【夏休み応援企画】徹底データリサーチ!91%のママが子どもの夏休みの過ごし方が心配と回答!

 

子どもたちにとっては待ちに待った夏休み。けれども、ママにとっては長い休みで心配ごとがつきない!とため息も聞こえてきます。今回パステル総研では発達障害・グレーゾーンのお子さんのいるママに夏休みのアンケートをとってみました!
 

【目次】

1.夏休みに子どものことで心配があるママは91%!
2.今年の夏休みのママの心配ごとランキング1位~5位
3.お子さんのゲーム、スマホ、YouTube使用についてのお悩み・付き合い方法
4.夏休みはこんな風に過ごさせたい!ランキング1位~5位

 
○調査期間:2023年6月23日から6月25日 (3日間)
 
○パステル総研読者、Twitterフォロワー、メールマガジン読者、Nicotto!塾生、発達科学コミュニケーション基礎講座の受講経験がある方/受講中、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャー 計195名
 
○調査方法:インターネット調査  
 

1.夏休みに子どものことで心配があるママは91%!

 
 
子ども達にとって嬉しい夏休みが近づいてきています。みなさんのご家庭ではどのように過ごされるご予定でしょうか。
 
 
子どもがうちにいることで、昼間も家事が増えて、宿題を手伝ったりしないといけなくて大変!なんて憂うつな気分のママも多いのではないでしょうか?
 
 
今回パステル総研では発達障害・グレーゾーンのお子さんのママに夏休みの過ごし方についてのアンケートをとったところ、195名の方からご回答をいただきました。
 
 
まず、回答いただいた方についてです。
 
 
 
 
発達科学コミュニケーションの受講者・受講経験者の方が34%と一番多く、次にパステル総研読者が22%、トレーナー・リサーチャーとメルマガ読者の方がそれぞれ19%でした。  
 
 
回答いただいたお子さんの性別
 
 
 
回答いただいた方のお子さんは、男の子が73%と女の子よりも多めでした。
 
 
お子さんの発達タイプ 
 
 
 
 
お子さんの発達タイプとしては、混合タイプが29%と一番多く、次に自閉症スペクトラムタイプが22%、注意欠陥多動性障害タイプが19%と続きました。また、分からないと回答されたか方は25%でした。
 
 
お子さんの学年
 
 

 
 
お子さんの学年としては、81%が小学生、12%が中学生、7%が未就学児でした。
 
 
ママの働き方 
 
 

 
 
ママの働き方については、専業主婦が34%と一番多く、次にパートタイムの会社員が29%、フルタイムの会社員が26%と続きました。パートタイム、フルタイム、在宅・リモートを含めると働くママは67%と半数以上でした。
 
 
この夏休みの間に丸一日子どもと一緒に過ごせる時間はどれくらいありそうか伺いました。
 
 

 
 
パートタイムのママのうち、36%が2週間ぐらい、23%が3週間ぐらいで、フルタイムのママのうち、53%が1週間ぐらい、1%が2週間ぐらい、5日ぐらいという結果でした。専業主婦のママは、74%がいつでも自由に時間がとれそう、とる予定、15%が3週間ぐらいという結果でした。
 
 
また、在宅ワーカーのママは、48%がいつでも自由に時間がとれそう、とる予定、24%が2週間ぐらいという結果でした。仕事の仕方によって丸一日お子さんと一緒に過ごせる時間に違いが出てきていることが伺えました。
 
 
上のような背景のあるママに夏休み中にお子さんについて心配ごとがあるかどうかを聞いてみました。
 
 

 
 
結果、91%のママが心配ごとがあると回答されています。
 
 
6月下旬の夏休み前にとったアンケートですので、夏休み前にこれからやってくる夏休みを心配して憂うつな気分になっているママが大半ということがうかがえますね。
 
 
続いて、心配ごとがあると回答されたママにお子さんの年代についてお伺いしました。
 
 
心配ごとがあると答えたママの子どもの年齢
 

 
 
今回は、小学生のママの93%が心配事があると答え一番割合が多く、未就学児が77%、中学生が83%でした。
 
 
小学生では、夏休みの宿題が出るようになったり、成長にともなってママとずっと一緒ではなくて子どもが好きなことをして過ごす時間も増えるので、ママの心配が強くなってしまうのかもしれません。
 
 
では、具体的にママにはどんな心配ごとがあるのか見てみましょう。
 
 

2.今年の夏休みのママの心配ごとランキング1位~5位

 
 
夏休みに子どものことで心配があると答えた方に、具体的な心配ごとは何かを選んでもらいました。(複数回答可)
 
 

 
 

第1位 YouTube視聴時間が長くなる 54%

 
 
第1位は、 Youtube視聴時間が長くなることを心配だと考えるママが54%と、最も多く回答がありました。

 
 
実は、これは過去のアンケートの結果とほぼ同じといえます!今年はYouTubeとゲーム・スマホと分けて質問したところ第4位にゲームやスマホの時間が長くなるが47%が入っていました。

 
 
昨年はまとめてゲームやテレビの時間が長くなるという回答項目でしたが、分けてみたことで、YouTube視聴がママたちが一番心配していることだと分かりました。

 
 
夏休みは学校がお休みなので、子どもにとっては自由時間がたっぷり。どうしても手軽に楽しめるYouTubeを見続けるお子さんが多くなりがちですね。

 
 
特に発達障害・グレーゾーンの子どもの場合、切り替えが難しく、YouTubeは一つ見終わってもすぐに子どもが好きそうなおすすめの動画が表示されてきてしまうので、なかなかやめられなくなりがち。
 
 

◆第2位 ママの疲れやイライラ 51%

 
 
夏休みの心配ごと第2位にママ自身の困りごとがランクインしました。
 
 
子どもにとっては嬉しい夏休みでも、ママとっては家事や子どもの世話などやることが増えるので、ストレスがたまるというお悩みはよく聞きますね。
 
 
おじいちゃんおばあちゃんの家に帰省したり、旅行など普段の生活とは違うことをして、周りに気を遣う機会も増えるので、ママの疲れやイライラの原因になっているかもしれませんね。
 
 

◆第3位 勉強しない、宿題が終わらない 48%

 
 
夏休みは自由な時間があるから、つい楽しいことを優先してしまいがち。夏休みの終わりになって、気が付くと宿題がほとんど手付かずのままだった!ということもあるかもしれません。
 
 
また、宿題を全くやりたがらなかったり、やっても思い通りにできなくて癇癪を起こしたりと、一番近くにいるママにとっては夏休み中の勉強・宿題は悩みの種のようです。
 
 

◆第4位 ゲームやスマホの時間が長くなる 47%

 
 
第4位は、ゲームやテレビの時間が長くなることを心配だと考えるママが47%でした。
 
 
ゲームは手軽に始められ、ミッションをクリアすることでポイントがもらえて達成感が味わえたり、友達とオンラインで遊べたりするので、ハマりやすい作りになっています。
 
 
夏休みは自由な時間も多くあり、発達障害・グレーゾーンの子どもは切り替えが難しさもあるので長くなってしまいがちです。
 
 

◆第5位 夏休み明けの登校渋り 46%

 
 
アンケートは夏休みに入る前に行ったのですが、すでに夏休み明けの登校渋りを心配しているママが46%と半数近くいました。
 
 
これは、1学期ですでに何らかの行き渋りの様子を見せていたり、夏休み中にゆっくりと過ごすことができる分、2学期からの学校生活が子どもにとって大きな負担になるのではないかとママが心配している表れかもしれません。
 
 
その他、6位以下でのママの心配ごとで多かったのは、以下の通りでした。
 
・長い夏休みで子どもが時間を持て余す 37%
・きょうだい喧嘩が増える 36%
・遅寝遅起きといった生活のリズムが崩れる 33%
・ママの家事時間が増える 24%
 
 
夏休み明けに備えても、家族みんなが、楽しく過ごせる夏休みになるように、過ごし方の対策が絶対に必要になりますね!
 
 

3.お子さんのゲーム、スマホ、YouTube使用についてのお悩み・付き合い方法

 
 
そこで、まず現在お子さんのゲーム、スマホ、YouTube使用についてのお悩みを具体的に伺いました。
 
 
 ・スマホやタブレットを使って約束した時間を守らず動画をずっと見てしまう
 
・何がなんでも視聴時間を優先しようとするのが気になる
 
やめさせるのにはいつもイライラしてしまい、親子喧嘩になる
 
・家の中でゲームと動画の時間が長く、体を動かしたり、外遊びにいきたがらず、肥満が気になっている
 
・目が悪くならないか心配
 
・とりあげたら近所迷惑なくらい泣き叫ぶので、やめさせにくい
 
・Youtubeやゲームをしていて、宿題せずにご飯、お風呂、寝る時間が守れない
 
・食事中も動画を見ている
 
・朝もタブレットで時間割りを確認するといいながら、そのまま動画を見て遅刻
 
・徐々に自分で時間や見るコンテンツを管理できるようになって欲しいがどう進めて行けば良いか分からない
 
 
といった主に切り替えの難しさからくる困りごとが目立っていることが伺えました。
 
 
次に、現在、ゲーム、スマホ、YouTubeとどのような付き合いをされているのか伺いました。
 
 
・一日〇時間と決めたり、夜⚪︎時までなど制限している
 
・自分で時間を決めさせている
 
・やめられない時は再度声かけをする。自分から消せた時はオーバーなくらいに褒めている
 
・宿題などやるべきことが終われば好きなだけ見てもいい
 
・YouTubeはご褒美で見ている
 
・登校前に動画を見られるようにしてから、自発的に起きたり朝の準備が早くなったりいいことだらけだった
 
・発コミュで声かけをするようになってから自分で決めたことは守るようになったので、必ず『いつやめる』を宣言してから見るようになっている。逆に宣言せず見始めるとやめられないケースが多い
 
 
  このように、皆さんが試行錯誤の中、お子さんとゲーム、スマホ、Youtubeと付き合いに取り組まれている様子が伺われました。
 
 

4.夏休みはこんな風に過ごさせたい!ランキング1位~5位

 
 
心配ごととは別に、この夏休みはお子さんにどんな風に過ごさせたいか伺いました。
 
 

 
 
◆第1位 子どもがやりたいことをやらせたい 86%
 
 
第一位は、子どもがやりたいことをやらせたいと86%のママが回答。
 
 
自由な時間がある夏休みだからこそ、やりたいことをやらせてあげたいと考えているママが多いのでしょう。
 
 
脳は楽しいことをしている時が、一番発達すると言われています。お休みの時だからこそできる楽しい時間を過ごして、脳をぐんぐん発達させてあげたいですね。
 
 
◆2位 親子で一緒に旅行やレジャーへ行きたい 70%
 
 
第2位は、親子で一緒に旅行やレジャーへ行きたいと70%のママが回答。
 
 
子どもと一緒に過ごせる時間を使って、ちょっと遠出したり、普段はいけないところへ出かけようとされているのでしょう。
 
 
親子で楽しい思い出を作ったり、できたことを振り返ることができると、成功体験の記憶になりますね。
 
 
◆3位 初めての体験をたくさんさせたい 52%
 
 
第3位は初めての体験をたくさんさせたいで、52%のママが回答。
 
 
夏休みならば時間もあるし、心の余裕も持ちやすいので、普段はチャレンジできないことをやってみることができますね。
 
 
行動することで脳は発達していくので、新しい体験でどんどん伸びていきますね。
 
 
◆4位 運動させて体力をつけさせたい 39%
 
 
第4位は運動させて体力をつけさせたいで39%のママが回答。
 
 
Youtubeやゲームのお悩みで出てきていたように、家の中で十分楽しい時間を過ごせるので、外出をあまりしなくて運動不足になりがちなお子さんもいますね。
 
 
夏ならではのスポーツもありますし、家族でハイキングやお出かけすることでも体力を付けられそうですね。
 
 
◆5位 集中して勉強させたい 19%
 
 
第5位は集中して勉強させたいで、19%のママが回答。
 
 
4位からは数は少し減りましたが、やはり勉強のことで心配があって、夏休み中に遅れを取り戻したい、もしくは学習の定着のために勉強させたいと考えられているママもいらっしゃるのでしょう。
 
 
受験生のお子さんもいらっしゃるかもしれません。
 
 
最後に、実際に夏休みの具体的な予定を伺いました。
 
 
 
 
◆1位 おじいちゃん・おばあちゃんのおうちに帰省、泊まりを伴う国内旅行 58%
 
 
第1位はおじいちゃん・おばあちゃんのおうちに帰省、泊まりを伴う国内旅行でそれぞれ58%のママが回答。
 
 
夏休み中には帰省や旅行の予定を立てられている方が多いことがわかりました。
 
 
◆3位 テーマパークやプールなどのレジャー施設へのお出かけ 48%
 
 
◆4位 海や山などでの自然体験 42%
 
 
3位、4位は外での体験ができる活動で、約半数の人たちが夏休みのまとまった自由になる時間に外での活動を計画されていました。楽しい思い出作りができそうですね。
 
 
◆5位 おうちでの工作やお料理などの創作活動 37%
 
 
5位はおうちでできる創作活動でした。外に出かけなくてもおうちの中で子どもの成功体験をたくさん積ませてあげようとされている様子がうかがえます。
 
 
このようなお出かけやイベントへの参加の計画を立てられていてその時はめいいっぱい楽しめそうですね!ですが、イベントがない日にどう過ごすかがママの心配の種といえます。
 
 
そのようなママの夏休み中の心配ごとを解消し、楽しい夏休みを過ごすヒントをNicotto!ライブでお伝えします!
 
 
きっとあなたの心配ごとを解決するヒントが詰まっていますよ! 
 
 
夏休みの心配ごとを解決するヒントをお届けします!

▼ご登録はこちらから

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須

 
病院・療育センターで聞けなかったWISCのアレコレ、インスタグラムで解説中!▼

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない!パステル総研(@pastel.research)がシェアした投稿

 
 
執筆者:山田ちあき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
タイトルとURLをコピーしました