさせるコツ

 

ADHD傾向の子どもの初めての小学校生活、こんな不安はありませんか。勉強についていけるかな?ちゃんと学校に通えるかな?お友達と仲良くできるかな?入学までの期間、お母さんは何をしておけばいいのか?これだけはやっておきたいポイントをお伝えします。
 

【目次】

1.ADHD傾向の子どもは学校生活がうまくいかないかも…こんな不安あませんか?
2.ADHD傾向の子どもの脳に「〇〇〇!」をインプットしたいわけ
3.学校が楽しい!勉強が楽しい!と思える土台の作り方

 
 

1.ADHD傾向の子どもは学校生活がうまくいかないかも…こんな不安ありませんか?

 
 
いよいよせまってきた我が子の小学校入学。
 
 
我が子がランドセルを背負い、1人で学校に通う姿を想像しただけで感慨深いものがありますよね。
 
 
一方で、
 
「入学式は座って出席できるかな?」
「勉強についていけるかな?」
「お友達と仲良くできるかな?」など
 
小学校入学前は不安に思っているお母さんも多いかもしれません。
 
 
特に、注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の子どもは、
 
 
・授業に集中できない
・じっとしていられない
・気になることがあり教室から出ていってしまうなど
 
 
特性からくる行動の心配が予想されます。
 
 
小学校では時間割があるので、幼稚園のように自由な時間は減り、決まった時間を過ごさなくてはなりません。
 
 
慣れないうちは、子どもたちは小さなストレスを抱えながら学校生活を送っています。
 
 
入学直後、先生も気を付けて子ども達を見ていますが、すべての子どもへの配慮が十分というわけにはいきません。
 
 
もしかしたらつらい思いをしているかもしれません。
 
 
 
 
我が子ができない、わからない、しんどい状態で学校生活を送ることは避けたいですね。
 
 
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2.ADHD傾向の子どもの脳に「〇〇〇!」をインプットたいわけ

 
 
小学校入学までに、やっておけることはまだまだあります。
 
 
この期間にどれだけ準備をやっておくかで、ADHD傾向のお子さんの小学校生活がいいスタートを切れるかの分かれ道になると言えます。
 
 
なぜなら、子どもがこの時期にある記憶をインプットしておくことで、小学校生活が成功すると言えるからです。
 
 
それは
「学校って楽しそう!」
「勉強って楽しそう!」
という記憶です。
 
 
ADHD傾向の子どもはじっとしていられないなどの特性から、怒られることが多くなりがちです。
 
 
お母さんは心配で入学前には
 
「学校ではじっと授業を聞くのよ」
「勉強はちゃんとやるのよ」
「宿題をしないといけないんだよ」
 
と言いがちになります。
 
 
学校に行く前からそんなことを言われていると
 
「学校って怖いところなんだ」
「勉強しないと怒られるのかな」
 
と不安になります。
 
 
ネガティブな記憶が残りやすいADHD傾向の子どもにとっては、この記憶はマイナスにしかなりません。
 
 
入学前に、学校が怖そうだな、勉強って嫌だな、僕はできないし…という状態は一番よくありません。
 
 
ADHD傾向のお子さんは特に「学校って楽しそう!」「勉強って楽しそう!」といういい記憶をインプットしておくことで、「行ってみよう」「やってみよう」と興味がわき学校生活を前向きにスタートすることができます。
 
 
 
 
小学校生活の好スタートをきるために、お母さんがこのワクワクした記憶をインプットしてあげましょう!
 
 
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3.子どもが学校が楽しい!勉強が楽しい!と思える土台の作り方

 
 
子どもが入学前に「学校って楽しそう!」「勉強って楽しそう!」と思い、学校に入ってからは「学校が楽しい!」「勉強が楽しい!」と思えるようになるには、お母さんははどう関わればいいのでしょうか?
 
 
それは、「自分はやればできる!」と自己肯定感を高めておくことです。
 
 
自己肯定感を高めるためのポイントはお母さんとの会話にあります。
 
 
子どもの自己肯定感を高めるには「できた!」を体感し、お母さんが子どもを肯定することです。
 
 
肯定する方法は、
 
 
母:「今日は楽しいことあった?」
 
子:「〇〇が楽しかった」
 
母:「○○が楽しくできたんだね!やったね!」
 
 
こんな風に、まずは自分のことばで表現させてあげることがポイントです。
 
 
子どもの思いをお母さんが知り、それを肯定して褒めてあげる。
 
 
そのことで、自分は「認めてもらえた」「褒めてもらえた」と思えて自己肯定感が高まります。
 
 
 
 
そんな土台ができたら普段から
 
 
「学校って楽しいところだんだよ」
「毎日給食が楽しみだね」
「お昼休みは〇〇して遊べるね」
「どんな勉強をするのかな」
 
 
小学校は楽しいということワクワクしながら伝えておきます。
 
 
子どもに自己肯定感を高めて心の土台を作り、子どもが「学校・勉強って楽しそう!」と思うことができれば、入学準備は大成功です!
 
 
入学前の残りの期間で心の土台を作り、小学校生活を笑顔で迎えてくださいね!
 
 
 
 
ADHD傾向の子どもの小学校生活が不安なお母さんの悩み解決の秘訣をお届けします!

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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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