習い事をしたくない発達障害の子どもがスムーズに習い事を始められる秘訣

 

子どもの習い事に悩むお母さんは多いのではないでしょうか。発達特性がある場合はなおさら対応が難しいことがあります。「習い事は何もしたくない!」と言っている発達障害の子どもが、スムーズに習い事を始められるようになる秘訣を紹介します。
 

【目次】

 
 

1.発達障害の子どもは習い事が嫌い?

 
 
みなさんのお子さんは何か習い事をしていますか?楽しく通っていますか?
 
 
習い事問題は発達の特性の有無にかかわらず、お母さんの悩みのタネになることが多いのではないでしょうか。
 
 
例えば、 
 
・行きしぶる
・自分からやりたいと言って始めたのにやめたいと言い出す
・サボる
・家で練習しない
・そもそも何もやりたがらない
 
など。
 
 
我が家も例外ではなく同じような悩みを抱えていました。
 
 

 
 
我が家の息子は現在小学3年生。診断はついていませんが、発達障害・グレーゾーンのタイプです。
 
 
息子の場合は、習い事を全く何もやりたくないというタイプした。
 
 
本人がやりたくないことをやらせても意味がないとは思っていたので、無理強いはしませんでした。
 
 
けれど、脳は行動したときに成長するので、「休日に何もしないで家にいるだけでは全く成長しないのでは…」と心配でした。
 
 
当時の私には、周りのお子さんがあれこれ習い事をして成長している姿が輝いて見えて仕方なかったです。
 
 
「空手はどう?やってみない?」などと興味がありそうなものを誘うも、どれも拒否。
 
 
珍しく自分からやりたいと言い出した将棋教室があったのですが、体験を申し込んで「よし行くぞ!」と意気込むも、当日になって「やっぱり緊張するからやめる」とドタキャンする始末…。
 
 
習い事を続ける以前に、始めることすらしない息子にやきもきしていました。
 
 
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2.発達障害の子どもが習い事をしたくないと嫌がる理由

 
 
発達障害の子どもが習い事をしたくないと嫌がる場合、以下の理由が考えられます。
 
 

◆好きなことではないから

 

 

習い事をやりたがらない場合、そもそも本人が好きなことではないということがほとんどではないでしょうか。

 
 
発達障害の子どもは、好きなことと嫌いなことがハッキリしています。
 
 
発達特性がないお子さんでも、嫌いなことはやりたがらないと思いますが、発達特性があると特に拒否感が強いです。
 
 
「何がイヤなの?」と聞いても明確に答えられない場合も多いです。
 
 
何度も何度も聞くと問い詰めている感じになり、さらにイヤな気持ちを増幅させてしまうので要注意です。
 
 

 
 

◆新しい環境が苦手だから

 
 
興味はあるけど、新しい環境が苦手だからやりたがらないというパターンもあります。
 
 
発達障害の子どもは、新しい環境が苦手というお子さんが多いです。
 
 
どんな部屋なのかな?どんな人が先生なのかな?どんなお友達がいるのかな?といった不安が先行して、体験であっても一歩踏み出せないということもあります。
 
 
ではどうすればよいのでしょうか?事項でお話していきます。
 
 
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3.発達障害の子どもがスムーズに習い事を始められるようになる秘訣

 
 
まず、最も大事なのは本人が「これがしたい!」と言い出すまで待つことです。
 
 
脳は好きなことをしている時が一番成長する時ですので、本人がやりたいことをするということが大前提です。
 
 
しかし、ただ待っているだけでは発達障害の子ども自らが「これがしたい!」と言い出すことは少ないかもしれません。
 
 
そこで、ちょっとした種まきと超スモールステップですすめることをオススメします。
 
 

 
 
我が家の場合、息子が野球に興味を持ち、自ら習いたいと言い出すまでに、次のように進めました。
 
 

◆種まき

 
 
これまでも「ロボット教室はどう?」などの声かけはしていました。
 
 
しかし、声をかけたりホームページを見せるだけでは何をしているところかイメージが沸かず、それよりも不安が先行して拒否しているようでした。
 
 
そこで、息子が野球にちょっと興味を持ち始めた段階で、さらに興味が高まるような種まきをしてみました。
 
 
・TV観戦
・実際の試合を観に行く(この時は社会人野球)
・野球ゲームをする
 
 
など、野球のことを知る機会を増やしました。
 
 
その際は、大人も一緒に楽しむようにしました!
 
 

◆超スモールステップ

 
 
種まきを経て、息子が「体験、行ってみようかなー。でも緊張するから迷うなー。」と言い出しました。
 
 
過去の反省から、いきなり体験に行くことはやめました。
 
 
「体験」も発達障害の子どもにとってはハードルが高いのです。
 
 
そのため、体験に行く前に、
 
 
・野球チームに入団した友達の話を聞く
 
・練習している様子を遠くからのぞいてみる
 
・スポーツ用品店に行ってみる(野球ではどんな道具があるのかを見てみる)
 
 
ということを1ヶ月半ほどしました。
 
 
そして、徐々に気持ちが高まってきたところで体験に行きました。
 
 
・最初の体験は、練習には参加せず見るだけ
 
・2回目の体験は、20分だけ参加
 
・3回目の体験は、60分だけ参加
 
 
という風に、息子の様子を見ながら、徐々に体験参加時間を伸ばしていきました。
 
 
みんなが楽しそうに野球をしているところを見て、雰囲気を感じとったところで、ついに「野球やる!」と言いだしました。
 
 
それでも1ヶ月くらいは野球ゲームをしたりして様子を見ていたのですが、 本人の意思が強かったので入団を決めました。
 
 
晴れて、息子が好きなことで習い事がスタートしました!
 
 
正直、種まきをしてもうまくいかないことのほうが多いと思います。
 
 
私も、将棋教室、空手、英会話、ロボット教室などなど色々な種まきしましたが、どれも本人の「やってみたい!」にはつながらず、実りませんでした。
 
 
ですので、いい意味で前のめりになりすぎず、楽な気持ちで種まきすることをオススメします。
 
 
もちろん、習い事がすべてではなく、お家でも大人がしっかりと関わっていればちゃんと成長します!
 
 
日常生活で子どもと関わる中で、子どもの好きなことを見つけていくことと同時に、大人のほうからの「種まき」という両輪で子どもの成長を促せるといいですね。
 
 
みなさんのお子さんも好きなことを見つけて「これやりたい!」と言い出してくれる日が来ますように。
 
 
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執筆者:おぐらまりこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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