無口で語彙力が気になる子どもが会話上手になる!ママの1フレーズ言い換え作戦

 

お子さんに話しかけても、「分かんない」「どっちでもいい」と答えられ会話が続かなかったり、年齢相応の語彙力がついているか心配…なんてことありませんか?親子の会話で一工夫するだけで、子どもに語彙力を付けていくことができますよ!
 

【目次】

 
 
我が家には、自閉傾向の小学校6年生になる息子がいます。
 
 
幼い頃から、おとなしめで控えめ、口数は少なく自分の気持ちも表に出さないような子でしたが、年齢が進むにつれて、必要なことは聞くと話してくれるようになりました。
 
 
しかし、未だ自分に興味関心がないこと、考えさせるような話題をふると、「分かんない」「どっちでもいい」としか答えてくれません。
 
 
小学校6年生にもなったのだから、様々なことに問題意識や興味を持って過ごしてほしいし、思考錯誤したことを自分の言葉で伝えてほしいと思っていました。
 
 
一方、楽しいことがあった時は、まれに自分から話してくれるのですが、説明が上手ではなく、その時の状況や、どこが楽しいポイントなのかが伝わってきません。
 
 
こちらが、何度も聞き返して、やっと何となく理解できるような状態です。
 
 
語彙力も、学校である程度学んでいるとしても、それを日常会話で適切に使えてはいないようでした。
 
 
 
 
私自身も会話には苦手意識を持っているので、幼い頃から子どもがうまく話せるようにサポートできていなかったのかもしれないと、振り返り反省もしました。
 
 
しかし、私が学んでいる発達科学コミュニケーション創始者の吉野加容子さんは、「脳は何歳になっても育つ!」と断言されています。
 
 
息子も、まだまだこれから!絶対に会話上手にさせて、活発にさせる!と私は決心しました。
 
 
この記事では、私が取り組んだ方法をお伝えさせていただきますね。
 
 
発達障害&グレーゾーンの子どもの育て方
≪12の質問でわかる発達チェック付き≫
↓↓↓
 
 

2.なぜ、自閉傾向の子は会話が苦手なのでしょう。

 
 
一般的な子どもは、様々なことに興味関心を持ち、意欲的に物事に取り組み、意思表示をして、子どもらしく過ごしていますよね。
 
 
では、なぜ自閉傾向の子どもは、そのような子どもらしさがなく、会話力も自然と身についていかないのでしょうか。
 
 
自閉傾向の子は、気持ちの起伏が少なく平坦なことが多い傾向があります。
 
 
これは、感情面とも関係するのですが、感情が動くことが少なく、もともと気持ちがあまり盛り上がりにくいという特性があります。
 
 
また、話すことの必要性も感じていないことが多く、その為、話す機会(会話量)が少なくなり、結果として言語能力も低くなってしまう傾向があります。
 
 
語彙力もついていかなくなるのですね。
 
 
自閉傾向の子の場合、
 
気持ちが盛り上がりにくい 
話さない(会話量少ない) 
言語能力が育たない

という悪循環も発生しやすいです。

 
 
 
 
また、自閉傾向の子は、興味が自分に向きがちという特性があります。
 
 
その為、周囲でどんなに楽しそうな遊びや会話をしていても、興味を示さないことも多いのです。
 
 
よって、自閉傾向の子には、 何よりも気持ちを盛り上げて、会話量を増やしてあげる!
 
 
対応が必要なのです!!
 
 
【期間限定 10/7まで】
繊細な子の心の不調を解消できる
1日3分の親子会話
↓↓↓
 
 

3.親子で会話力&語彙力をつける方法

 
 
では、実際に我が家で取り組んだカンタンにできる会話力&語彙力をアップさせる方法をご紹介しますね。
 
 

◆① 子どもの好き興味があることをネタに話を楽しくする

 
 
自閉傾向の子どもは、興味の幅が狭い特性を持っているので、他人の興味のあることを話題にしても、話したい気持ちを引き出すことはできません。
 
 
なので、まずはお子さんをよく観察して、お子さんの「好きなことや興味関心のあること」を見つけ、お子さんといっぱい会話をしましょう!
 
 
会話をするときのポイントは、ズバリ! 「ママも一緒に会話を楽しむこと」です!
 
 
終始笑顔で、「ママは、あなたとお話ができて嬉しいよ~」という気持ちが伝わるようにしましょう。
 
 
すると、子どもも自分の好きなことを話して人と共有することは楽しいんだ!と分かりますます会話が盛り上がりますし、別なこともママにお話ししたい!と思ってくれます。
 
 

◆② とことん、言葉を使わせる!!

 
 
言葉は、習っただけでは意味がありません。
 
 
自分が会話の中で、習った言葉を実際に使ってみて初めて習得できるのです。
 
 
人と会話をしている時は、自分の頭の言葉辞典から、適切な言葉をセレクトして使います。
 
 
その言葉を取捨選択する作業が脳をフル回転させ、記憶力をも刺激します。
 
 
そして、実際にセレクトした言葉を口から発し、人に伝わったという成功体験を通し、自分の語彙として獲得されていくのです。
 
 
なので、まずは会話の質よりも、会話量を増やすことを意識しましょう!
 
 
「1日10分は、マンツーマンで楽しい会話をする!」を目標にするのも良いですね。
 
 
 
 

◆③ 言い換え1フレーズプラス作戦

 
 
そして、我が家オリジナルの語彙力アップ作戦は、会話の中でわざわざ「言い換え言語」をプラスして使うことです!
 
 
例えば
 
 
・犬を一緒に見ている時
 
 
「可愛いね~」 
   ↓
「可愛いね~」+「愛くるしいね~」 
 
 
・子どもが背後から「わ!」と驚かしてきた時
 
 
「あー!びっくりした」
    ↓
「あー!びっくりした」+「腰が抜けるかと思った」
 
 
というように、日常会話の中で、あえて同義語をプラスします。
 
 
子どもに言葉の説明をしなくても感覚的に理解させながら、使いやすい語彙を増やしていくことができます。
 
 
また、新しい言葉に触れることは刺激になり、言葉に興味を持つことにもつながります。
 
 

3. 我が子の変化に希望あり!

 
 
このような家庭での会話量アップ作戦を行っていくと、口数の少ない我が子に変化が現れました。
 
 
面白いことや楽しいことがあると、自分から「ねーねー」と話しかけて教えてくれることが多くなりました。
 
 
生懸命、適切な言葉を選んで使っている様子も見られ嬉しく思っています。
 
 
会話スキルはまだまだで、よく理解できないこともありますが、その伝えたい気持ちを大切にして、予想して助け船を出してあげたりしながら、お互い会話を楽しめています。
 
 
私自身の会話力トレーニングにもなるので、一石二鳥です!
 
 
 
 
また、小学校高学年ともなると、学校で難しい言葉を習い、またみんなの前で発表したり、子ども達だけで問題解決するような機会が適度に与えられたりしますよね。
 
 
そのような学校での経験と、家庭での会話力アップ作戦を地道に行っていけば、心配無用です!
 
 
これからも、親子で楽しく会話をして、我が子に将来を生き抜く為に必要不可欠な「伝える力」を身に着けてあげたいと思っています。
 
 
 
パステルキッズの子育て奮闘中ママの心をハッピーにさせる記事をお届けしています!

▼ご登録はこちらから

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須

 
\怒られると黙る子が/
素直に理由を言えるようになる!
”だんまり”を解消する叱り方とは?
↓↓↓
 
 
執筆者:松あき子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
タイトルとURLをコピーしました