発達障害の子どもの自己肯定感を高めるために今からできるたった一つの方法とは

 

発達障害の子どもの自己肯定感を高めたいと思っているお母さんは多いのではないでしょうか。自己肯定感を高くすることは大事!とよく聞くけれど、そもそも自己肯定感って何?どうすれば高められるの?そんなお母さんの悩みを解決する方法をお伝えしますね。
 

【目次】

1.自己肯定感が高いってどういうこと?
2.発達障害の子どもの自己肯定感が低い理由とは
3.今からできる子どもの自己肯定感を高めるたった1つの方法

 
 

1.自己肯定感が高いってどういうこと?

 
 
「自己肯定感を高くしましょう」「発達障害の子ども自己肯定感を高めましょう」とよく耳にしますよね?
 
 
そもそも自己肯定感とはどのようなことでしょうか?
 
 
自己肯定感とは、過去や現在に対する自信のことです。
 
・自分はできる
・自分は大丈夫
・自分は必要なんだ
 
とポジティブに考える気持ちです。
 
 
自己肯定感が低い子どもは、
 
・自分なんてどうせダメなんだ
・自分にはできない、無理、無理
 
とネガディブに考えてしまいます。自分から何かしようとせず受け身だったり、人の目を気にしたり無気力になってしまいます。
 
 
自己肯定感が高い子どもは、
 
・自信があり何事にも前向きに取り組むことができる
・人間関係もよく伸び伸びと育っている
 
このような子どもです。
 
 
 
 
大人になって社会で活躍するために、子どもの自己肯定感を高めておきたいと思いますよね。
 
 
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2.発達障害の子どもの自己肯定感が低い理由とは

 
 
発達障害の子どもは自己肯定感が低いと言われているし、目に見えない自己肯定感をどのように高めたらいいのかわからないお母さんは多いと思います。
 
 
発達障害の子どもは特性から、どうしても周囲から怒られる機会が多くなり、自己肯定感が低くなりがちです。
 
 
そのうえ、発達障害のあるお子さんを育てるお母さんは、子どもに一生懸命になりすぎて口うるさく言ってしまうこともあります。
 
 
お母さんから日頃でることばは、
 
 
・「なにやってるの?」(よく動くタイプ)
・「ちゃんとしなさい」(頼りないタイプ)
・「まだできないの?」(行動がゆっくりタイプ)
・「早くしなさい!」(マイペースなタイプ)
・「〇〇しなさい!」(行動しないタイプ)
など
 
 
このようにネガティブな発言ばかりが増えてきます。
 
 
 お母さんからネガティブことばばかり聞かされている子どもは
 
 
「僕なんかどうせできないし」
 ↓
無気力な子どもになる
 
 
「私になんかどうせ無理だから」
 ↓
挑戦しない子どもになる
 
 
このようにネガティブループにハマッてしまい、子どもの自己肯定感はさらに下がってしまいます。
 
 
 
 
ネガティブループを脱出してポジティブループになるには、お母さんの日頃の声かけが重要になってきます。
 
 
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3.発達障害の子どもの自己肯定感を高める方法とは

 
 
お母さんが子どもについ口うるさく言ってしまうのは、子どもが心配だったり、愛情があるからこそですね。
 
 
お母さんの愛情のある声かけをちょっとだけ工夫すると、発達障害の子どもの自己肯定感を高めることができます!
 
 
その工夫とはお母さんが「アナウンサーになりきる!」です。
 
 
わかりやすく説明すると「子どものやっている行動をそのまま伝える」というやり方です。
 
 
子どもがやっている行動にお母さんの気持ちを入れたり、感情を伝えたりするのではなく、ニュースを報道するアナウンサーがしているようにただ伝えるだけです。
 
 
ニュースを伝えるアナウンサーは
 
「本日、〇〇事件がありました。私はびっくりしました!事件現場は〇〇〇です。そんなところで事件が起きるなんて信じられません!犯人は捕まったそうですよ。これで一安心ですね」
 
 
このように自分の感情を入れて報道することは決してありません。
 
 
ここでのアナウンサーは
 
「本日、〇〇事件がありました。事件現場は〇〇〇です。犯人は夕方には捕まりました。」
 
 
自分の感情を入れずに淡々と事実を伝えていますよね。
 
 
お母さんは報道するアナウンサーのように、子どもの行動を実況中継するだけです。
 
 
例えば、
 
 
「○○ちゃんは、ご飯食べているね」
「今、TV見てるんだね」
「〇〇のおもちゃで遊んでるんだね」
「〇〇くん、お片付けしているんだね」
「お着替えてしているのね」
 
 
お母さんは子どもがやっている行動を見たまま、ことばにして伝えます。
 
 
たったこれだけなんですが、お母さんはちゃんとあなたのしていることに気づいているよと伝える行為になり、子どもは認められていると感じます。
 
 
我が家の息子はよく動くタイプなのですが、実況中継を続けると行動が落ち着いてきたり、苦手なことも挑戦するようになりました。
 
 
その他には
 
 
・頼りないタイプの子が、自分から行動するようになった
・行動がゆっくりタイプの子が、段取りよく動くようになった
・マイペースなタイプ子の行動が、スピードアップしてきた
 
 
このような変化が見られています。
 
 
これは「自分はできる」「自分は大丈夫」と自己肯定感が高まり、行動につながった証拠です!
 
 
 
 
お母さんが報道アナウンサーになりきり、子どもの行動をそのまま実況中継だけで、子どもの自己肯定感を高めることができます。
 
 
今日からできる方法なので、ぜひやってみてくださいね。
 
 
 
 
子どもの自己肯定感を高めるお母さんの声掛けをたくさんお伝えしています。

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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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