もう褒める言葉に迷わない!子どもが喜びママがラクに褒められる3つの秘訣

褒めるのがいいのはわかっているけれど、やって欲しくないことをやるのが子ども。どこを褒めたらいいの?と悩むお母さんの方が多いのではないでしょうか。そこで、視点を変えてどんな時なら褒められる?と考え、集中的に褒めることを実践してみました。
 

【目次】

1.褒める言葉が出てこない、子どもの褒め方がわからない
2.褒めたいけど褒められない日常的なイライラ
3.脳の感情のエリアが発達のカギになる
4.   褒めると叱るの割合が重要
5.褒める3ポイントを極め褒められないママを卒業

 

1.褒める言葉が出てこない、子どもの褒め方がわからない

 
 
最近は褒める育児が主流になりましたね。
 
 
私たちの親世代の昭和の厳しいしつけから、褒めて伸ばす育児へ時代が変わってきています。
 
 
わたし達母親だって、ガミガミ怒るより褒めていた方が気持ちがいいしラクですよね。
 
 
それでも、子どもを見ていると「どこを褒めたらいいの?」と思うことはありませんか?
 
 
 
 
時間通りに動かない子どもに、ニコニコして褒めながらも急かす、なんてこと難しくて出来ないですよね。
 
 
褒めたいけど褒められない、感情的にイラっときてしまう。
 
 
褒め方を教わってこなかった私たちは、褒められないジレンマに母親としての自信を失いがちです。
 
 

2.褒めたいけど褒められない日常的なイライラ

 
 
私の子どもは8歳のダウン症の女の子。
 
 
自閉症の傾向があり、不安が強く切り替えが難しいタイプです。
 
 
そのため、時間通りに動けないことが多々あります。
 
 
朝は特に、家を出るまでや学校についてからのお仕度に時間がかかります。
 
 
特別支援学級に在籍していて、私は毎朝の付き添い登校と学校でのお仕度が一通り終わるまで娘と一緒にいます。
 
 
この時が私のイライラポイントなのです。
 
 
 
 
理由は出勤時間が迫ってくるからです。
 
 
娘がダラダラし始めると、「早くしてよ!仕事に遅れちゃうじゃない」とイライラしてきます。
 
 
仕事がお休みの日は私の気持ちに余裕があるからか「今日はお気に入りのリボンシャツにしようか」と笑顔で声をかけられるのですが、仕事がある日は急かしてばかりです。
 
 
一日の始まりの朝にイライラし続けて、「いい加減にして!」と一度怒ってしまうと、なかなか収まらず、結局怒りつづけてしまうことは多々ありました。
 
 
「あぁ、また怒ってしまった」と反省しながら出勤です。
 
 
一日の始まりくらい、褒められなくてもせめて笑顔でバイバイしたいな、と苦しく思っていました。
 
 
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3.脳の感情のエリアが発達のカギになる

 
 
そもそもなぜ褒めることで子どもが伸びると言われるのでしょうか?
 
 
子どもの脳は周囲の人の感情に影響を受けます。
 
 
お母さんや家族の喜びが多く、元気で楽しいと子どもの脳も発達します。
 
 
怒ってばかりのお母さんだと子どもも怒りっぽくなります。
 
 
さらに、脳の感情系エリアはインプットとアウトプットの両方を担当していて、周囲の喜びや楽しい感情を受けると、自ら喜びの感情を放出するようになり発達します。
 
 
そして脳の感情のエリアと行動は連動しています。
 
 
つまり、感情の脳が育ってくると「~したい」と気持ちが動くようになり、心が行動に現れるという発達の段階を踏むのです。
 
 
そのため、子どもの周囲にいるお母さんや家族が気持ちを整えることが子どもにとって大事です。
 
 
 
 
この脳の発達の状況から私たち親子のことを分析すると、
 
 
①仕事がお休みで気持ちに余裕がある時は笑顔でいられる
 
②私のポジティブな感情で子どもも気持ちがおだやかでいられる
 
③母から笑顔で声をかけられたら子どもも「やろうかな」という気持ちになる
 
④やってみると母が笑顔で「できたね」と褒めてくれる
 
⑤「じゃあもっとやろうかな」と次の行動につながる
 
 
と腑に落ちます。
 
 
つまり、できるだけお母さんが笑顔でいられる場面で、褒めることを意識すれば子どもの行動力もあがっていくということです。
 
 

4.褒めると叱るの割合が重要

 
 
お子さんの行動力を上げるのに、お母さんの笑顔と褒めが大切なのはわかりますよね。
 
 
そして褒めは積み重ねが大事です。
 
 
例えば、お母さんとのコミュニケーションうち、褒めるが2割、叱るが8割では、子どもの行動力は上がりません。
 
 
理想では、褒めが8割、叱るが2割です。
 
 
理由は、脳はネガティブな記憶の方が残りやすいからです。
 
 
 
 
これは太古の昔から、人間が生き延びるために備わった脳の原始的機能からきています。
 
 
そのため、ネガティブよりもポジティブな記憶を増やすために、小まめに褒めることが有効です。
 
 
褒められて行動力がつき、行動出来ていることに子ども自身が気づくことが大事です。
 
 
「自分はできるんだ」と思うことで、やる気がさらにアップします。
 
 
自信が付き、やる気が出る、行動する、この成功体験の繰り返しで、高い自己肯定感を持つことができるのです。
 
 
では、私が褒められる場面ってどんな時?とご自分の状況を考えてみてください。
 
 
毎日の忙しい家事育児仕事の日々に、なかなか「ここなら」と思えるタイミングは多くはないと思います。
 
 
そこで、お母さんが意識すれば褒められる場面の例をお伝えしましょう。
 
 
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5.褒める3ポイントを極め褒められないママを卒業

 

まず、お母さんのイライラポイントになりやすい朝のお仕度から褒め対応をしようと思うと、ハードルが高いですね。

 
 
なぜかというと、親子共に毎日のルーティンで新鮮ではないからです。
 
 
さらにお母さんにとっては、ここで行動してくれるとすごく助かる!と期待値も高いため、うまくいかなかった時の気持ちの反動も大きいです。
 
 
子どもにとっても、眠たい朝に急に行動をスムーズにすることは難しい。
 
 
では、どうするか。
 
 
褒められるママになる方法、それは、非日常なシチュエーションでこまめに褒める、です。
 
 
ポイントは「簡単、ワクワク、初めて」
 
 
しかもお母さんが褒めやすいように、子どもに想定したミッションを出すことです。
 
 
「やることを分解して指示出しをすること」を意識して、ミッションを事前に想定!
 
 
我が家が実践したことをお伝えします。
 
 
ご自分に置き換えて「うちだったらどうしようかな」と考えてみてくださいね。
 
 
私が決めたのは、休日に外食先の回転寿司店で入店受付~テーブルセッティングを頼むこと。
 
 
まさに簡単 でワクワクして初めてのことです。
 
 
入店受付のタッチパネル操作を「ななちゃん、やってみる?」でミッションスタート。
 
 
いつもは3つ上の姉がサクサクやってしまうことも、自分に役割がまわってきたようだと笑顔。
 
 
タッチパネルも触ったことが数回しかないので、母が「ココ」と指さすところを、そのままタッチでOK。
 
 
「そうそう!」「いいね」
 
 
 
 
席の番号札、まだ数字の認識は「5」までです。
 
 
文字の形を確認しながら一緒に探します。
 
 
「あれと一緒かな~?」と誘導。
 
 
座席で答え合わせ。「合ってるね!せいか~い」
 
 
テーブルでセッティングや注文、お皿を取ってもらうことも、1つずつ「こうするよ~」と指示を出しても癇癪はありません。
 
 
新しいことだから素直に聞いてくれます。
 
 
その都度、「そうそう、できてるよ」「ありがとう~」と感謝。
 
 
いつも必ず頼むジュースも「今日はたくさんお手伝いしてくれたから、ジュース好きなの選んでいいよー」とご褒美風にする。
 
 
「やったー」と娘。
 
 
娘にとっても成功体験の連続でしたが、私にとっても「こんなに褒められるじゃん」と成功体験になりました。
 
 
それは、事前に褒めることを想定したシチュエーションだったので、連続して褒めることができ、久々に褒める感覚が気持ち良いと体験できたからです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
 
例えばお料理を一緒に作ってみるのもいいですね。
 
 
初めてのメニューであればお母さんのアドバイスも受け入れやすいかもしれません。
 
 
 
 
ぜひお子さんの好きなこと、興味を持ちそうなことでミッションを立ててみてください。
 
 
そして大事なのは、お母さんの気持ちの余裕が持てる時です。
 
 
お休みの日に非日常なミッション、そしてお子さんにとって「簡単、ワクワク、初めて」です。
 
 
ぜひ意識してみてください。
 
 
 
 
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執筆者:北川明希子
(発達科学コミュニケーション  トレーナー)
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