漢字の書き取りが苦手な発達障害の小学生のママ必見!最後までやり切れるようになった「隣で一緒にお勉強」スタイル

 

発達障害で手先が不器用な小学生。漢字が上手く書けずにイライラして、お母さんも宿題時の悩みがつきないなんてことありませんか?漢字の書き取りが最後までやり抜ける、試行錯誤して辿り着いた我が家のお勉強スタイルをお伝えします。
 

【目次】

1.発達障害・手先が不器用な子どもとママが陥る漢字宿題のお悩み
2.なぜ不器用な子どもには漢字の書き取りが難しいのか?
3.できないけれどやりたい!子どものプライドを尊重する
4.色々と試して辿り着いた、我が家のお勉強スタイルご紹介します
①ご褒美やお手伝いで宿題をサポート
②見守りながら親も同時に勉強する

 
 

1.発達障害・手先が不器用な子どもとママが陥る漢字宿題のお悩み

 
 
小学校に上がり、多くのお母さんが抱えるお悩みの一つに”宿題”があるのではないでしょうか。
 
 
その中でも、漢字の書き取りは時間もかかり、ただノートに書いていくという子どもにとっては楽しくないと感じる宿題の代表かもしれません。
 
 
かくゆう我が家の息子も、小学校2年生になり漢字の書き取りに対して抵抗を示すようになっていました。
 
 
息子はもともと本を読むのが好きで、勉強も比較的好きなタイプ。
 
 
机に向かってプリント類を解いたり、ワークをしたりも好きで、1年生のときは宿題で大きなつまづきもなく過ごしてきました。
 
 
張り切ってスタートした2年生、順調に行くかと思いきや…
 
 
本格的に授業が始まり、漢字の書き取り宿題が始まるとイライラして投げやりな態度を取ったり、離席したりする姿が目立ち始めました。
 
 
 
 
これまでは「あと少しだね」「終わったらおやつ食べよう」など、少しの声かけで宿題を終えることができていたため同じように対応していましたが、この頃にはその声かけも効果はなし。
 
 
あまりに反発的な態度に、1年生の時は落ち着いてできていたのになんで!?と、ダメだと思いながらもこちらもイライラを隠せないようになってしまいました。
 
 
息子のイライラが私に伝染し、私もイライラ、それがさらに息子をイライラさせるという、まさに負のループ
 
 
漢字の書き取りが宿題の日は、私も憂鬱な気持ちになっていました。
 
 

2.なぜ不器用な子どもには漢字の書き取りが難しいのか?

 
 
発達障害・自閉症スペクトラム傾向の息子は特に体や手先の不器用さが目立つタイプです。
 
 
本が好きで簡単な漢字はこれまで目にしていたこともあってか、漢字の読みや形を覚えることに関しては、特に難しさを感じていない様子でした。
 
 
しかし手先が不器用な子にとって漢字を正確に書くことはとても神経を使い骨が折れる作業です。
 
 
 
 
息子の様子を観察すると、
 
 
・2年生になり画数が増えたり、偏(へん)と旁(つくり)が増えたりと複雑な漢字が増えた
 
 
・1年生で使用していた漢字ノートよりマス目が小さくなったことで、小さな枠に納めて書くことが難しい
 
・マス目が小さいことで、消しゴムで消すときに周りの文字も消してしまう
 
 
・頭の中には完成形の漢字がイメージできているのに、その通りに上手く書けずイライラ
 
 
と、不器用さゆえの苦労があることが分かりました。
 
 
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3.できないけれどやりたい!子どものプライドを尊重する

 
 
こんなことを言っては元も子もないと言われてしまうかもしれませんが、宿題を1回、2回と提出しなかったからといって、誰も困らないと思いませんか?
 
 
先生に事情を伝えれば、恐らくほとんどの先生が理解を示してくださると思いますし、イライラして疲弊するくらいなら、宿題をお休みする日があってもいいと私は考えています。
 
 
そこで、
 
 
「次できる時にやったらいいよ」
 
「今回は量を減らしてやったらどうかな?連絡帳で先生に伝えるから大丈夫だよ」
 
 
など、息子が楽になるならと良かれと思って宿題自体を減らす方向で話をしてみました。
 
 
これで気持ちが楽になり、できる範囲で取り組んでいくことで、少しずつでも漢字の勉強を積み上げていくことができるならば、結果オーライですよね。
 
 
しかしこの”減らす”作戦は息子には逆効果。
 
 
やりたいと思ったことはやり抜きたい、少々完璧主義なところがある息子。
 
 
 
 
「減らすのは嫌だ!漢字の書き取りは絶対にやる!」とはっきり言われました。
 
 
漢字ノートに貼ってもらえる”できたシール”を集めるのを楽しみにしていることも頑張りたい理由の一つ。
 
 
また、本を読むのが好きな息子に対して「漢字が読めたらお兄さん向けの本もスラスラ読めちゃうね」などとよく話していたことから、漢字は勉強するもの!と思っていたことも考えられます。
 
 
息子がしっかりと宿題をやり切りたいと思っているならば、その気持ちを尊重し、最後までできるようにサポートしようと思い直しました。
 
 
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4.色々と試して辿り着いた、我が家のお勉強スタイルをご紹介します

 
 
ではどうしたのか?
 
 
実際に我が家で実践してきた漢字の宿題のサポート方法あれこれをお伝えします。

 
 

◆①ご褒美やお手伝いで宿題をサポート

 
 
漢字の書き取りが少しでもやり易くなるよう、色々なテクニックを試してみました。
 
 
以下が実践したサポート方法です。
 
 
・できていること、きれいに書けているところを褒める
→肯定的な注目がしてもらえるのでモチベーションを保ってできる
 
 
・1行終わったらおやつ1個のご褒美作戦
→調子よくできる、しかしおやつで休憩することで集中力が途切れてしまうこともあり
 
 
マス目の大きなノートに変えてみる
→皆と同じ2年生のノートでやりたい気持ちがあり取り入れられず
 
 
・読み仮名はこちらで書いてあげる
→自分で書きたいからと取り入れられず
 
 
・薄く下書きしてあげ、それをなぞるようにしてもらう
→効果的なときもあり、しかし書き順が多い漢字はなぞること自体も難しいものもあり、枠からはみ出してもいいから自分で書きたいと言う
 
 
上手くいくときもあれば、自分でやりたいというプライドゆえにあまりハマらないものもあるという感じでした。
 
 

◆➁見守りながら親も隣で同時に勉強する

 
 
色々と試していく中で、息子の場合上手くは書けないかもしれないけれど自分でやりたい!という意思が感じられました。
 
 
そこで、ここは一旦何も手助けをせずに見守るスタイルでやってみようと実践してみました。
 
 
今まではキッチンで作業をしながらや、娘の相手をしながら宿題をみていたのを、息子の隣に座って私も同時に勉強をするという形に変えてみたのです。
 
 
そして、最初は実験的に私が大人のペン字練習帳をやってみることにしました。
 
 
すると息子が興味津々で、
 
「この漢字はもう習ってる!僕の方が上手く書けるかもよ」
 
「お母さんこれ上手だね!」
 
など会話が生まれました。
 
 
また、どちらが早く1ページを終えられるかなど競争をしても楽しく取り組むことができました。
 
 
こうして初めて漢字の書き取りで途中離席することもなく最後まで穏やかに宿題を終えることができたのです!!
 
 
隣に座って大人も勉強することのメリットとして、
 
 
・子どもが手助けしてほしい時にすぐに対応できる
 
・親も勉強している姿を子どもに見せることができる
 
・隣に座っているだけで安心感がある
 
 
ということがあげられると思います。
 
 
息子はこれまでの取り組みを経て、
(その日の漢字の難しさによって)「下書きをしてほしい」、
「消しゴムでここだけ消してほしい」、
などリクエストを伝えてくれるようになり、こちらもすぐに対応できるようになりました。
 
 
またお母さんがすぐ側にいるという安心感が息子には大きかったようです。
 
 
「隣に座ってやってほしい」とリクエストがくる日もありました。
 
 
 
 
こうして2週間ほど経つと、何も声をかけずとも自ら宿題に取り組み、1人で完結できる日が出てくるようになりました。
 
 
正直、忙しい時間帯に毎回一緒に隣でお勉強スタイルを続けるのはちょっとしんどいなと思っていました。
 
 
しかし、これまでの取り組みの結果から自分はできるんだという自信を持てたことで、1人でも取り掛かり最後まで終わらせることができるようになったのだと思います。
 
 
小学生にとって漢字学習は避けては通れないものです。
 
 
その子にあったやり方を色々と試してみることで、子どももお母さんも納得のいくお勉強スタイルが見つかると嬉しいです!
 
 
 
 
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執筆者:菅美結
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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